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2015年6月

2015年6月20日 (土)

初夏の森

今年は梅雨らしいといえば梅雨らしい天候で、比較的まとまった雨が降っています。雨が降れば、季節が進む感じで、森は夏に向かって一気に動いています。

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↑ 先日から咲き始めたバイカモの花が、少しずつ増えています。でも、今年は全体的に花が少ないです。

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↑ 小さなムラサキシキブの花もそろそろ盛りを過ぎそうですが、まだきれいな花もたくさんあります。小さいですけど・・・

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↑ 今年のオカトラノオは、ほとんどの花が写真のように「立って」います。普通はもっと穂先が重そうに横になるんですけどね。

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↑ おいしそうなヒメコウゾの実もできてきました。おいしいのですが、ちょっと「毛」が口に残ります。

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↑ こちらも、実(み)と言えば実ですが、シュンランのタネが入った鞘です。まだまだこれから熟していきます。

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↑ シュンランと同じランの仲間、ツチアケビの花が咲いています。もっとも、ツチアケビは花よりも、その名の通りアケビのような形の実が真っ赤になって実る様子の方が有名ですね。ご覧の通り「葉っぱ」にあたるものはもっておらず、光合成できないので、共生する菌から養分をもらっています。

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↑ 生き物では、ハグロトンボが飛び始めました。このトンボが出現すると、初夏という感じがします。

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↑ 羽の水玉模様がかわいらしいカノコガもよく目にします。黄色と黒の体は、少しはハチを意識しているのでしょうか?

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↑ こちらも良く目にする小さなハエの仲間、マダラホソアシナガバエ。何と言ってもこの金属光沢が素晴らしい!飛行機の機体のようです。

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↑ いつも同じような場所(草の多い場所)で見かけるラミーカミキリ。ただ、多いとまでは言えず、見つけようと思っていくとなかなか見つけられません。独特の模様がきれいですが、外来種だそうです。
ちなみにWikipediaでラミーカミキリを調べたら、「背中側は緑白色で2つの円い黒点があり、ジャイアントパンダの顔のように見える」と記されています。えっ!?ジャイアントパンダ・・・?そんなことは考えたこともなかったのですが、ちょっと画像を切り取ってみると・・・

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↑ お~っ!本当だ!両手両足をそろえたパンダに見える・・・思わず笑ってしまいました。

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↑ ガラッと話題は変わりますが、明日、森で「建部里まつり」という大きなイベントがあります。建部地区まちづくり協議会さんが主催で、東近江市市制10周年記念協賛事業です。このイベントで、来場者(申込者)のみなさんに豚汁がふるまわれるのですが、本日そのための大鍋を持って来られました。大きい大きいとは聞いていたのですが、本当に大きいです。500人分くらいは余裕だそうで、明日は400人分作ると仰っていました。ちなみに味噌の量は5kgだそうです・・・

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↑ 明日は子ども向けにクイズラリーをしたり、森のたんけんをしたりと盛りだくさん、大人向けには私が森の話しをします。そして大人向けにもうひとつおもしろい企画がこちら。この森がある建部地区の古い写真を展示し、それについて語ろうという企画です。

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↑ 昭和初期の写真を中心に、約50枚ほど集められました。原板ではなくコピーですが、当時の雰囲気が十分伝わり、また解説も書いておいてくださるのでなかなかおもしろいです。

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↑ 今回のイベントのために地域で古い写真を集められたようですが、明日のイベントだけではもったいない!ということで、地域のお祭りなどでも使いたいとのことでした。本当に、こうしたものは地域の大きな財産ですね。

明日の「建部里まつり」は10:00~15:00、河辺いきものの森で実施します。食事が必要な方のみ事前申込が必要だったのですが、食事が不要であればクイズラリーや大人向けイベントの参加はどなたでも無料で参加できます。

ちょっと天気が怪しいですが、雨でも決行しています。豚汁は事前お申し込みがなくても食べられそうなほど作っていただけるので、お時間があればぜひお越しください。

                                          MARU

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2015年6月16日 (火)

森からの誘い

梅雨入りしてからすっきりしない天気が続いています。この時期は連日、市内の小学生が森に体験学習に来る時期で、今日も森の中では子どもたちの声が聞こえます。

さて、森の中で今見頃なのが、
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↑このオカトラノオ。くさはらに生える草で、下の方から小さな花が次々に咲いていく花です。
つづいて、
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↑水辺に咲き始めたバイカモ。
この森に生えているバイカモは、放っておくと外来種のカナダモに場所をとられたり、落ち葉が被って枯れてしまうので、ボランティアの方と一緒に守っている植物のひとつです。
花の時期が長いので、これからじっくり見られますよ。
最後は、
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↑見応えのあるオオバギボウシ。
名前の通り葉っぱは大きくて厳つい感じがしますが、花は雨粒の化粧もあって上品な感じがします。
他にもこれから見頃を迎えるムラサキシキブなどもあります。
これらの花々をみながら、しっとりした森を歩きに来ませんか?
SHINO

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2015年6月12日 (金)

表情のある花

おはようございます。
梅雨入りし、昨日の雨もあり、森がしっとり緑濃くなってきました。

森番のMさんから、ある花が咲いているということで、今日は朝から見に行ってきました。

20150612p6124862 ↑ウツボグサという名の花です

この森には、1カ所でしか見ることができないこの花ですが、今年もきれいな花を見せてくれました。

20150612p6124867_2 ↑上から見た花。こういった花の形のように見えますね。

20150612p6124870 ↑つぼみの様子です。
これを見つけた時、なんだか雷神様のような、歌舞伎役者のような、悪役のボスのような、さまざまな顔に見えました。みなさんは、何かに見えましたか?

スタッフの中で、なんでウツボグサなんやろ?
花の形が海のウツボの顔の形に似ているからかな?
でもそれなら、シソ科の植物みんなウツボグサになるんじゃない?
ん~確かに・・・

という議論をしたあと図鑑で調べてみると…
花がついている部分を、花穂(かすい)というのですが、その部分が矢を入れる武具の「空穂・靫(うつぼ)」に似ているところから、「ウツボ」という名前がついたそうです。

花が終わると、花が咲いていた部分が茶色くなる様子から「夏枯草(かこそう)」という別名もあるそうです。

今の季節は、森にはクモがたくさん巣を作っています。
こんなところにも・・・
20150612p6124879 ↑花と花の間に上手に網をあっています。
花に飛んでくる虫をゲットする作戦でしょうか、なかなかやりますね。

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山ではよく見られるそうですが、こういった平地で見られるのは珍しいのでしょうか、図鑑では花期が6~8月と書かれていますが、森の見頃はちょうど今です。

今年は、夏の枯れた様子も気にして見に行こうと思います。  bun

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