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2011年3月23日 (水)

最後の萌芽更新作業

本日は遊林会の定例活動日。伐採したあとの切株から、ひこばえが出ることを期待して伐採する「萌芽更新」作業をする上では少し時期が遅いですが、今シーズン最後の萌芽更新作業として、クヌギもしくはアベマキの大木を3本(うち2本は大きな二股の木だったのでこれを1本とも数えられますが、実質的な作業は3本でした)伐採しました。

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↑ こちら二股の大木。45cmのチェーンソーのバーがぎりぎり届くという太い木でした。今回もチルホールを使って正確に伐倒し、これによって林床に生えていた多数の幼樹を救うことができました。

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↑ 木は、倒した後の作業のほうがずっと手間がかかります。今回も丁寧に玉切り、枝払いをしました。長さ40cmの丸太に切っても、1つの重さは30kg以上、もしかしたら40kgくらいはあると思いますので運ぶのも大変です。

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↑ 作業後の区域。今シーズンは計20本伐採しました。計測したわけではありませんが、この区域はざっと見て3,000㎡くらいあると思います。一番手前の切株の断面は、リング上に茶色っぽいシミが出来ていますが、これは木が水分をあげているからです。ちゃんと「ひこばえ」が出てきてくれますように!この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ さて、本日の遊林会昼食は一足早いお祭り気分のちらし寿司でした!

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↑ その他も身体に優しいものばかり。一番奥のものは森で育てているシイタケを干しておいたものを炊いたものです。いや~どれもおいしかった!この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ 萌芽更新作業の続きを午後からもした後、残り30分ほどあったので別の作業を実施しました。この萌芽更新区域の向かい側にある林の手入れです。この区域は5年前に皆伐したところで、その時の切株からたくさんのひこばえが育ってきているとともに、以前にドングリの木を植えたことや、落ちたドングリから自然に育った実生苗もたくさん育っていることもあって、間引きが必要な区域となっていました。わずか30分ほどの作業でしたが、遊林会にとっては非常に意味のある作業になりました。

それは、次のような理由からです。

この森で遊林会が作業を初めてもうすぐ丸13年ですが、今までは繁りすぎた木の伐採や伐採したあとに生えてきた先駆種の伐採など、とにかく「木を伐って森を守る」の合い言葉どおりの作業をしてきました。しかし、そろそろ次のステージ、残してきた樹種を選びながら育てていく、「森を育てる」という作業も始めなければなりません。これまでにも少しはそうした作業をしてきましたが、伐らずに残してきた樹種を本格的に間引くという作業は、今日のこの作業が初めてといって良いと思います。そういう意味で、遊林会作業史(?)の中で、今日は少し特別だったと言えます。

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↑ 今朝は少し雪がちらつき、とても寒い朝でした。その後は青空も見え、作業をしているとちょうど良い気候でした。キクザキイチゲはどうなっているかな…と15時頃に見に行くと、1輪だけが花を開いていました。これから咲くつぼみが30以上はあるので、まだこれからが見頃と言えそうです。この写真、クリックすると大きくなります。

まだしばらく、朝は寒い日が続くようですね。

                                      MARU

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