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2014年1月

2014年1月24日 (金)

たき火プログラム

新年になってから、既にモリイコ!の子どもたちやボーイスカウトさんなどの来訪はありましたが、本日は2014年初めての小学校が来訪しました。

この学校の3年生は秋に一度来ていますので、今回で二度目。秋と冬の森を楽しみに来てくれました。

冬の定番プログラムはたき火。今日もマッチを使って、たきぎを森から拾い集めながらのたき火に挑戦しました。

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↑ まずはマッチの練習。マッチをすった経験のある子どもは本当に少数です。結構、失敗していました。

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↑ 最初に火をつけるのは、枯れたスギ葉。もちろん、森の中を駆け回って子どもたちが自分で集めてくるわけです。

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↑ たき火で大事なのは、火をつける前の準備。生枝と枯れ枝の見分け方を教えた上で、細い枝・太い枝を拾い集めてきて、次にたき火台に入る大きさに折って、太さ別に分けていきます。ちなみに今回も班対抗の競争なので、こうした段取りが順位を分けることになります。

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↑ さあ、いざ点火!「こうやってやるんや!」みんな必死です。

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↑ 本日の「競争」には子どもだけではなくて、「先生班」も作りました。先生も手加減無用、真剣に勝負に参加してもらいます。

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↑ 「うわ~先生すごい!」大人の意地を見せてくれます。今回は、先生班がダントツの1位でした。

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↑ 子どもたちもやっと調子が出てきました。でも、ついたと思えばまた消えて…を何回も繰り返しました。

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↑ 火がついた後は、竹を切ってコップを作り、竹を切り出しナイフで削って竹串を作り、マシュマロをあぶって食べます。いや~おいしい!

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↑ 竹コップには、あったかいココアを入れていただきました。あ~おいしい…

今日はとっても良い天気で、絶好の活動日和でした。今日来た子どもたちは、また4年生の春になってもう一度来てくれる予定です。今度は春の森を楽しもうね!

                                      MARU

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2014年1月18日 (土)

冬のスナップ

今日も寒い一日でしたが、森では「モリイコ!」の子どもたちの声が響いていました。

私は保全作業の予定等を下調べするために何度か森に出ましたが、今日はニコンの古いレンズ、Ai Nikkor 35mm f/1.4S だけをカメラ(D700)につけて森に出ました。古いとはいっても、今も現役として使用しているお気に入りのマニュアルフォーカスレンズです。

今回の写真はすべて上記のレンズで撮影し、ノートリミングで掲載します。コメントの最後に「F2」などと記載しているのは、撮影時の絞り値です。参考までに。

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↑ 常緑樹林の林床には、今無数のアラカシの実生(タネから出た芽生え)が見られます。しかし照度不足のため、これらの実生のうち来年も葉っぱをつけているものはほとんどありません。クヌギやアベマキのドングリからは、秋の早い時期にドングリから根っこが出ていますが、アラカシのドングリで根っこが出ているのを見ることはあまりありません。発芽率が低いのでしょうか? F5.6

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↑ こちらもドングリの仲間のコナラ。コナラの葉は葉っぱを落とす離層の発達が十分でないため、遅くまで葉を落とさずにいる木が多いと聞いたことがありますが、このように真っ赤になってしかもあちこち虫に食われながらも、美しく葉をつけていました。 F2

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↑ 森の中で、突然真っ黒な物を発見!まるで消し炭をまいたようですが、どうやらタヌキのため糞のようです。久しぶりに見つけました。 F5.6

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↑ 以前、別のため糞を発見した時はもっとこんもりとした「山」になっていたのですが、このため糞は平べったかったので、ため糞の場として利用されなくなってだいぶ経つのかな?などと推理をしたのですが、よく見ると、新鮮そうな大量のカキのタネが含まれています。ということは、つい最近も利用しているということですね。 F5.6

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↑ 本日はゆっくり森を歩く時間がなかったので、35mmの画角を活かした撮影が十分にできませんでしたが、本日のお気に入りはこちら。落ち葉の積もった地面をかきわけ、冷たい空気に身をさらすキノコです。よりそうように、仲良く生えていました。 F2

明日は雪が降る予報ですが、明日も森には2団体がやってきます。雪の上にタヌキの足跡が見られるといいですね。

                                       MARU

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2014年1月 7日 (火)

冬の実たち

気象庁の発表によると、東近江市の本日の朝の気温はマイナス4.9℃で、今季最低気温を記録したそうです。東近江市だけではなく、今朝は全国各地で今季最低を記録したところが多かったようです。

しかし日中は青空が広がり、とても良い天気になりました。今日は森を散策に来た人の姿はみかけませんでしたが、冬の森を楽しむには絶好の日和でしたよ。

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↑ 青空の中に、柿の「へた」だけが星のように残っていました。この森に生えているカキノキは渋柿なのですが、ちょうど今頃になると鳥たちに食べ頃になるようで、ヒヨドリやメジロなどがついばみに来ています。カラスはその場で食べず、丸ごと実を口にくわえて持ち去ることが多いように思います。

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↑ カキノキの下を通ると、こんな風についばんだ跡の実が落下しています。熟しきっていておいしそうですが、頭に落ちてきたらちょっと困りますね。

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↑ 一方、これから春にかけて熟していく実ももうなりはじめています。それほど種類は多くないですが、こちらはナワシログミ。おいしくなるのは5月頃かな?

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↑ 今、森には「タネをまくぞ!」という植物が結構あります。こちらは、すっかり種が出来上がっているウバユリです。強い風が吹いたり、人や獣がこの茎に触れたりすると、茎の先端についているこのサヤの部分が揺すられて、中にぎっしりと詰まっているハネ付きのタネが辺りに散らばります。私は、このタネを見るといつも「ポテトチップス」を連想します。

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↑ ウバユリのタネが入ったサヤに光が当たると、「ポテトチップス」の部分が光りを反射します。工夫して撮ると、このようにランプが灯っているように見えます。

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↑ こちらもタネのまわりにハネ状のものをつけて周辺に飛び散らせる植物です。今、ぎっしりとタネが入っていますね。この特徴的な星形の植物は、ツルニンジンです。

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↑ ツルニンジンのタネをいくつか取り出してみました。黒っぽい手袋の上で撮影しています。結構立派なハネが付いていますね。ちなみに手袋に付いている白っぽい丸は滑り止めのドットで、その直径は約1.8mmです。

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↑ こちら、今年当たり年(?)だったシュンランの実。先日からサヤが弾けました。弾けたといってもパカッと開くのではなく、ご覧のようにわずかにすき間ができる程度です。シュンランのタネはこの狭いすき間から外に散らばっていくのですが、じつはこんなすき間でも十分なのです。

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↑ なぜなら、この白くて細長いものがシュンランのタネだからです。右側のドットの大きさと比べてみると、いかに小さいかが分かります。言ってみれば「粉」のようなもので、サヤを揺すってみるとこの白い粉が風に乗って散らばっていきます。

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↑ 最後は野鳥の写真。今日は久しぶりに大人のオスのルリビタキに出会いました。毎年見ていたのはメスか若いオスで、それらは写真のような瑠璃色はしていません。ちょっとピントが外れていますが、今日はこの写真が精一杯でした。

バードウォッチングにも最適の季節です。天候が良ければ、どうぞおこしくださいね。

                                           MARU

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2014年1月 4日 (土)

新年おめでとうございます

2014年を迎えました。

新年最初のフォトログは、本日森を歩いていて「オッ!?」と感じたカットをランダムに並べていきます。

今回の記事は、写真の内容に関係なく、エッセイ風につづっていこうと思います。

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さて、この年末年始は穏やかな気候となり、休館日にも関わらず森の散策に来ていた家族連れの姿も見られました。かくいう私も、家の用事を済ませた12月31日に、子どもを連れて森を歩きに来ました。

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私の子どもは3歳と1歳で、3歳の長男は既に何度も森に連れてきています。1歳の子どもの森デビューはまだです。

年末には3歳の長男と2人で森にやってきました。この時期、昆虫やサワガニなどの子どもの興味を引く生き物の姿は見られませんが、小春日和のこの日、子どもは1時間半ほど森を歩きました。

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私は、この森で働いているからと言って、自分の子どもに特別なことを教えているわけではありません。

むしろ、自分の子どもの様子を見てこちらが勉強させてもらっているという方が当たっています。

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モリイコ!の子どもは4歳からということもあって、なかなか3歳以下の子どもと森で接するという機会はありません。

言葉の発達がぐんぐんと進む途中の3歳という年齢の子どもが、森のどういう物に興味をひかれ、どんなことに夢中になるのかを、私の方が興味をもって見ています。

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秋に、長男に初めてフユイチゴの実を食べさせました。

森にやってきた子どもたちにフユイチゴの実を食べさせる時には、食べさせ方(どういう風に言うのか)に工夫をしてきた経緯があります(「食べてみ」と言っても、今の子どもは食べないのです)。

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根本的には、子どもたちと私たちスタッフとの間の信頼関係が醸成されていない間に食べさせようとするとそれなりに工夫がいる、ということなのですが、親子なら(一応…)最初から信頼関係がありますから、私は長男の前でいきなり無言でフユイチゴを食べてみました。

長男は「えっ!それ食べられるの?」と言いながら、とって食べました。すると「おいしい!」と言ってまた食べました。

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長男には「他の生き物も食べるから3つだけにしておこう」と言い、「何かの果物の味と似てなかった?」と聞いてみました。すると「イチゴ!」と答えました。先入観が無いと、結構すなおな感想が出てくるんだなあと感心しました。

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12月の遊林会活動日には、休暇をとって初めて長男を里山保全作業に参加させてみました。お目当てはもちろんお昼のお餅つきだったのですが、お昼の前には落ち葉かきの作業を一緒にしました。

体力も限られていますから、さすがに途中で飽きてきましたが、作業に参加する他の子どもたちがいたおかげもあって、それなりに落ち葉かき作業をしました。

そしてお昼にはお餅もおでんもおいしく頂き、午後からは家に連れて帰ろうといったんは車に乗せて途中まで帰りましたが、「もう1回森に行きたい!」と言うので結局戻って夕方まで1日中、森で遊んでいました。1日も森にいたのは初めてのことです。

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年末に長男を連れてきた時、森の中の道を歩いていると子どもがよくこんなことを言いました。

「こっちの森に行こ!」

こっちの森とはどういう意味かと言えば、道から外れて森の中に分け入ろうという意味のようです。この森は子どもたちが入っていけるように下草刈りなどを丁寧にしているので、3歳の子どもでもどんどん道から外れて歩こうとするのです。

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この森は遊林会の人たちが手入れをし、その結果様々な植物が生育し、様々な生き物も住み、そして様々な人たちが集っています。

子どもが喜ぶ遊具も無いところで1日いられるのは、こうした環境が整っているおかげです。私一人では、1日飽きずに子どもが森で過ごせるとは思えません。

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この森で働いて13年経ちましたが、自分の子どもを連れてきて、今でも改めてこの森の良さが分かるというのは、本当にいい森なんだなあと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

                                         MARU

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