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2015年8月23日 (日)

東近江森の博覧会 サテライト観察会 第1弾!

 東近江市には広大な森林がありますが、河辺いきものの森のように子どもたちに馴染みのある森林ばかりではありません。むしろ、知らない森の方が多いと思います。

 森林と人との関わりが失われつつある今、東近江市では本年12月13日(日)に「東近江森の博覧会」を開催する予定です。

 森林とつながりのあるすべての自然環境は、東近江市の財産です。東近江森の博覧会は、これらすべてを博覧会の場ととらえ、その魅力や価値を紹介することで、森林と人との関わりを取り戻し、または生み出すきっかけを作ることを目的として開催するものです。

 森の博覧会は、1日限りのイベントですが、市内の自然環境の魅力や価値を広く知っていただくために、森の博覧会の開催日とは別に、市内の各所で、専門家による特別な観察会「サテライト観察会」を実施します。

 今年度、計4回の予定で進めているサテライト観察会の第1弾「夏の里山でいろいろな虫さんをさがそう!」を、本日河辺いきものの森にて行いました。

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↑ 本日の先生は本物の「虫博士」、寺本憲之さん(びわ湖の森の生き物研究会)です。

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↑ まずは室内で虫のお話。パワーポイントによるたくさんの画像を使って、森のスタッフも知らないような話をたくさんしてくださいました。

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↑ そして外へ!今回は、とにかくたくさんの種類の虫をつかまえることを目的にしました。ネイチャーセンターから出てすぐのところで、早速虫を見つけましたよ!

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↑ そして草はら広場へ。今回は18組の参加があり、低学年の子どもは保護者のかたと虫つかみに挑戦です。

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↑ おおー、つかまえましたね!草はらはバッタたちの天国です。

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↑ ほら!でっかいショウリョウバッタをつかまえました。手の平の半分以上の大きさがありますね。

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↑ 今日の参加者は、この森の勝手知ったる子どもたちも多かったので、どんどん草むらの中にまで入っていきます。

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↑ そして何より、虫博士が一緒に動いてくれましたから、虫を探しながらいろいろなことを教えてもらっていた子どももいます。

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↑ 「見て~!」でっかいショウリョウバッタと、オオカマキリをつかまえ、取材に来られた記者に得意げに見せます。今日は、読売新聞しが県民情報と、京都新聞のかたが取材に見えました。

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↑ 休憩をはさみ、後半は森の中へ。草はらとは違う昆虫が見つかるかな?

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↑ 何か見つけたようですね。じっとしていると、蚊も寄ってくるのですが、今日は「ハエやカの仲間」を見つければ得点につながるということもあって、案外歓迎されていたりして・・・

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↑ みんな、昆虫の種類が記されたカードを持ちながら、「まだ見つけていない仲間は何かな~?」と探します。バッタやトンボに比べると、甲虫の仲間は探す気にならないと見つからないものです。

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↑ 「これは・・・?」カブトムシの死体ですね。間違いなく甲虫!

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↑ そして水辺へ。シオカラトンボやギンヤンマのほかに、小さなイトトンボも見つけました。高学年の子どもの中には、「あ!交尾中や!逃がしたろ!」と言ってすぐに逃がす子どももいました。

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↑ 「先生、これ何のトンボですかね・・・?」保護者のかたが先生にたずねる場面も。虫つかみは、大人も子どもも楽しいものです。

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↑ 建物に戻り、得点を計算します。何点とれたかな?

つかんだ生き物は逃がすことがこの森でのルールですから、この後、生き物たちは逃がさないといけません。また、得点が高い人が賞品をもらえるわけでもありません。それでも、不満を言う子どもはいません。何かの結果より、「虫をさがした、自分でつかんだ」ということが存分に楽しかったのだと思います。

暑い日、2時間30分のプログラムでしたが、終わってみれば、あと1時間あっても子どもは飽きないだろうなあ、という感触でした。虫つかみは、やっぱり楽しいですね!

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↑ さて、今年度全4回のサテライト観察会は、すべて生き物のプロの方が講師を務めてくださる予定です。今回の講師の寺本氏も所属されている「びわ湖の森の生き物研究会」のメンバーの方々で、サンライズ出版からご覧のようなシリーズを出版されている4名の方を講師にお迎えする予定です。

今回は、河辺いきものの森が会場でしたが、残りの3回は東近江市内の他のフィールド(山や川)で実施します。概ねの予定としては、11月に魚、12月に野鳥、1月に哺乳類という予定です。詳細が決まれば適宜チラシの作成や遊林会ホームページ等でお知らせしますので、お楽しみに!

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↑ 観察会が終わり、午後に少し森に出ると、水辺で少なくとも4組のギンヤンマが一斉に産卵をしていました。こんなに一斉に産卵している様子を見たのは初めてのことでした。

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↑ 子どもたちが去った後も、森には相変わらず生き物が賑やかです。特別な機会や、特別な観察会でなくても、少しゆっくり森を歩けばいろいろな生き物に出会えますよ。残り少ない夏休み、家族で森に来てくださいね!

                                          MARU

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