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2012年8月 3日 (金)

ザリガニつかみ大会

子どもたちの夏休みもあっという間に2週間が過ぎ、気付けば8月です。さすがにこれだけ暑い日が続くと、クイズラリー目当てに森にやってくるのは一部の常連の子どもだけですが、夏休みの恒例イベントには毎年大勢の子どもたちがやってきます。

そのひとつが、昨日実施した「ザリガニつかみ大会」です。これはヤゴなどを捕食してしまう外来種のアメリカザリガニを駆除するために2006年から始めたイベントで、毎年キャンセル待ちが出る大人気のイベントです。

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↑ 森の中に流れている川の水をできるだけ抜いて、いざ泥だらけになりながらザリガニつかみにいきます。最初は汚れることを躊躇していた子どもも、最後には泥だらけ!という様子です。

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↑ 2006年以降、毎年泥だらけの子どもたちを輩出?してきたこのイベントですが、数年前から汚れるのを嫌う子どもも増えてきました。そんな現象だけをとりあげて、「最近の子どもは…」などと一言申すつもりはさらさらありませんが、汚れたくないけどザリガニはつかみたいと考えている子どもが増えているという事実を前にして、数年前からザリガニ釣りも行うようになりました。この釣りがなかなか効果的でして、大物は釣りでつかまえられることが多いのです。

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↑ でも、全員が汚れたくないわけではもちろんなくて、泥んこの子どもは今年も健在です!「うわ~泥だらけになってしもた!」とか言いながら、顔は妙にうれしそうです。

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↑ 昨日はじつに夏らしい空のもと、普段とは違う森での活動をたっぷりと楽しんでくれたと思います。

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↑ さて、肝心の成果は…これまでの最高記録は2007年の1,950匹で、その後徐々に減ってきて、昨年は730匹でした。そして今年は何とたったの200匹!びっくりするほどの少なさでした。ザリガニの駆除が目的なので、森にとっては喜ばしいことなのですが、子どもたちにとっては少し拍子抜けのようでした。

ただ、今年気になったのはザリガニをつかむ時に一緒に網に入った魚に、滋賀県ではいてほしくない「オヤニラミ」という魚が多数入っていたことです。しかしそれよりもさらに気になったことは、ついにというべきか、この森でもブラックバスが確認されたことです。まあ、捕獲したのは1匹だけだったのですが、捕まらなかったバスがもっといるかも…と思うとちょっと憂鬱です。

                                      MARU

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森のこと」カテゴリの記事

コメント

里山の自然の大切さを子供達に伝える活動に敬意。大人も昔に帰って忘れかけていた自然の大切さを改めて勉強出来、人との繋がりも広がりますね!一つお聞きしたいのですが、京都で絶滅危惧種になっているオヤニラミは滋賀県では特定外来種で駆除対照魚になっているそうですね。森の中の川にはオヤニラミが繁殖しているそうですが採集させて頂く事は可能ですか?京都で大切に育てたいと思います。不謹慎な考えかも知れませんが、考えをお聞かせ頂けたら嬉しいです。

投稿: 京都の淡水魚大好きおじさん | 2012年9月22日 (土) 00時55分

 連絡が遅くなり、申し訳ありません。
遊林会スタッフの泉と申します。オヤニラミの採取ですが、ご遠慮していただきたいです。以下、その理由です。

①滋賀県では指定外来種であり、飼育や遺棄が禁止されています。京都で、ということですが、持ち出すことが遺棄につながると考えます。
②貴重な種を守りたいと考えるのは自然なことですが、本来の生息場所に適応した遺伝子をもっている種を守ることが本来の保全だと考えます。
状況が変化し、絶滅が考えられるならば遺伝子解析等、専門家の意見を聞いて本来の生息地に放流というようなことも視野にいれております。

ご理解のほど、よろしくお願いします。

投稿: 泉 | 2012年9月26日 (水) 10時42分

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