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2012年2月

2012年2月28日 (火)

咲き出した花たち

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梅の花が、金曜日に2輪ほど咲きだしたのですが、今日見に行くと5輪くらいに増えていましたshine

梅の木は、森の南口付近にあり、日当たりのよい場所です。今咲いている花たちは全て木の上のほうにあり、見上げなければいけないのですが、ふと足元に目を向けると・・・

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オオイヌノフグリがたくさん咲き出していましたcute

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ハコベも咲いていましたhappy01

今日は、朝方はとーっても寒かったのですが、昼からは暖かさが戻り、太陽の光に照らされている花たちは、とてもかわいらしく、
「あ~ 春がそこまで やってきてるんや~」
と思わせてくれます。

先週の土曜日、モリイコ!の活動で子どもたちと森の道なき道をすすんでいたときに、出発地点付近の竹やぶにて、こんなものを発見しましたflair
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紅梅のつぼみですwink 背の高さはそんなに大きくないのですが、日が当たる場所にあるので、もうすぐしたら緑の竹やぶの中に、淡いピンクの花がたくさん見られそうですclover

最後に
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落ち葉の下から、ちょこっと顔を出したキクザキイチゲの葉っぱたちchick 
あさってから3月。3月の中旬くらいには花が咲き出すかな~ bunsun

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2012年2月16日 (木)

ケヤキの植栽

本日は好天に恵まれた中、遊林会の「木ままクラブ」作業を行いました。7名+スタッフ2名で作業をしましたが、本日の作業は「ケヤキの植栽」でした。

昨年末から、木ままクラブ作業日や遊林会の定例活動で「ケヤキ広場」のタラノキ・センダンなどいわゆる「先駆種」を伐採し、すっきりさせてきたところですが、タラノキやセンダンが優占しているところにはケヤキの実生がほとんど生育していないため、積極的に植栽して「ケヤキ広場」らしくしようというのがねらいです。

もちろん、この森の動植物は「持ち出さない・持ち込まない」が原則ですので、ケヤキの苗木を買ってきて植栽するわけではありません。そこで、①密生して生えていていずれ間引きが必要なケヤキの幼樹を掘り採るという方法と、②竹林の中などに運良く生えているものの暗すぎていずれ枯れるであろうケヤキの幼樹を掘り採るという方法、の2つの方法により、ケヤキを移植することにしました。

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↑ 仕事に一番大事なのは段取りです。いきなりケヤキを掘り採るのではなく、まずどんなケヤキの幼樹を移植すべきかマーキングしていきます。条件は、「芯がとまっていないもの」「できるだけ素直に伸びているもの」などをもとに選んでいきます。今回は、1本ずつケヤキを植えるのではなく、ケヤキの下枝をできるだけ横に張らせないよう寄せ植えするので、メインになるべき幼樹1本に対して、その周囲に植えるサブの幼樹3本を植える割合で幼樹を探していきます。こちらは竹林の中から選んでいるところ。

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↑ こちらは竹林の林縁部で幼樹が密生して生えている中から選んでいるところ。どれにしようかな~と考え中です。

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↑ そして、掘り起こしていきます。これがかなりの重労働。特に竹林の中は竹の根が張り巡らされているのでたいへんです。

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↑ 一方、ケヤキが密生しているところは何しろ密生しているのですから、こちらもたいへんです。

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↑ 現場まで苗を運んだら、前回の作業時に段取りしておいて植栽予定場所に竹杭を立てます。できるだけランダムになるように竹杭を立ててもらいました。その後、苗竹杭のところに配置します。

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↑ そして重労働の穴掘り。この区域にはたくさんのツル植物の根が張り巡らされていて、なかなか手強いです。

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↑ ようやく植栽です。ここまでたいへんな作業ではあっても、木を植えるというのは楽しい作業です。ここまでやってお昼ご飯に。

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↑ 午後からはケヤキの中に少しナラガシワも植えようと言うことで、その段取りを始めます。この森にはナラガシワの木が少ないので、3,4年前にナラガシワのドングリを拾っておいて発泡スチロールのプランターの中で育てていました。しかし順調に成長しすぎて発砲スチロールの底を根が突き破ってしまい、地中深くまで入っていました。ケヤキに比べるとナラガシワは太い根が深く潜る直根タイプなので、ここまで大きくなってしまうと堀り採るのも大変です。

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↑ こうして、ケヤキに加えてナラガシワも植栽した後は、メインとなる苗木が揺れないように竹を刺した支柱に結わえます。苗木を支柱にくくるのは、野菜を育てる時の添え木のような役割のためではなく、まだ細い根が十分育っていないうちに風などで木が揺れる時、細い根が地中でブチブチと切断されるのを防ぐためです。

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↑ 木を植えることは簡単(いや、今回は大変でしたが…)でも、難しいのは育てること。今年の夏には、この場所はうっそうとササやクズが生い茂るのは目に見えています。その時には刈り払い機で下草刈りをしますが、その際にせっかく植えた苗木を刈ってしまわないよう、植えた木の周りに短い竹杭を刺してバリアを作りました。

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↑ こちら植栽後の様子。竹杭がハリネズミのように立ち並んでいますが、これでも夏になると草にすべて覆われてしまうことでしょう。

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↑ 最後に集合写真を撮りました。「この木が大きくなる頃にはわしらはおらへんからな~」とか言いながらも、みんなちゃんと葉っぱを出して元気に育ってくれるようにと丁寧に植えてくださいました。この写真、クリックすると大きくなります。

今日はケヤキを約50本、ナラガシワを約10本植栽しました。かなりの作業量だったため疲れましたね…ありがとうございました!

これから、良き「ケヤキ広場」に育てていきましょう。

                                         MARU

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2012年2月10日 (金)

春のきざしは…

本日は穏やかな冬の日…という気候です。歩くとまだ寒いですが、日差しがとってもありがたいです。

今週は久しぶりにまとまった雨が降ったり、雪がちらついたり、青空が広がったりとめまぐるしく天気が変わりました。

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↑ 雨の日に森を歩いていたら、小さなカタツムリを見つけました。もちろん動いていましたよ。カタツムリは冬になると落ち葉の下などで越冬するのですが、こうして動いているものもいるんですねえ。透けるような薄い殻がきれいでした。

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↑ 同じ日、水辺をのぞいてみるとバタバタと激しく飛び立っていく鳥が…カワウです。森の中に流れている川のなかで、大きな溜まりになっている部分で魚を食べようとしているのでしょう。最近、ここで1羽だけよく見かけます。同じ個体なのでしょうか。はっきり言ってカワウは森に来てほしくない鳥ですので(魚を食べまくるから)、見つけ次第追い払います。

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↑ 今日もカワウがいないかと水辺に行ってみると、やっぱり1羽だけいて、すぐに逃げていきました。そのまましばらく水辺にいたら、久しぶりにカワセミをじっくり見ることができました。寒かろうが水に飛び込まないとエサを食べられないので、今日もダイビングをしていました。ちなみにこのすぐ近くの水面には、まだ氷がはっていました。

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↑ 今日はとても良い天気なので、春のきざしを探しに行ったのですが、ウメのつぼみはまだまだかたく、ヤブツバキも同様でした。森にたくさんあるヤブツバキの木の中でも、毎年比較的早く花をつける木のところの行くと、3輪だけが花をほころび始めていました。

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↑ 日当たりの良い水辺では、フキノトウが一斉に頭を出し始めました。今年は例年より寒さが厳しいですが、それでも着実に季節は進んでいるようです。

今年、少し気になるのは野鳥が少ないなあ、ということです。姿を見ないことはないのですが、いつもならもっと目にするツグミやシメ、シロハラなどの冬鳥にあまりお目にかかりません。

この地域はどこもそうなのか…あるいは、次のような原因も考えられます。この森はここ数年でかなり手入れが行き届いて来た感があり、野鳥たちのエサや隠れ場所が少なくなってきているのかな?ということです。

昨年あたりからそのことを感じ始めたので、今シーズンはこれまで無条件に伐ってきたアラカシなどの常緑樹を、場所によっては積極的に残して林に変化をつけるようにし始めています。これは野鳥のためだけではなく、植物の多様性に配慮するためでもあります。

これが、簡単そうに見えて結構難しいのです。これまでは「ここ、木が茂りすぎてきたから今度常緑樹を伐採しよう」という思考で良かったのですが、今は「この場所なら(同じ樹種でも)どの木を残してどの木を切るべきか。伐ったらどんな景観になるか?そのあとどんな植物が生えてきそうか?ここを人が歩くときにどんな風に見えるか?」などと、次の森のイメージや利用イメージをを考える必要があります。

慣れるまでは手間がかかりますが、慣れてくれば「森づくり」をイメージできることが楽しくなりそうです。

さて、例年だとそろそろやってくる冬鳥、ヒレンジャクは来てくれるかなあ?

                                          MARU

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2012年2月 5日 (日)

あそび隊 第3回目(Vol.2)

今日はいい天気の中、あそび隊 第3回目(Vol.2)が行われました。

まずは、この森の生き物についてのおさらいと、生き物が冬の間はどのように過ごしているかのお話を聞きました。その後に、早速冬の森に探検に出かけました。

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まず最初にサシガメ〈カメムシの仲間〉が越冬しているのを見つけました。木の隙間に何匹も集まっていました。

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冬には、マムシやスズメバチなどこわい生き物は眠っているので、森の中にどんどん入っていきます。

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雪の森でしか見られないもののひとつにウサギやキツネなどの足跡があります。森の中を歩いていると、早速キツネの足跡を発見しました。キツネの足跡は、1列なのですぐにわかります。
他にも、ハチの巣の跡やいろんな色の実、キツツキの巣穴などを見つけました。

昼からは、今日のメインのたき火です。マッチの火を大きくしていきスギの割木に火をつけるのが目標です。

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まずはマッチに火をつける練習です。初めてのマッチだけど、どんどん練習する子や、火がこわくてなかなか点けられない子など、子どもによって色々でした。

マッチの練習が終わると、森の中にたきぎ拾いに行きました。

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この森で一番火がつきやすいスギの葉っぱを見つけました。地面に落ちているのは雪で濡れているので、枝などに引っかかっている葉っぱを選びます。

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スギの葉っぱだけでなく、枯れた枝も集めました。細い枝から指くらいの太さの枝までいろんな太さの枝を拾います。

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枝を拾ってきたら、火をつける準備です。同じ太さの枝ごとにわけてから、スギの葉っぱに火をつけます。

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火がついたら、火ばさみを使って枝を足していきます。

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枝を足していくと、白いけむりが出てきます。これは、空気をちょうだいという合図なのでうちわを使って空気をおくります。

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十分に火が大きくなったら、今日の目標のスギの中割を入れます。

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「ご褒美その1」 みんなでがんばって火をつけたご褒美にマシュマロを焼いて食べました。

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こんがり焼いたマシュマロの味はどうかな?

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「ご褒美その2」 2つめのご褒美はかき餅です。たき火台の上に網を置いて、その上で焼きました。

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こんがり焼けておいしそうです!

今日はこの時期でしか見られないもの、行けない所など冬の森を満喫できたと思います。
春など、また別の顔をした森を見に来て下さい。

SINO

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2012年2月 3日 (金)

一面真っ白

昨日、遊林会の「木ままクラブ」の作業をしている時から雪が降り始めました。それからみるみるうちに雪が積もり、夕方には20cmを越えるほど積もったと思います。今朝は青空が広がりましたが、通勤時に車の外気温計を見るとマイナス4℃。道路はカチカチでした。

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↑ 久しぶりにたくさんのつららを見ました。昔はどこでも見られたのですが、それはトタン屋根の小屋などが多かった(つまり樋が無かった)ので、ポトポトと水が滴り落ちる場所がたくさんあったからなのでしょうね。ちなみに写真のつららが出来ている場所にも樋はあるのですが、樋をうわまって雪があふれたのです。

さて、こんな日には森に出ないわけには行きません!早速、森に行ってみました。

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↑ こんな日は、いつもよりたき火がありがたい!山番さんこと松本さんが、毎朝たき火をしてくださるので皆自然とここに集まってきます。たき火にあたって、さあ森へ!

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↑ 空はすっかり青空。日差しも降り注ぎ、木の上に積もった雪はどんどん溶けていきました。それでも、青と白のこの色のコントラストは見事でした。

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↑ そんな写真を撮っていると、通勤片道35kmのところからやってきたスタッフが出勤してきました。そこはこの地域より南で、雪はほとんど積もっていないそうです。出勤時にこんな道を歩く職場はなかなか無いでしょうね…

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↑ さて、森歩きの目的のひとつは足跡探しです。しかし、昨晩は生き物たちにとってあまり出歩く条件でなかったのか、思ったほど足跡はついていませんでした。こちらはキツネの足跡。森でもっとも多く目にする足跡です。ネイチャーセンターの周りにさえたくさんついています。

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↑ こちらはおそらくタヌキの足跡。見えている木はカキノキです。まだ木についているカキを何とか食べようとしたのでしょうね。ちゃんと食べられたのかなあ?

いつもはノウサギの足跡も見られるのですが、今日ははっきりとしたノウサギの足跡は見られませんでした。

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↑ 常緑樹の葉にはたくさん雪が付着しています。いつもなら、これだけ雪がふれば常緑樹の何本かはその重みで折れてしまうのですが、今回の雪はとても軽いサラサラ雪だったので、見た限りでは折れた木は無さそうでした。

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↑ いつもキツネやノウサギの足跡がついている「くさはら広場」には、今朝は何も足跡がついていませんでした。パウダースノーが広がるこうした場所を見ると、大人でも飛び込んで「人型」をつけたくなりますね。

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↑ そんな広場に、朝日を浴びた長い木の影が並んでしました。何気ない一場面ですが、きれいでした…

さて、本日は団体様のおこしはありませんが、明日と明後日は子どもたちがやってきます。良い雪の条件だと面白くなるのですが、どうなるかな?

                                     MARU

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2012年2月 1日 (水)

年間14回

本日から2月です。森には、今年度最後の小学校がやってきました。地元の小学校4年生たちです。この4年生たちは毎年、年間10回以上も森に来訪し、様々な活動を行います。特に一年間のメインイベントとなる3年生を招待したイベントの様子は、正月の滋賀報知新聞の記事にも少し紹介した通りです。

さて、今年の4年生たちの来訪も本日で最終回。今年度は14回目!の来訪です。クイズラリーや森の探検、たき火にバウムクーヘンづくりの竹工作、秋の森の探検などなど本当にたくさんの活動をしてきた子どもたちには、最終回は各々好きなように森を歩いてもらおうとプログラムを組みました。

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↑ とはいえ、「自由時間」ではありません。まずは、子どもたちが冬の森をよ~く見てくれるように、森の中から「人」を探すゲームを行いました。スタッフの一人が、全身迷彩柄の服を着込み、子どもたちが眺めている森のどこかにじっと身を潜めているので、それを見つけ出すのです。木に①~⑧までの番号を貼っておき、どの番号の近くに潜んでいるか当てる、というルールです。子どもたちが乗っているのはシェルターという構造物で、この上から見つけ出すことにしました。

なかなか難しいのですが、それでもこちらの予想より早い時間で子どもたちはスタッフを見つけ出しました。

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↑ 次に子どもたちが挑戦したのは、地図に記されたある区域のどこかに、別のスタッフが隠れているので見つけ出すというものです。ただしこちらは、スタッフは逃げたり隠れたりします。道から外れて森の中に入らないといけないのですが、こんなことができるのも葉が落ちハチなどの危険もない冬ならではの活動ですし、何より森に10回以上来ている子どもたちだからこそ可能なことでした。

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↑ 女子も男子も関係なし!道から外れて、どんどん森の中に入っていきます。探すべき範囲は約5,000㎡ほどの広さです。子どもたちは山狩りのようにスタッフを追い詰めて?行きます。スタッフは結構難しく隠れていたので、なかなか見つかりませんでしたが、一端見つかると逃げる逃げる!子どもたちも森の中をつっきりながら追いかけていました。

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↑ 面白かったのは、道から外れて森の中に入っていく子どもたちが、写真のように入っていったこと。つまり歩きやすいところを見つけて、自然と一列になるのです。こんなところを歩いたのは生まれて初めてという子どももいたでしょうが、そんなことは誰も教えなくてもできるんですね。

この後は、冬ならではの発見や「この森で一番好きなところを地図に○して」などのお題に挑戦し、1時間15分くらいたっぷりと冬の森探検を楽しんでくれました。

年間14回も森に来る学校はこの学校だけです。このような活動も、今年で10年目となりました。最初に森に来た4年生たちは、今では高校を卒業し大学生か社会人になっている年齢です。

学校から森に来るのは今日で終わったけど、またいつでも森に遊びに来てくださいね。

                                        MARU

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