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2012年2月10日 (金)

春のきざしは…

本日は穏やかな冬の日…という気候です。歩くとまだ寒いですが、日差しがとってもありがたいです。

今週は久しぶりにまとまった雨が降ったり、雪がちらついたり、青空が広がったりとめまぐるしく天気が変わりました。

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↑ 雨の日に森を歩いていたら、小さなカタツムリを見つけました。もちろん動いていましたよ。カタツムリは冬になると落ち葉の下などで越冬するのですが、こうして動いているものもいるんですねえ。透けるような薄い殻がきれいでした。

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↑ 同じ日、水辺をのぞいてみるとバタバタと激しく飛び立っていく鳥が…カワウです。森の中に流れている川のなかで、大きな溜まりになっている部分で魚を食べようとしているのでしょう。最近、ここで1羽だけよく見かけます。同じ個体なのでしょうか。はっきり言ってカワウは森に来てほしくない鳥ですので(魚を食べまくるから)、見つけ次第追い払います。

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↑ 今日もカワウがいないかと水辺に行ってみると、やっぱり1羽だけいて、すぐに逃げていきました。そのまましばらく水辺にいたら、久しぶりにカワセミをじっくり見ることができました。寒かろうが水に飛び込まないとエサを食べられないので、今日もダイビングをしていました。ちなみにこのすぐ近くの水面には、まだ氷がはっていました。

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↑ 今日はとても良い天気なので、春のきざしを探しに行ったのですが、ウメのつぼみはまだまだかたく、ヤブツバキも同様でした。森にたくさんあるヤブツバキの木の中でも、毎年比較的早く花をつける木のところの行くと、3輪だけが花をほころび始めていました。

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↑ 日当たりの良い水辺では、フキノトウが一斉に頭を出し始めました。今年は例年より寒さが厳しいですが、それでも着実に季節は進んでいるようです。

今年、少し気になるのは野鳥が少ないなあ、ということです。姿を見ないことはないのですが、いつもならもっと目にするツグミやシメ、シロハラなどの冬鳥にあまりお目にかかりません。

この地域はどこもそうなのか…あるいは、次のような原因も考えられます。この森はここ数年でかなり手入れが行き届いて来た感があり、野鳥たちのエサや隠れ場所が少なくなってきているのかな?ということです。

昨年あたりからそのことを感じ始めたので、今シーズンはこれまで無条件に伐ってきたアラカシなどの常緑樹を、場所によっては積極的に残して林に変化をつけるようにし始めています。これは野鳥のためだけではなく、植物の多様性に配慮するためでもあります。

これが、簡単そうに見えて結構難しいのです。これまでは「ここ、木が茂りすぎてきたから今度常緑樹を伐採しよう」という思考で良かったのですが、今は「この場所なら(同じ樹種でも)どの木を残してどの木を切るべきか。伐ったらどんな景観になるか?そのあとどんな植物が生えてきそうか?ここを人が歩くときにどんな風に見えるか?」などと、次の森のイメージや利用イメージをを考える必要があります。

慣れるまでは手間がかかりますが、慣れてくれば「森づくり」をイメージできることが楽しくなりそうです。

さて、例年だとそろそろやってくる冬鳥、ヒレンジャクは来てくれるかなあ?

                                          MARU

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