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2012年7月18日 (水)

梅雨明け

今年は7月17日に梅雨が明けたようですが、とにかく降るときは降る、降らない時は降らない、という梅雨でした。各地では大雨による甚大な被害も出ましたが、幸いこの地域では大きな被害はありませんでした。

さて、セミの声が一日中鳴り響き、節電がどうのと言われるずっと前から冷房のスイッチをoffにしてきた森の夏がいよいよスタートです。

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↑ 林冠トレイルにのぼると、見えるのはすっかり夏の空・夏の雲。緑の色さえも暑苦しく感じますね。

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↑ 夏といえば昆虫。特にカブトムシなどは人気ですが、今日はこんなカブトムシを発見。かなりの大物でしたが、残念ながらお腹に穴が開いて死んでいました。

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↑ 梅雨が明け、夏が来ると気になるのはナラ枯れ。そろそろ枯れ始める木が出てくる頃です。今日も森を歩きながら、枯れている木はないかと見回っていると、写真のように葉が縮れているコナラがありました。
 

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↑ この木は数年前に、ナラ枯れ防止のために白いシートを巻いていたのですが、徐々に劣化して2年ほど前からはがれてきていました。それでも被害に遭わず生きていたのですが、残念ながらシートの破れ目から虫(カシノナガキクイムシ)が進入したようです。目視では、シートを巻いたはるか上(シートは2m50cm程度までしか巻けません)の、8mほどまで点々と穴が開いていました。まだ、木についている葉には緑の色が残っていますが、おそらく来週には真っ茶色になってしまい枯れるのではないかと思います。

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↑ 夏の花も次々と咲いていますが、オレンジ色の花を咲かせる暑苦しいヤブカンゾウなどに混じって、草はらではひっそりとキキョウソウが咲いています。外来種なので歓迎すべき花ではありませんが、秋を思わせる花姿にはほっとさせられます。接写専用のレンズを使い絞り解放で撮影すると、花だけが浮き出たように見えます。

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 ↑ トンボもにぎやかになってきましたが、こちらは林内で休むノシメトンボ。

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↑ あまり草刈りができていない場所には白いヒヨドリバナがたくさん咲いていましたが、そこはまるでチョウたちの楽園のように賑わっていました。ほとんどがメスグロヒョウモンのオスとメスです。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ こちらは本日撮影したものではありませんが、先日子どもたちと川の生き物をつかんでいるときに、子どもが「カメムシがおる!」と見つけてくれたもの。「水の中にカメムシなんて…」と思い、子どものところに言ってみると、なんとカメムシの仲間の「コオイムシ」ではありませんか。川からつかみあげて子どもに見せると、「なんやこれ!?」ととっても不思議そうで、カメムシじゃないやん!という感じだったのですが、分類的にはカメムシの仲間ですから、その子どもはこれを見てよくカメムシと思ったなあと感心します。ちなみにこれは見事に子を負っていますが、メスではなくオス。コオイムシはメスがオスの背中に卵を産み付け、オスはその世話をするそうです。基本的に水の中で暮らしていますが息をするためにはたまに浮上せねばならず、オスは卵がふ化する時にはちゃんと浮き上がるのだそうです。

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↑ 最後は本日見つけたお気に入り。産まれたばかりのカメムシたちです。カメムシの名前まではわかりませんが、緑色のきれいなカメムシが計7匹、葉っぱの裏でじっとしていました。
何がお気に入りかというと、葉っぱの右側に光る不思議な貝殻のようなもの…その数は7コあります。つまり、このカメムシたちの卵のようなのです。同じ親が一度に産み付けたものだと思いますが、それにしてもよくこれだけふ化のタイミングが合うものですね。そしてこの卵、とってもきれいなんです。この写真、クリックすると大きくなります。

今週末からはいよいよ子どもたちの夏休みがスタート。スタッフは準備に大忙しです。

                                        MARU

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