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2014年9月

2014年9月30日 (火)

秋の一コマ

明日から10月。
森には、連日子どもたちがやってきており、毎日にぎやかです。今年、この森にはドングリがたくさん落ちていますが、先日福井県からやってきた知人は、「福井の方はドングリが不作でクマが里に降りてきている」とのことでした。

さて、今日は秋の様子を少しだけお届けします。

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↑ 先日、9月18日のフォトログにあげたアキノギンリョウソウが、見頃になってきました。雨が少なく、まだ真っ白のままです。

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↑ ツルニンジンも咲いていますが、毎年この花には頻繁にスズメバチがやってきます。今日は珍しくハチは来ていませんでした。

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↑ 夏が終わり、秋に向かうにつれて生き物の命運も分かれて来ます。丸々と太ったクモの巣には、カマキリの無残な姿がぶらさがっていました。

10月を目前にしながら、ミンミンゼミやツクツクボウシはまだがんばって鳴いています。立派なサイズのショウリョウバッタやオオカマキリも見つかります。森のあちこちでは、ドングリの落ちる音が響いています。

秋本番。ここからは季節のうつろいが早いです。

                                       MARU

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2014年9月27日 (土)

環境事業協会「たっぷりドングリ!」

今日は、大阪の環境事業協会さんとのイベントで、14組の親子が大阪から来られました。
最近はだいぶ涼しくなってきたのですが、今日は一日快晴で陰に入らないと暑いくらいでした。

初めて来られた人もいるので、森の生き物などの話をしてからクイズラリーに出発しました。

01_dsc_6888↑「カマキリつかまえた!」
02_dsc_212003_p9274510↑「カナヘビつかまえた~!」
クイズを解く前に、草原でいきものたちのお出迎え。カマキリやカナヘビだけでなく、バッタやコオロギもたくさん見つかりました!

04_p9275838 ↑「う~ん、どれやろ?」

05_dsc_2125 ↑「かわいい~」
クイズの途中でも生き物がたくさん!クイズを忘れて生き物つかみをする子も・・・

06_dsc_6893 ↑「う~ん、これかな?」

お昼から工作をするので、クイズから帰ってきたら材料になるドングリ拾い!今、森にはドングリがたくさん落ちています。選りすぐりのドングリを集めます。

07 ↑「こんなんあったよ!」
大きなドングリや根っこがでているドングリなどいろんなドングリがありました。

08_p9274530 ↑「キノコ、みーつけた!」

09_img_9152↑「ここにもカマキリおったー」
ドングリを拾っている間でも、いろんなキノコやカマキリを見つけていました!

お昼からは工作です。午前中に拾ったドングリや枝などでいろんな工作をしました。
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↑「どれにしようかな~?」

11_dsc_6914↑「これとこれにする!」
こちらはドングリ工作コーナー。ドングリを使ってキリンやライオンなどいろんな生き物やペンダントを作ります。
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↑こちらはモビールです。ドングリで作った生き物などをぶらさげます。うまくバランスがとれるかな?

13_↑「ギーコ、ギーコ」
ノコギリで枝を切って・・・

14_dsc_6927 ↑木のプレートにドングリと一緒に飾ったり・・・
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16_dsc_6943 ↑台紙に貼り付けて枝の迷路を作ります。

今日はみんな力作揃いで、スタッフもビックリするような作品も見られました!
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↑子どもたちも熱心に・・・

18_p9274547 ↑大人も負けじと、凝った作品がたくさん出来ました!

19_p9274550 ↑「一緒に、ハイ、チーズ!」
枝迷路も平面の迷路ではなくトンネルなどの立体の迷路ができました!今日はドングリで作る「トトロ」が人気で、こどもも大人もいろんなトトロを作っていました。

工作が終わった後は、最後のお楽しみの焼き芋です!

20_dsc_6983↑「あっちっちっ」
焼きたての焼き芋の味はどうだったかな?

今日はクイズをしながら生き物をたくさん見つけたり、どんぐりや枝などを使ってたっぷり工作をしたりと、今の森を満喫できたのではないかと思います。
保護者のアンケートを読んでみると、
「子どもも親も楽しんだ」
「子どもをほったらかして工作をした」
など、子どもだけでなく親の方も十分楽しんでいただけたのではないかと思います。

次回は冬の森!ハチやヘビもいないので森の中を自由に探険したり、たきびで暖まったり・・・たき火の後にはお楽しみがあるかも?
次回のイベントもお楽しみに!

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2014年9月25日 (木)

秋本番!

秋と言えば「紅葉」というイメージが強いですが、紅葉が楽しめるのはまだ2ヶ月近く先。それでも、この森では「秋が来たなあ」と感じることがあります。それは…

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↑ ドングリ拾いの子どもたちがやってくることです。本日より、いよいよこうした学校の利用がスタートしました。

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↑ クイズラリーを楽しみ、森を探険し、ドングリをひろってドングリ工作を行うというのが、この時期にやってくる学校の定番プログラムです。

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↑ 夏に元気だった生き物たちも、だいぶ痛々しい姿に変わってきました。こちらヒョウモンチョウの仲間がアザミの蜜を吸いにきているところですが、その片羽はもうボロボロ。それでもまだ元気に飛べるようで、次から次へと秋の花を訪れていました。

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↑ 再び子どもたちの活動に戻ります。秋といえばやはり焼き芋!本日、今シーズン初めての焼き芋を焼きました。今年は芋が小ぶりですが、何とか期待(この森の焼き芋を楽しみにしている人も多いのです)に応えられそうです。

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↑ 焼き芋のお味は・・・?子どものこの顔を見れば分かりますね!

今年もいよいよ森の秋が始まりました!

                                       MARU

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2014年9月18日 (木)

初秋の一コマ

日に日に秋が進んでいます。
本日も一日中、小学生たちで森は賑やかでしたが、非常にすごしやすい日でした。

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↑ 巷でもヒガンバナが目立ち始めましたが、森でも数日前から咲き始めました。歩道沿いや林内、竹林の中など、節操なくあちこちに咲いています。

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↑ アキノギンリョウソウが、顔を出し始めました。この後もう少し伸びて、花を開きます。透き通るような真っ白の時期はわずかで、日が経つにつれて茶色く濁った色になっていきます。

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↑ イタドリに花が咲いています。小さい花ですが、雪の結晶のような美しさがあります。

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↑ 秋はスズメバチの数が多くなる季節。エサがたくさん必要なこの時期は、あちこちで狩りを行っています。これは先日撮影した狩りの様子で、ミンミンゼミを捕まえて胸の辺りの肉を切り取り、これから巣に持ち帰ろうとしているところです。

この狩りがあったのは先日の遊林会作業日の時のことで、みんなで様子を見ていたのですが、胸の肉を運び去った後、ミンミンゼミを拾い上げてそのかじりあとなどをみんなで見て、すごいな~と感心していたのですが、観察のあとそのミンミンゼミを別の場所に置いておきました。
すると、この写真を撮った場所に、このハチと(たぶん)同じハチが帰ってきて、必死にセミを探している様子です。
そこで、もとの場所にセミを戻すと、さっそくそのハチはセミを見つけて、さらに体を解体し始めました。頭をかじって持ち去ると、また戻ってきて、次は胸を持ち去り、腹を持ち去り…結局、脚とハネだけを残して、すべて持ち去っていったのです。
「食べ残し」をしないんだなあと、妙に感心しました。

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↑ こちらは、本日歩いていて見つけた光り物。タマムシのハネです。死んでなお輝いています。

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↑ 木のベンチの割れ目から芽吹いたヤマウルシ。小さな秋。

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↑ ヤマジノホトトギスがきれいに咲いています。この森の個体は、図鑑で紹介されるような斑点が少ないです。

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↑ ヤマジノホトトギスは蕾もかわいいです。

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↑ こちら開きかけの花。

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↑ そしてこのように開きます。じつに複雑な、美しい形です。なぜか遊園地を思い出します。

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↑ 久しぶりに、パソコンの壁紙用に撮影しました。この写真、クリックすると大きくなるので、よろしければどうぞ(右クリックで「デスクトップの背景として設定」)。

今週になって、ドングリも一気に落ちはじめました。例年より、少し早い秋を迎えそうです。

                                          MARU

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2014年9月 7日 (日)

夏の空と秋の気配

今年の夏は雨が多い!森に子どもたちがやってくる度に雨が降ります。昨日のモリイコ!Sも見事に雨が降りました。
そんな中、本日は久しぶりに団体が入っていない日。遊林会のスタッフは全員休んでいます。そんな日に限って…

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↑ 久しぶりの夏空です!そよそよと風が吹き、過ごしやすい1日となりました。

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↑ 森では夏を長引かせようかとするかのように、セミの声がず~っっっっっと聞こえます。特にこのミンミンゼミが賑やかです。

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↑ 初夏から咲き始め、非常に花期の長い植物のひとつ、ツユクサもまだきれいに咲いています。

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↑ しかし、秋の気配は着実に近づいてきました。既にドングリは落ちはじめていますが、本格的に落ちるのはまだこれから。大きなアベマキのドングリも、イガイガ帽子から顔をのぞかせ始めました。

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↑ コナラのドングリもだいぶ大きくなってきています。

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↑ 秋らしいヤブランの花も森のあちこちできれいです。このヤブランが林床にたくさん咲く様子、実際に見ると本当にきれいなのですが、写真でそれをお伝えするのが実に難しい。この「モミジの林」の林床にたくさん咲くヤブランの様子はなかなか見応えがあるのですが…伝わりませんね。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ こちらも秋に咲くクサギの花。ちょうど咲き出したところです。クサギはその臭いにおいを嫌う人も多いですが、この繊細な形の花や、瑠璃色の実をつけるこの木は、私は切らずに置いておきたい方です。

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↑ 秋の七草のひとつ、クズの花も咲き出しました。クズは里山の保全上、積極的に刈っていますが、全滅させるのは無理なので、毎年こうして花を楽しむ(?)ことができます。

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↑ こちらも秋らしい花、ナンバンギセル。ススキの株元に生えるので、草をかき分けないと撮影できません。

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↑ こちらはツル植物のサネカズラ(ビナンカズラ)の花。冬に、赤い粒粒がたくさんついた大きな赤い実をつけますが、この花を見るといかにもそんな実をつけそうに思いますね。しかし、じつはこれは雄花。これには実はなりません。

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↑ 雌花を一生懸命探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。その代わりに見つけたのがこちら、受粉したあとの雌花です。これがだんだん大きく、赤くなるのですね。
ちなみにサネカズラの雄花と雌花の写真は同じ場所で撮影したのですが、サネカズラは雄と雌の木が別のはず。
ツル性植物のため、同じ場所に生えていても地面の方で株が分かれているのかと思ったのですが、なんせ複雑にからみあっていますから突き止められません。
センターに帰って図鑑をよく読んでみると、「雌雄別株または同株」(山と渓谷社 樹に咲く花1)と書かれているではありませんか。「または」なんて事があるんですね。

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↑ 秋の虫…のイメージが強い赤トンボ。「ドングリ」という名前の木がなくて、コナラ・クヌギ・アベマキ…などがあるのと同じように、「アカトンボ」という名前のトンボはいなくて、ナツアカネやアキアカネなどたくさんの赤トンボがいます。こちらはマユタテアカネ(だと思う)。唐辛子のように真っ赤ですね。

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↑ 最後は、人によっては悲鳴の上がる虫の写真。ヨコヅナサシガメというカメムシの仲間の、幼虫たちです。黒と赤の毒々しい色をしていますが、ひときわ赤い中央のものは脱皮したばかりの幼虫。脱皮したてはこのように真っ赤なのです。このあと、冬になるまで何度か脱皮をして、樹皮のくぼみなどで集団で越冬して春を待ちます。

この数日は、団体もなくスタッフは少し骨休めができますが、今週後半からはいよいよ秋の利用ピークに突入します。秋の森を存分に楽しみましょうね!


                                     MARU




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