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2014年11月

2014年11月28日 (金)

集大成

 もうすぐ12月。クヌギやアベマキなどの落葉樹が一気に葉っぱを落とし初め、森の中は落ち葉でいっぱいです。連日、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます。今日も小学校の子どもたちが森に来ましたが、今日の活動は他の学校と違って特別なものです。
 ほとんどの学校が1年で1回だけの来訪になりますが、この学校は4年生で年間10回以上も森に来て、季節に応じた活動を行います。今日はその集大成で4年生が3年生を招待して、様々なイベントを行います。

01pb285381 ↑今日は天気も良くて、早速開会式が行われました。まずは、4年生が挨拶をしてこの後行われる前半5種、後半5種の計10種のイベントの紹介をしました。

02dsc_5844↑まずは焼きマシュマロ。毎年バウムクーヘンと並ぶ人気イベントです。4年生が3年生に焼き方を指導して、焼き上がったらカラースプレーなどのトッピングをしていました。

03img_2538↑こちらはカモフラージュ。ヒモで囲われた中に自然にないものが置いてあって、それが何個あるかを数えるゲームです。これをすると「森の視力」が鍛えられるので、この後森を探険すると普段は見つからないものがたくさん見つかります。

04pb288202 ↑受付が離れた場所にあるイベントは看板をもって勧誘へ。3・4年生合わせて140人もいるので、声を張り上げて勧誘していました。

06dsc_8116 ↑つづいてドングリコーナー1。このコーナーはドングリゴルフとボーリングの2つあって、これはドングリをボールにしたドングリゴルフ。段ボールの穴にはいったらOKなのですが、なかなか難しく苦戦していました。

07dsc_8137 ↑こちらはドングリボーリング。竹製のレーンとピンを使ったボーリングで、結構ピンを倒せていました。

05dsc_8107 ↑ここはドングリコーナー2で、ドングリゴマとドングリおみくじです。今日は17秒以上もまわす強者もいました!

08dsc_8162 ↑こちらは葉舟レース。4年生にササ舟の作り方を教わって、

09pb288214 ↑流しそうめんみたいに水でササ舟を流すゲームで今までにない新作です。

これで前半の5種は終わりで、続いて後半のイベントです。

12dsc_5925 ↑まずは毎年人気のバウムクーヘン。今回はプレーンとチョコ味で、前半の間に4年生ががんばって焼いていました。

13pb288299 ↑続いて森遊びコーナー。森の中のポイントに4年生が待っていて、その場所のクイズなどをとくイベントです。この時期はいろんな実があるので、3年生もたくさん見つけていました。

10dsc_5881 ↑こちらも毎年人気の竹工作。今回は、竹で作ったお守りに文字や絵をかいたり、竹の船を作って水に浮かばせて遊んでいました。

11dsc_5909 ↑これは竹工作コーナーの休憩所。たくさんのイベントを回る3年生のために竹で作った休憩所です。これらのイベントの内容や看板などは、森のスタッフや学校の先生が「こうしなさい」といっているわけではなく、自分たちで考えたものです。

14dsc_8172 ↑これはドングリコーナー3で、ドングリ迷路とドングリキャッチです。ドングリ迷路は上からドングリを転がして当たり、はずれなど入った所に応じて景品が変わります。

15pb280304 ↑これは屋根にドングリを投げて、転がってきたドングリをキャッチするドングリキャッチ。転がってきたドングリをキャッチするのは難しくて帽子を使うことが多いのですが、3年生にもなると帽子を使わず手でキャッチする子もいました。

16dsc_5930 ↑最後はドングリすくい。金魚すくいのドングリバージョンで、動かないドングリをすくうのは簡単だったようでドングリをたくさんすくっていました。

 今年はドングリを使ったイベントが多く内容も盛りだくさんで、4年生は準備や3年生の対応に追われていましたが、その分3年生に楽しんでもらえたと思います。イベントが終わった後の4年生の感想で、「去年の4年生の大変さが分かったわ~」とイベントを実施する側の楽しさ・大変さを体験できたのではないかと思います。

 午前中で3年生の招待イベントは終わりで、お昼を挟んで4年生は今までお世話になった森の保全活動です。

17dsc_8225 ↑保全活動が終わった後に食べる焼き芋の準備で、芋を熱い灰の中に放り込みます。芋を焼いている間に森の保全活動をします。なぜ森を保全するのか、保全するためには何が大事かなどを話したあと、4つのグループに分かれて作業を行いました。

18pb288387 ↑まずは柴刈り。リヤカーを引っ張って、森の中にたくさん落ちている枯れ枝を集めて束ねてたき火や薪ストーブの燃料にします。

19dsc_8230 ↑こちらは落ち葉かき。地面に降り積もった落ち葉を集めて・・・

20dsc_8252 ↑森の中にある竹柵にいれます。1枚1枚は軽い落ち葉といえど、これだけ集めるととても重くなり1人では到底運べません。

21img_2661 ↑この森はいろんな生き物がたくさん住める明るい森を目指して保全をしています。そこで。森を暗くする常緑樹を伐ってもらいました。

22dsc_5946 ↑最後はササ刈り。成長が速いササを刈ってドングリの木などを守ります。最初は嫌がっていた子どもも「ササを刈らへんとフユイチゴやスーパーボールの実がなくなるよ~」というと、「よっしゃ、やるでー!」とやる気を出してたくさん刈ってくれました。

作業が終わった後はお楽しみの焼き芋です。

23dsc_8309 24pb285467 ↑今日は午前は3年生の招待イベント、午後は保全活動と1日忙しかったので焼き芋は美味しかったのではないかと思います。
また年明けに来訪の予定がありますが、土日や冬休みなど自由に森に遊びに来てくださいね!
SHINO

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2014年11月27日 (木)

錦秋

雨が降り、色づき始めた葉が散ったかと心配しましたが…

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↑ イタヤカエデは見事に黄葉していました!梢の方の葉は少し落ちてしまいましたが、とてもきれいですよ。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 木の下を見ても見事!真っ黄色です。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ そしてまた上を見上げても…見事です!この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 他の木もきれいですよ。こちらはヤマコウバシ。飴色になりますね。このあと、茶色になったまま春まで葉をつけています。

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↑ こちらはアズキナシ。私には黄金色に見えます。

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↑ そしてクヌギ。クヌギの葉は生えている場所によって様々な色になりますが、この木はまぶしいくらいの黄色でした。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ そしていよいよ真打ち!「モミジの林」がだんだん見頃になってきましたよ。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 毎年フォトログに紹介していますが、「モミジの林」はこの大きなモミジが母樹だと思われ、そこからタネが散って林を形成したと思われます。母樹も今見頃です。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ モミジ以外のいろいろな落葉樹の紅葉も大好きですが、やはりモミジはモミジならではの美しさがありますね。

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↑ この写真は13時30分過ぎに撮影しました。日暮れの早いこの時期は、そんな時間帯でも既に太陽は斜めから射し、逆光気味に見るとこんな風に林全体が真っ赤に見えます。この写真、クリックすると大きくなります。

とてもきれいな季節は、一瞬で過ぎ去ります。もう数週間すると、大半の紅葉も落葉してしまいます。秋から冬へ。ここからは早いですね。

                                       MARU

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2014年11月23日 (日)

大阪 森でチャレンジ1・2・3!

大阪の環境事業協会さんとのイベントで、小学校4年生~6年生の子どもだけのイベント「森でチャレンジ1・2・3!」の2回目の「秋は工作!」を行いました。
(1回目の「夏はいきもの!」はこちら

秋は工作というタイトルですが、午前中は秋の森たんけんを行いました。

まずは、森でいろいろなものを発見するための「森の目」を良くするために、カモフラージュというゲームを行いました。
01dsc_5581 黄色い枠で囲まれたエリアに、自然物とそっくりな人工物が置いてあります。それが何個置いてあるのかを探すゲームです。

02pb237909 「見つけた!」 ただ、置いてあるだけなのですが、これが以外に難しい!
話してはいけないのがルールなので、見つけた時は「にやっ」とします。

15分ほどの時間でしたが、みんな地面に顔を近づけて必死に探している姿が印象的でした。

03dsc_7859 木々が色づきだした森の中は、歩くだけでもワクワク!森の目がついたので、さっそくたんけんへ出発です!

たんけんカードには、5つのミッションがかかれていて、「きのこ」・「葉っぱの色5種類」・「さむくてもいきているいきもの」の見つけるもの3つと、「落ちてくる葉っぱをキャッチ!」・「パチンコにちょうせん!」というやってみるものが2つでした。

04dsc_7852これは、葉っぱキャッチをしているところです。くるくる回って落ちてくる葉っぱや、紙飛行機のように、すーっと飛んでいく落ち葉など、みんなが思っているより葉っぱの動きは複雑で、キャッチするのは難しかったんじゃないかな?

05pb237942 見つけたり、ちょうせんできたら、たんけんバッグにシールを貼ります。
開始10分で「あと、パチンコだけ!」と言う声がたくさん聞こえました!これも森の目を鍛えたから!?

06dsc_7869 ちょうど今の時期に森で見られる「フユイチゴの実」。食べられるので、みんなで食べてみることに!「おいしい!」「すっぱい!」意見はいろいろで、美味しさに魅了されて次々に口へ運ぶ子どももいました。粒が大きくなっている実の方が甘かったね。

07pb237945 そして、今日一番みんなが覚えているだろう、森のいきものと言えば・・・「モジャ」
写真の中央手前に見られる茶色の塊で、本名は「ケバエ」という虫の幼虫です。その幼虫が集団で固まってモゾモゾしているのが森中で見られます。また、ケバエというだけあって、幼虫には毛がもじゃもじゃ生えているため、今日の名前は「モジャ」になりました。

08dsc_7879「 ここ、夏に入った!」 と、夏にこの池で魚つかみをしたのを覚えていて、「ここにいる魚にモジャを食べさせよう!」 と森から持って来たモジャを投げ込みました。すると・・・魚が食べにやってきて、みんな大興奮! 身を乗り出しすぎてはまらないか、見ていたこっちはヒヤヒヤしていましたが、誰も落ちることなくすみました。

09dsc_5660そして、最後はみんなでパチンコ!森で拾ってきたドングリで、的を狙います。

10dsc_5651 「カーンッ!」 的に当たるといい音がします。 この音が聞こえるととっても嬉しく、もう一度!もう一度!と何度もチャレンジしていました。

11dsc_5675 お昼ごはんを食べたあとは、自由時間。たんけんの時に見つけたツルを使って縄跳びをしています。このツルは、たんけんの時間は電車になっていました。

お昼からは、いよいよ工作の時間です!

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13pb238098 竹や木の枝を使った工作ですが、まずは最初にナイフの練習として「おはしづくり」、ノコギリの練習として「コップ作り」をしました。

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15pb238041 コップ作りは、ノコギリを使ったことのある子、ない子で作り上げる時間に大きく差がありました。「やり方見てたら、簡単そうにきってはったのに、むっちゃ難しいやんか!」と初めて使う子は言っていました。
ノコギリは、上手に切るコツをつかむことと、竹の太さによって切る労力が変わってくるということが、何度かしていたらわかってくるのですが、これは言葉だけでは伝えにくく、実際にいろいろ試してみるのが一番上達する方法かもしれません。

16pb238063 ノコギリで竹を上手にきるコツのひとつに「しっかり押さえる」ということがあります。長い竹をみんなで押さえながら切っていました。

17pb238112 ノコギリで切った場所を、ナイフで丁寧に面取りをしていました。 「妹の分も作るの!」とガールズトークを繰り広げながら、時間いっぱいオリジナルコップを仕上げていました。

18dsc_5766 こちらも、オリジナルコップ作り。緑色の部分は時間が経つと、茶色く変色していきます。今の間に緑色を削っていれば、色が変わりません。

19pb238073 ノコギリで切れ目をいれて、とんかちでたたくと、貯金箱のできあがり!たっぷり入りそうな貯金箱なので、お金が貯まるのが楽しみですね。

20dsc_5763 こちらは竹笛~♪ 竹の太さで笛の音色が変わります。細い竹で作ると、救急車のサイレンのような音になります。笛が出来上がったら、上手にならす練習をしていました。

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22dsc_5781男の子にも女の子にも人気だったのが、今年もどんぐり鉄砲!照準器を取り付けたり、森にドングリを拾いに行って試し打ちをしたりしていました。

他にも、入れ物や枝エンピツ、菜箸などを作り、紙袋にいっぱい自分で作った作品を入れていました。

23pb238152 最後は、焼きたての焼き芋と、あったかい飲み物。飲み物は、自分で作ったコップで飲んでいる子もいました。 立派なコップ、ぜひお家でもつかってくださいね。

24pb238160 「美味しい顔~!」をいただきました。 

次回は2月28日、「冬はたき火」です。また新たなチャレンジがみんなを待っているので楽しみに来て下さいね! yoshi

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2014年11月22日 (土)

秋色

11月も下旬、朝夕はすっかり寒くなり、昨日の朝の東近江市の最低気温は-1℃だったようです。そうかと思うと、日中は太陽が出ていれば本当にポカポカ陽気で、非常に気持ちよく過ごせます。こうした気温差のおかげで紅葉は日に日に美しくなってきており、この森もそろそろ見頃を迎えてきました。

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↑ この時期、まず気になるのがイタヤカエデ。本日はこんな様子です。まだ緑色の葉もありますが、ここからは一気に色づいてきそうです。昨年は、11月24日頃が非常にきれいでした。

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↑ ちなみにイタヤカエデはこんな形の葉っぱをしています。毎年、見事な黄色になります。

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↑ 普段はあまり目立たないのに、この時期一気に人目を引きつけるのがこのシラキ。本当に鮮やかです。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ こちらがシラキの葉っぱ。一枚一枚がとてもきれいで、しかも黄色から赤色へのグラデーションが素晴らしい!大好きな木です。

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↑ クヌギやアベマキなどのドングリの木、ケヤキ・・・そういった木々たちもそれぞれ色づいています。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ こちら見事なドングリの木の紅葉(黄葉)。今年はきれいです。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ そしてモミジ。この森の一番奥にある「モミジの林」の見頃はもう少し先ですが、例年そこより一足早く、くさはら広場近くの林でモミジが色づき始めます。ここはモミジ以外の落葉樹や常緑樹の木も多く、モミジへの日の当たり方も様々なためか、モミジもそれぞれ色々な色に葉を色づかせます。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 真っ赤な葉っぱ、黄色の葉っぱ、オレンジの葉っぱ。実に多様です。

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↑ 「モミジの林」は、モミジを優先して残す保全作業を行っていますが、このエリアはクヌギやケヤキ、アラカシなど色々な樹種・高さの木が混在するので、画面一面モミジという写真にはなりません。しかし、他の木々の間からこうして見えるモミジたちの様子もなかなか美しく、毎年ここで写真を撮っています。

朝は寒くても、日中は本当に気持ちいいですよ。ちょっと心と体を癒しに、森に来てみませんか?

                                        MARU

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2014年11月 2日 (日)

プチ!モリイコ! 秋の森で工作をしよう!

 もう11月に入って朝晩はだいぶ寒くなって来ました。今日はプチ!モリイコ!の第2弾「秋の森で工作をしよう!」です。第1弾は5月の終わりに春の森探険を行っていますが(詳細はこちら)、今回はドングリをつかっていろんな工作をしました。

01_dsc_4045↑ドングリを拾いに行く前に焼き芋の準備です。工作している間にじっくり焼きます。

02_pb027392 ↑どんなドングリでもいいわけではなく、虫があけた穴がないかチェックしながら拾います。

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 ドングリを集めていると、他にもいろんなものが見つかります。

05_dsc_4206↑カマキリみーつけた!
いきものは寒さでだいぶ減って来ましたが、天気のいい日にはカナヘビやカマキリが見つかります。他にも、昨日降った雨で森にはキノコがたくさんありました。

 ドングリを拾ったら早速工作です。

06_dsc_4066 ↑作る物が決まったら、どのドングリをつかうか選びます。

07_dsc_4070 ↑錐やニッパーは危ないので、家の人にしてもらいます。

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11_dsc_4128↑こんなにできた!

15_dsc_4130 ↑自慢の作ったコマで他の子と勝負したり、

14_dsc_4134↑ヤジロベーを何段積めるか挑戦したり(今回は三段が最高記録でした)。

他にもこんなものもつくりました。それは・・・

16_dsc_4241↑長い竹串をつかった恐竜と、ドングリをタイヤにしたドングリカー。
今日はたっぷり1時間工作の時間があったので、いろんなペンダントやドングリゴマ、キリンやライオンなどのいきもの、ロケットなどいっぱいつくることが出来ました。

17_pb027437 ↑工作が終わったら、最後はできたての焼き芋です。味はどうだったかな?

この森ではこれからモミジなどの紅葉・黄葉がピークを迎えます。この森は平地なので、ベビーカーや車椅子での散策も可能です。赤や黄色に色づいた森に是非遊びに来てください(昨年の様子はこちらです)。

SHINO


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