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2013年10月26日 (土)

10月アラカルト

10月は一年でいちばんたくさんの子どもたちがやってくる月です。

一日1団体だけという日はほとんどなくて、一日2団体以上が普通、今年は最高で一日5団体がやってきます。私たちの仕事は、学校などの団体さんが来た時に対応するだけではなく、その団体のためにプログラムを作ったり工作の準備をしたりということも仕事ですから、もう毎日、朝から晩までバタバタとしています。

…という言い訳をしているうちに、もう10月もあとわずかになってしまい、気付けば9月からブログを更新していないことに気付きました。10月の間も、写真だけは何枚か撮っておいたので今日は一気に紹介します。

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↑ 10月3日、アキノギンリョウソウがきれいでした。この時期は雨が少なかったので、すぐに腐ってしまうこの植物も今年は真っ白の期間がいつもより長かったです。そうはいっても、数日の間で見ごろを終えてしまいました。

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↑ 今年はツルニンジンの花がたくさん咲きました。毎年、下刈りをするようなところに人知れず生えているのがこのツルニンジンですが、この地味な花は、いざ見つけようと思ってもなかなか見つけることができません。

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↑ え?こんなところにもツルニンジンの花が咲いていたの?と気付かせてくれるのは、実はスズメバチなのです。スズメバチはなぜかこの花が大好きで、ツルニンジンの花から花へと忙しく飛び回っています。だからスズメバチの動きを見ていると、思わぬところに咲いているツルニンジンの花も発見できるのです。花に潜り込んだスズメバチの背中には、ご覧のようにツルニンジンの花粉がたっぷりとついていて、これでツルニンジンは上手に受粉しているのだなあと分かります。

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↑ そんなスズメバチをとらえたのが、こちらの大きなジョロウグモです。ハチもやられてしまうのですねえ…

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↑ 肉食の昆虫といえばカマキリ。今年もたくさんいました。こちらはおなかの大きなコカマキリをつかまえた子ども。この森には、ヒメカマキリ、コカマキリ、ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリ、オオカマキリがすんでいます。

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↑ しかし男の子・女の子問わず、子どもたちに人気なのはカナヘビ。こちらは赤ちゃんカナヘビをつかまえた女の子たち。「かわいい~!」と声があがります。

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↑ 実は今日女の子が二人、森に遊びに来てくれました。この子たちは9月に学校からやってきてくれた小学4年生たち。「暇だったから二人で歩いてきた」とのことで、おそらく30~40分もかけて徒歩でやってきてくれたのです。彼女たちが9月に森に来たときにも、カナヘビを発見したりさわったりして大喜びだったので、今日もカナヘビを見つけに来たとのことでしたが、今日は気温が低くカナヘビを見つけるのは困難。彼女たちが私に、「私たちも手伝うからカナヘビ見つけるの一緒に来て~」とお願いしたので、彼女たちと森に出かけました。残念ながらカナヘビは見つからなかったのですが、9月の時には見つけられなかった物を見つけてさわっています。それは…

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↑ 「押すとケムリが出る」キノコです。この森には何種類かあるのですが、今日はエリマキツチグリというキノコがたくさん生えていたので、早速ケムリ(胞子)を出して遊びました。

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↑ 台風のこんな日にわざわざ歩いてきてくれたのだから、ブログに載せてあげるよと言うと、さすがに女の子。いろいろなポーズを写真に撮らされて、「この写真がいい!」と自ら選んでくれた写真がこちら。森に来てくれてありがとうね!今度はフユイチゴを食べに、また遊びに来てね!

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↑ さて、この行列は何だと思いますか?秋の森のお楽しみ、たき火でじっくり焼いた焼き芋をもらおうと待っている子どもたちです。この学校は100人近い人数だったので、焼き芋を渡すだけでたいへん。でもみんな楽しみに待ってくれています。

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↑ これは別の幼稚園ですが、小さな子どもでも焼き芋をもらうのは大好き。あっちっちです。

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↑ おいしいね~。10月は保育園児から中学生3年生まで焼き芋を焼きました。今シーズン、9月から本日までの間に焼いた焼き芋の数をざっと数えて見たら、何と900個!台風や雨のため焼けなかった時もあったので、予定通りなら1,000個は超えていそうです。11月もまだまだ焼きます!

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↑ さて、森の一角にはこんなものがニョッキリ生えています。ウバユリです。大きなサヤの中にはぎっしりと種子が入っていますが、開くのはもう少し先です。この区域はササがびっしり生えていたのですが、ウバユリなどを残して丁寧に下刈りをした結果、このようにウバユリが上手に残されました。

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↑ 森の中で丁寧な下刈りをするからこそ、発見できるものがあります。たとえばこのシュンランの種子が入ったサヤ。シュンランはめったに結実しないので、私もこのサヤを見るのは10年のうちに3,4回くらいです。先日、丁寧にカマで下刈りをしていた時に偶然見つけました。

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↑ 秋もすすみ、いろいろな実が見られるようになってきました。今鮮やかなのはこのコマユミ。よく目立ちます。

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↑ 晩秋によく見られるムラサキシキブの実も、もう実りはじめました。

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↑ 紅葉も始まりました。こちらシラキは、毎年早く紅葉を始めます。

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↑ こちらも早くにきれいになるヤマハゼ。遠景で眺めるのが好きです。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 秋の花、リュウノウギクもきれいです。森のいっかくにひっそりと咲きます。

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↑ 最後はセスジツユムシ。特に珍しい虫ではありませんが、このいかにも跳ぶぞ~ということに特化した形態が素晴らしい!まるで贅肉をそいだスポーツカーのようです。この写真、クリックすると大きくなります。

ようやくブログを更新してほっとしましたが、秋は森がきれいなので、また近々更新できるようがんばります。

                                        MARU

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