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2012年10月

2012年10月30日 (火)

秋 深まりつつ…

今週からいよいよ11月です。今年は比較的気温が高い日が多かったせいか、11月という数字を聞くと「もう?」という気がしますが、朝夕はだいぶ寒くなってきて、秋が深まっていくのを実感します。

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↑ ツタの葉っぱが真っ赤になってきました。ここ数日で一気に紅葉する葉が多くなってきたようです。

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↑ 気付けばカキもいい色になってきました。もちろんこの森のカキはすべて野生のカキノキ、渋柿です。ヒヨドリたちには人気です。

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↑ これから秋が深まるにつれ、いろいろな実も増えていきます。こちらぽつぽつと見られるようになってきたムラサキシキブ。上品な紫色を見せてくれています。

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↑ もっと秋が深まる頃に食べ頃になる「フユイチゴ」も、初物が出始めました。でも、まだあまりおいしくないです。12月頃が一番おいしいかな?

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↑ 秋と関係ないですが、常緑樹林のカシの林の様子。基本的に、1年を通じてこんな様子ですが、今日は木漏れ日がとてもきれいだったので思わず撮りました。

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↑ 最後は「秋が来たなあ」と感じさせる代表的な植物のひとつ、リュウノウギク。本来はもう少し標高が高い場所に生えるキクの仲間ですが、この森(河辺林)ではわずかに見られます。今年もきれいに咲き始めました。

森では今日も、相変わらず子どもたちの声が賑やかでした。秋真っ盛り。森の利用ピークはまだ半分も過ぎていません。明日からも賑やかな声が響きます。

                                       MARU

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2012年10月21日 (日)

10月も後半ですね

森がオープンして10年が経ちますが、この間、秋はずっと利用のピークが続いてきました。とにかく秋は忙しく、毎日毎日、子どもたちで森は賑わってきました。

こんな風に書くと、「今年は暇なの?」と思われそうですが、その逆で、今年の秋はこの10年の中でもあまり記憶にないほどの忙しさです。10月に入ってから本日までの営業日は17日間、この間に私たちが対応させてもらった団体は26団体、約1,400人です。この数を例年と比べてみたわけではありませんが、スタッフの感覚的には「今年は忙しいなあ」という感じがしています。

というわけで…ブログも更新ができていませんでした。本日も3団体がお越しですが、私は少し時間があったので、最近撮っていた写真も合わせて久々に森の様子をお伝えします。

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↑ 久しぶりにアキノギンリョウソウを見ました。この植物はきれいに見られる時期が短くて、気がつけば溶けたようになっていることがありますが、今年は雨が少ないせいか何日も良い状態で見ることができています。

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↑ アキノギンリョウソウは、毎年同じような場所に生えますが、今年は今まで見られなかった(気付かなかった?)場所にも生えていました。先の写真とこの写真は、いずれも10月20日に撮影したものです。

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↑ さて、いったいこれ何だと思いますか?

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↑ 答えはこれ。ドングリの渋皮を撮影した物です。栗の渋皮を取るほどたいへんではなく、栗よりむきやすいです。渋皮の表面にある模様が美しくて、写真を撮りました。

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↑ いくつかむいていると、こんな風にドングリ虫が出てくることがあります。うねうねと食べ進んだ跡が残っていますね。

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↑ こちらはガマズミの赤い実を撮影したのですが、明らかに赤い実よりも大きな緑の実で、しかも表面には毛がたくさん生えている実がついています。これはガマズミの実に卵を産むガマズミミケフシというハエのせいで、いわゆる虫こぶです。ガマズミミケフシを検索すると、いろいろな情報が出てきますが、いくつかのサイトにそのガマズミミケフシバエを漢字で書くとこうなるよ…という面白い話しが出ていました。漢字だと、こうなるそうです。「鎌酸実実毛五倍子玉蠅」 呪文のようですね…

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↑ 今、森で目立つ実といえばこれ。ゴンズイです。実は黒色なのですが、それがついている部分が鮮やかな赤なのでとても目立ちます。

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↑ こちらはあまり目立たない実ですが、それでも名前はみなさんよくご存じの植物、ヤブツバキの実です。写真のものはかなり小ぶりの物で、一般的にはピンポン球くらいの大きさがあります。

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↑ こちら、昨日の夕刻に撮影したクモの巣。昨日は小さなハエのような虫が異常にたくさん飛んでいて、クモの巣にいっぱいひっかかっていました。せっかく透明なクモの巣もこうなると他の虫から一目瞭然。クモはうれいしいのか悲しいのか…?

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↑ しばらく観察していると、少し動いて小さな虫を食べたのですが、すぐに放り出しました。そして、巣の中央から動き始め、巣にひっかかった大量の虫を、1匹ずつ取って器用に落として始めました。やはり邪魔なんですね。今日、この巣を見に行ってみると、あれだけたくさん引っかかっていた虫が見事に1匹もいませんでした。

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↑ 秋といえばスズメバチの数もピークを迎えます。樹液の出る木や材をかじりやすい木にはたくさんのスズメバチがやってきています。

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↑ さて、これは8月の写真です。森にあるアベマキの木の洞に、ニホンミツバチが巣を作っていました。この木の近くを通ると地響きのような羽音が聞こえるほど、たくさんのミツバチがいて、ひっきりなしに巣を出入りしていました。それが…

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↑ 今日見に行ってみると、ごらんの通り。オオスズメバチにやられてしまったようで、あれだけたくさんいたニホンミツバチの姿は1匹もありませんでした。写真にはオオスズメバチが1匹しか写っていませんが、このハチは見張り役で、写真を撮っている間にたくさんのオオスズメバチが巣穴を出入りしていて、ニホンミツバチの幼虫などを収奪していました。まさにギャングのような生き物です。

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↑ 最後は秋らしい写真を。ヤマウルシが紅葉しはじめています。本格的にはまだですが、これからどんどん美しさを増していくと思います。この写真、クリックすると大きくなります。

来週からもたくさんの子どもたちがやってきます。たっぷりと、秋の森を楽しんでもらえるようにがんばります。

                                     MARU

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2012年10月 2日 (火)

台風のあと

昨日休館日だった森では、本日より10月がスタート。小学校や保育園・幼稚園で連日にぎわう日々が始まりました。本日は早速市外から2校がお越しで、賑やかな声が森に響いていました。

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↑ 一昨日の夕方から未明にかけてこの地域に最接近した台風17号は、この森にそれほど大きな被害をもたらすことなく通過してくれましたが、これから本格的に落ちはじめるドングリが、未熟のままたくさん落ちてしまったことが痛手と言えば痛手です。

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↑ しかしちゃんと熟した茶色のドングリも台風でたくさん落ちているので、今日来た子どもたちはドングリを選びたい放題だったと思います。「拾い放題」ではなくて「選びたい放題」と書く理由は、子どもたちに「ドングリを食べるアカネズミのために、ドングリを拾いすぎてはダメだよ。数よりも、きれいないいドングリを選りすぐって拾ってね」と伝えているためです。

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↑ 台風の影響で、ドングリの他にもいろいろな物が落ちていました。こちらはイロハモミジの枝が折れていた物。プロペラのような種子も一緒に落ちていました。

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↑ こちらは子どもたちによく「サンゴみたい」と言われる、クマノミズキの実がついている部分(何と呼ぶのでしょう?)です。実よりこの赤い部分の方がよく目立ちますね。

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↑ こちらはカキの実。まだ熟す前です。が、たとえ熟してもこの森のカキはすべて渋柿です。

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↑ そしてカキの葉も落ちていますが、カキの葉は紅葉が始まっており、台風が来なくても近いうちに落葉するものが多いです。カキノキの紅葉は何とも言えない渋さがあります。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ しかし今日、なんと言っても落ちていた物でいちばん目をひいたのはこちら。何だと思います?

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↑ こちらカゴノキの花です。カゴノキは雌雄別株で、これは雄花ですが、大量に花をつけて一斉に落ちたようで、木の下には見事な花桟敷が広がっていました。ヤブツバキが落花した時の花桟敷ほどあでやかではありませんが、なかなか見事です。

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↑ その様子がこちら。地味なんですが、思わず立ち止まってしまう…そんな風景が大好きです。この写真、クリックすると大きくなります。

今日も爽やかな秋空でした。しばらく続きそうですね。

                                        MARU

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