« ザリガニつかみ大会 | トップページ | 大阪の子どもたち、アミをふる! »

2012年8月 4日 (土)

打ち合わせの大切さ

昨日、秋にやってくる学校の先生たちと当日の活動プログラムの打ち合わせをしました。夏休み中に秋の活動の打ち合わせが集中するのは毎年のことなのですが、昨日は9:00、10:00、11:00、14:00、15:30の5回にわたって、5校の先生たちと打ち合わせを行いました。1つの学校との打ち合わせには大体1時間かかるので、昨日はひたすら打ち合わせをしたことになります。

私はこうした学校・団体との打ち合わせを1年間に70回くらい行いますが、1日に5回も打ち合わせをしたのは昨日が初めてのことでした。

そんな昨日の打ち合わせの一コマを、今日は紹介します。ちなみに今日の写真は、本文とは関係のない、単なる夏模様の写真を並べます…

20120804_1120

その学校の1年生は、この秋、この森に初めてやってきます。そういう場合、私は打ち合わせの終了時に「ところで今回、なぜこの森に来ようと思ったのですか」と尋ねることが多いです。
今回もその1年生の先生に尋ねてみました。すると、その先生はこんなことをおっしゃいました(記録していたわけではないので多少異なるかもしれませんが…)。

実は、私は前からこの森のことを知っていたし、この森での活動がとっても良いという評判も聞いていたので、ずっとこの森に子どもたちを連れてきたかったのです。でも、今までは「若手」だったせいもあって、昨年までの遠足の場所を違うところに変えるという提案は(立場上)しにくかったのです。でも今年は、私が判断できる立場になって、とりあえずは例年通りの遠足場所に予約をし、そこに打ち合わせにも行かせてもらったのですが、やはり自分の中で納得がいかないというか、「そこでは私が子どもにさせてあげたいという活動ができない」と考え、思い切ってそこをお断りし、この森に来させてもらおうと思ったのです。

20120804_1173

そして、続けてこんなことをおっしゃいました。

もう今日は、打ち合わせをさせてもらいながら、「すごい!○○活動はA君の喜ぶ姿が目に浮かぶ!△△活動はBさんが一生懸命にするやろな」と興奮しっぱなしなんですよ!本当に来るのが楽しみになりました!

打ち合わせをした私としても、そこまでおっしゃっていただけるとうれしくなります。ちなみにこの先生、とりあえず今年は初めて森を利用するから…ということで当初は午前中2時間だけの予約を入れられ、そのあとは別の施設に見学に行く予定をされていたのですが、打ち合わせをしいるうちにもっと子どもたちを森にいさせたいと思われたようで、次の施設の見学時間を削って森の滞在時間を30分延長するプログラムを組まれました。そして、「来年からは森で1日過ごせるようにしたい」とおっしゃって帰って行かれました。

20120804_1194

この森ではモリイコ!などの自主事業も含めると、子どもたちの活動は1年に約200回も実施しています。そのどれもが、「こういうタイプの団体にはこの活動を実施する」という一方的な当てはめ式の活動ではなく、その団体や子どもたちに一番ふさわしいと考えられるプログラムを、担当の先生と一緒に構築するオーダーメイド方式を基本としています。

その方式をうまく機能させるためには、こちらがいろいろな提案をする中から、先生に自分の担任している子どもがその活動をしている様子をイメージしてもらい、どれが子どもたちに一番良いかという判断をしてもらいながらプログラムを組み立てていく必要があります。このため、打ち合わせには相応の時間が必要ですし、何よりこちらから先生にあれこれいわなくても先生が自然に活動をイメージをしてくれるよう、結構高度な「技」が必要になります。

20120804_1393

打ち合わせを、単なる段取りや持ち物確認だと思ってお越しになる先生は、そのような打ち合わせをするとびっくりされますが、「気づけば子どもより私が楽しみになってきた」という気持ちで打ち合わせを終えていただくようにしているので、先生に「ここはたいへんな打ち合わせやな」と思わせたことは一度もない(たぶん)と思います。

逆に、打ち合わせに感激(大げさですが)され、そしてもちろん当日の子どもたちの反応に大満足され、以来ずっとこの森に来てくれている先生が増えてきています。

20120804_1374

この打ち合わせの「技」(?)は、何かのマニュアルや教科書を読んだわけではなく、10年以上打ち合わせを続けてきた中で個人的にコツコツと積み上げてきたものです。だから、若手のスタッフにそのコツなどを伝えたくても、文章などでは伝えられるものではありません。若手スタッフには、こうしか言えません…「見て盗め」

さて、明日からは子どもたち130人と「やまの子キャンプ」に行ってきます。

                                       MARU

|

« ザリガニつかみ大会 | トップページ | 大阪の子どもたち、アミをふる! »

森のこと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ザリガニつかみ大会 | トップページ | 大阪の子どもたち、アミをふる! »