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2012年9月

2012年9月29日 (土)

大阪からのお客様・秋

少しずつ秋が進む中、本日は(財)大阪市環境事業協会さんとのイベント「たっぷり!ドングリ!」を実施、13組41人が大阪からおこしでした。協会さんとのイベントは今回で4回目となり、毎回来て頂いている親子もいらっしゃいます。20120929_2874

↑ まずは、早速秋の森へクイズラリーに出発!ドングリの問題をはじめ、秋の問題をたくさん出しました。

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↑ もちろんクイズだけを解きに森に行くわけではなく、途中ではいろんな発見があります。こちらはおなじみ、モグラのトンネルを発見!

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↑ お !? 道から外れたところにも何かいるよ!整備された公園などと異なり、少し違うところに目を向ければいろんな発見があります。

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↑ クイズから帰ったあとは再び森へ。今回の主役、ドングリを拾うためです。森の中に落ちているドングリは、目が慣れないとなかなか見つからないものですが、見つかり始めると「お!ここにも!あ!あそこにも!」と次々と見つかります。

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↑ いっぱいひろったよ!でも、今日は生き物への思いやりの気持ちも持ってもらうため、拾って良い量に上限を設けました。彼女の右手に持っている透明カップに、「フタをできるまでぎりぎりOK!」としました。こういう風に制限を設けることで、子どもたちは自分が選りすぐって拾ったドングリに愛着を覚え、工作の「材料」としてとらえるのではなく、大切な「宝物」として扱ってくれるのです。

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↑ そして午後からはドングリ工作なのですが、その前に焼き芋の準備。新聞紙で巻き、濡らして、絞って、アルミホイルを巻くところまで自分たちでやってもらいました。

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↑ 準備万端!おいしく焼けるかな?

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↑ 「せ~の!」の合図で一斉におき火の中に芋を放り込みます。朝から3時間近くかけて作ったおき火の灰の中で、約1時間、じっくり芋を焼きます。

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↑ お芋が焼ける間に、たっぷり工作を楽しみます。今日はドングリゴマをはじめ、6種類以上の作品を好きなだけ作れるという方法で実施。こちらはシンプルなコマですが、コマひとつとってもドングリの形で回り方が変わりますから、いろいろ工夫していました。

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↑ こちらはペンダントややじろべえコーナー。とっても凝ったペンダントを作っていました。

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↑ こちらドングリカー。上手に作るとまっすぐに走りますが、これがなかなか難しい…彼はずいぶんと苦労して作っていました。

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↑ 少しだけ、ノコギリを使う作業も入れました。初めて使う子どもも多かったでしょうね。

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↑ ノコギリを使ってできたのはこちら。枝で作ったドングリ迷路です。ドングリをコロコロ転がしながら、迷路をクリアしていきます。

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↑ 最後はお楽しみの焼き芋。今日もおいしく焼けました!たき火で作った焼き芋は、大阪ではなかなか味わえないでしょうねえ・・・

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↑ やっぱりお芋はおいしい!お芋のサイズが、ちょっと子どもたちには大きかったかな?と思いましたが、結構完食した子どもが多かったです。ちなみにこのお芋は、森の隣の畑で農家のかたに作ってもらって、私たちスタッフが掘ったお芋です。

今回はドングリだけをテーマに午後から1時間30分も工作をしたのですが、みなさん飽きることなく夢中で楽しんでおられたように思います。たかがドングリですが、少しの工夫とアイデアで、いろんな楽しみ方があるものですね。

そして多くのかたの印象に残ったのが、やはり焼き芋だったようです。森の中で食べるものはたいていおいしく感じますが、やはり秋は焼き芋が別格。スタッフの手が空いていれば、秋の週末などに一般の方向けに販売することもありますので、またよかったらお越しくださいね。

次の協会さんとのイベントは、冬の「たき火」です。次回もお楽しみに!

                                     MARU

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2012年9月14日 (金)

夏の終わり

日中はまだまだ暑さが厳しいですが、たまに吹く風からは少し秋の気配が漂うようになってきました。

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↑ 森を歩いていると、「ボトッ!」と音がするようになってきました。ドングリの落ちる音です。結構大きな音がするので、初めて聞く人はびっくりします。しかもドングリがこれくらい大きいと、当たると結構痛いです・・・

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↑ 来週から、森では本格的に子どもたちの来訪シーズンが始まります。その時のドングリ工作の見本を作るために、今日も地面を這うようにしながらドングリを拾っていると、偶然こんなものを見つけました。アキノギンリョウソウが出てくるところだと思うのですが…これまでにも森ではアキノギンリョウソウが生えていましたが、こちらは今までとまったく別の場所での発生です。でも、だいぶ腐っているのかな?これからどうなるのか楽しみです。

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↑ 毒々しい色のヨウシュヤマゴボウの実ができていました。荒れ地などに生え、とっても良く目立つ上にブドウのような実をつけるこの植物は、幼稚園などで色水遊びの材料としてよく利用されますが、この森ではどちらかというと切っている植物なので、見つけるのが難しいです。この写真もササで覆われた中にかろうじて生えていた個体でした。

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↑ それにしても、雨が降りません。たまに夕立程度の雨が降るくらいで、まとまった雨は本当に降っていませんね。そのため森の植物たちは這々の体という感じです。こちらは地面に広がりやがて木の上まで這い上るツル植物のテイカカズラ。みんなしょんぼりとしています。

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↑ 毎年、いち早く紅葉を始めるヤマウルシやヤマハゼなどは、早くも葉の色を変えてきています。

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↑ いち早く紅葉する仲間のひとつにサクラがありますが、今年は小雨の影響もあってか早くも紅葉しはじめています。木の下には、既にたくさんの落葉が見られるようになってきました。

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↑ 最後に生き物を。ヤブランの先にとまっていたアシグロツユムシです。後ろ脚が長いですね~もっと良い角度から写真を撮ろうかなと試行錯誤しているうちに、得意の脚でピョーン!と飛んで行ってしまいました。

天気予報では、月曜まで雨が降らないそうですね。昨日、スタッフで今シーズン初の芋(サツマイモ)掘りをしたのですが、土がめちゃくちゃ硬くてスコップがささらず、掘るのがたいへんでした。しかし芋は立派でしたよ。雨が少ない分、甘みが濃いのかな…?楽しみです。今シーズン、初めての子ども向けの焼き芋は9/20に実施します。いい芋が焼けるかな~?

                                    MARU

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2012年9月 2日 (日)

夏休みも今日まで

9月です。少し風が爽やかな気もしますが…相変わらず暑いです。

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↑ 暑いからというわけではありませんが、森の中の水辺ビオトープの写真です。この写真を見て、「ああ、あの辺りの様子ね」と場所の見当をつけられる方は、かなりこの森に来られたことのある方だと思いますが、その中でも「うん?いつもと様子が違うぞ」と思われる方は相当の「通」だと思います。

何が違うかと言えば、右側の岸辺にずらっと並んで生えていたキショウブが無いのです。

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↑ こちらキショウブの根っこごと引き抜いたもの。じつは今年、森の水辺ではこのキショウブを退治しています。この森の水辺ビオトープを整備する際、キショウブなどの外来種は一切持ち込んでいないのですが、それでもこうして生えてきてしまいました。環境省では「要注意外来生物」に指定されていますが、最初は少数のみが咲き始め、黄色の花もそれなりにきれいだったので放置すること数年…とんでもなく増えてきましたので、今回すべて駆除するつもりで退治をしていて、本日ほぼ駆除を終えられそうです。

といっても、私が駆除しているのではなく、99%は「山番さん」こと松本さんが汗だくでやってくださいました。ありがとうございます!

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↑ 山番さんは水際に生えている植物をすべて刈ったりはしません。たとえば水辺に咲くこのタコノアシは残しておいてくれます。そういった配慮をしてくれる方がいるかいないかで、森の生態系は大きく変わるから大事なことなのです。

ところで上の写真のタコノアシ、先端部に白い小さな花が咲いていますが、その下には、ずらっと実ができつつあり、下にいくほど実が大きくなっています。つまり、花は下から上に向かって順番に咲いていくわけです。この実の連なりよう(ひとつの花序に20以上ついている)を見ると、高層マンションを思い浮かべます。

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↑ ところが、同じタコノアシの別の花を撮った写真を見ると、このように花のつく「花序」の長さが短いものもたくさんあります。写真では今咲いている花を含めても、実になる数は10ほどしかありません。

写真を撮っている時は、長い花序と短い花序があることを「成長の差かな?」とぼんやり思っていたのですが、写真をよく見ると、今花が咲いている部分のまだ先の方には、これから花が咲くつぼみがたくさんついているではありませんか。そのつぼみの数を数えてみると、この花序にはいずれ20ほどの実ができることになります。

つまり、花が咲き終わったところが徐々にまっすぐになり、くるっとカールしている先端部に新しい花が咲くということを繰り返していて、常に花序のいちばん高いところに花が咲く仕組みになっているようなのです。

これは、常に先端部に花をつけることで、受粉を担ってくれる虫たちが訪れやすいように…なのかな?と思います。高層マンションのような並び方で一斉に花が咲くと虫は訪れにくいでしょうからね。でも、問題がひとつ。この写真を撮っている間中、この花に訪れた虫は1匹もいなかったのです。もっと粘り強く観察すれば虫を見ることができるかもしれませんが…さて、タコノアシは虫媒なのか?風媒なのか?まあ、風媒だとしても、常に高いところに花を咲かせるのには意味があるのでしょうね。ちなみにタコノアシは自家受粉もするそうです。

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↑ さて、森では秋の花がたくさん咲いてきています。まずは、林床にたくさん咲いてきたヤブラン。今年は特に花が多い気がしますが、いつも遊林会作業でササの機械刈り作業をする時、「ヤブランがあったらできるだけ残してあげてくださいね!」と難しい注文をつけたことに、見事応えていただいた結果なのでしょう。

ヤブランは写真に撮るのがじつに難しい花です。アップで花を撮影するだけなら何とでもなるのですが、その立ち姿というか、雰囲気を撮るのが難しい…いつもは接写専用のレンズで撮りますが、今日は広角レンズで撮ってみました。Nikon D700、Ai Nikkor 35mm f/1.4Sで撮影。ISO200、1/160、F/2.8、露出補正-0.7、ノートリミングです。

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↑ 草はらの中では、ひっそりとナンバンギセルが咲いています。ススキの株元に生えるのですが、この株元まで行くのが一苦労です。

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↑ こちら林縁部に生えるツル性のセンニンソウ。先日のブログで花を紹介したサネカズラほど積極的に残していませんので、この森では少ないです。しかし森の外、管理されず放置された里山の林縁部には群がって咲いている植物です。

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↑ だいぶ前から咲いていますが、クズも秋の花ですね。今年はいつもよりクズ退治をしていないせいか、花があちこちで見られます。

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↑ ウドの花も咲いてきました。この花に訪れる昆虫は多く、まもなくハナムグリの仲間やハチなどで混み合います。

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↑ 草はらににょっきりと生えるメドハギです。草丈は1mくらいあるでしょうか。細いのですが、存在感があります。

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↑ 一方、数は多いのですが草丈が低く地味な花、ヤハズソウです。こうした身近な草花を雰囲気良く写真に撮ることは、私のひとつの目標です。Nikon D700、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮影。ISO400、1/200、F/5.6、露出補正なし、ノートリミングです。

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↑ ここからは生き物を紹介します。まずは小さな蝶、ツバメシジミ。じっとしてくれているのでとても撮りやすい蝶です。

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↑ こちらも葉陰や休んでいる蛾の仲間。調べてみると、キナミシロヒメシャクという蛾でした。

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↑ こちらもじっと草にとまっています。すごく特徴的な形や色なのに、一体、何の仲間なのか見当もつかず、調べるのにずいぶん手こずりましたが、何と蛾の仲間でした。アカマダラメイガというそうです。

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↑ 食う食われるの関係もあちこちで見られます。こちらクモの糸でぐるぐる巻きにされたマメコガネ。まったく身動き取れません。クモにとってはごちそうですね。

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↑ 最後はひょっこり顔を出すショウリョウバッタ。草はらを少し歩くとあちこちでバッタの仲間が飛び跳ねます。特にこの大型のショウリョウバッタ(メス)は飛んでいくと目立ちます。顔がまたひょうきんです。

さて、本日で夏休みも最後。今日もクイズラリーをしに家族がおとずれ、見事上級編を全問クリアして帰ってくれました。一方、森では「モリイコ!」を実施中。今日のモリイコ!はいつもとちがって午後から集合、夕飯をみんなで作ったあと、夜のプログラムをする予定です。

                                       MARU

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