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2014年1月 4日 (土)

新年おめでとうございます

2014年を迎えました。

新年最初のフォトログは、本日森を歩いていて「オッ!?」と感じたカットをランダムに並べていきます。

今回の記事は、写真の内容に関係なく、エッセイ風につづっていこうと思います。

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さて、この年末年始は穏やかな気候となり、休館日にも関わらず森の散策に来ていた家族連れの姿も見られました。かくいう私も、家の用事を済ませた12月31日に、子どもを連れて森を歩きに来ました。

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私の子どもは3歳と1歳で、3歳の長男は既に何度も森に連れてきています。1歳の子どもの森デビューはまだです。

年末には3歳の長男と2人で森にやってきました。この時期、昆虫やサワガニなどの子どもの興味を引く生き物の姿は見られませんが、小春日和のこの日、子どもは1時間半ほど森を歩きました。

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私は、この森で働いているからと言って、自分の子どもに特別なことを教えているわけではありません。

むしろ、自分の子どもの様子を見てこちらが勉強させてもらっているという方が当たっています。

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モリイコ!の子どもは4歳からということもあって、なかなか3歳以下の子どもと森で接するという機会はありません。

言葉の発達がぐんぐんと進む途中の3歳という年齢の子どもが、森のどういう物に興味をひかれ、どんなことに夢中になるのかを、私の方が興味をもって見ています。

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秋に、長男に初めてフユイチゴの実を食べさせました。

森にやってきた子どもたちにフユイチゴの実を食べさせる時には、食べさせ方(どういう風に言うのか)に工夫をしてきた経緯があります(「食べてみ」と言っても、今の子どもは食べないのです)。

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根本的には、子どもたちと私たちスタッフとの間の信頼関係が醸成されていない間に食べさせようとするとそれなりに工夫がいる、ということなのですが、親子なら(一応…)最初から信頼関係がありますから、私は長男の前でいきなり無言でフユイチゴを食べてみました。

長男は「えっ!それ食べられるの?」と言いながら、とって食べました。すると「おいしい!」と言ってまた食べました。

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長男には「他の生き物も食べるから3つだけにしておこう」と言い、「何かの果物の味と似てなかった?」と聞いてみました。すると「イチゴ!」と答えました。先入観が無いと、結構すなおな感想が出てくるんだなあと感心しました。

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12月の遊林会活動日には、休暇をとって初めて長男を里山保全作業に参加させてみました。お目当てはもちろんお昼のお餅つきだったのですが、お昼の前には落ち葉かきの作業を一緒にしました。

体力も限られていますから、さすがに途中で飽きてきましたが、作業に参加する他の子どもたちがいたおかげもあって、それなりに落ち葉かき作業をしました。

そしてお昼にはお餅もおでんもおいしく頂き、午後からは家に連れて帰ろうといったんは車に乗せて途中まで帰りましたが、「もう1回森に行きたい!」と言うので結局戻って夕方まで1日中、森で遊んでいました。1日も森にいたのは初めてのことです。

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年末に長男を連れてきた時、森の中の道を歩いていると子どもがよくこんなことを言いました。

「こっちの森に行こ!」

こっちの森とはどういう意味かと言えば、道から外れて森の中に分け入ろうという意味のようです。この森は子どもたちが入っていけるように下草刈りなどを丁寧にしているので、3歳の子どもでもどんどん道から外れて歩こうとするのです。

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この森は遊林会の人たちが手入れをし、その結果様々な植物が生育し、様々な生き物も住み、そして様々な人たちが集っています。

子どもが喜ぶ遊具も無いところで1日いられるのは、こうした環境が整っているおかげです。私一人では、1日飽きずに子どもが森で過ごせるとは思えません。

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この森で働いて13年経ちましたが、自分の子どもを連れてきて、今でも改めてこの森の良さが分かるというのは、本当にいい森なんだなあと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

                                         MARU

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