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2011年3月19日 (土)

足踏みしている春

今年は3月13日からキクザキイチゲが咲き始めていますが、先日来の雪ですっかり埋まってしまい、冬に逆戻りです。

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↑ 今日は午後からの陽差しと気温の上昇で多くの雪は融けましたが、森の中の積雪はなかなか融けません。キクザキイチゲの群落のところもご覧の通り。けれど、葉が出ているところの雪はちゃんと融けており、無事に光合成をしているようです。

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↑ 咲いたと言えるキクザキイチゲはまだ1,2輪ほどしかありません。多くのものはまだかたい蕾です。雪の中からしっかりと顔を出すその様子には力強いものがありますね。Nikon D700、Tamron SP AF180mm F/3.5 Di LDで撮影。ISO200、1/500、F/8、ノートリミング。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ キクザキイチゲの近くにはこんなものが。サルノコシカケの仲間が切り株からたくさん生えています。キノコ類は、春の気温の上昇にともない少しずつ出てきていたのですが、この雪でいったん姿が見えなくなりました。しかしサルノコシカケのように「しっかりした」キノコは活き活きとしています。Nikon D700、Ai Nikkor 50mm f/1.2Sで撮影。ISO200、1/2,500、F/4、ノートリミングです。雪の白と切り株の濃い色という輝度差の大きい画面の場合、一昔前のデジタルカメラではどちらかの色がつぶれてしまいましたが、最近は結構粘ります。それでもこの写真の場合、切り株周辺の雪は白がとんでしまっていますが、これは主役のキノコを少し明るく表現するために露出をプラスに補正したからです。

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↑ 雪が積もると、その重みで常緑広葉樹の枝が折れることがあります。今回の雪もやや重かったので何本か細い枝が折れました。ヤブツバキも常緑広葉樹なので折れることがありますが、写真の花が落ちているのは雪と関係なく落ちているものです。ツバキの花は花びら1枚1枚が散るのではなく、花ごとボトッと落ちます。白い雪の上に赤い花が散らされていてきれいでした。ササの刈り跡がなければもっと良かったのですが…

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↑ ウメの花も落ちていました。しかしウメは、普通花びらが1枚ずつ散っていきます。写真のように花ごと落ちているのは花の上に雪が積もったからです。まだ咲ききっていない蕾の状態で落ちてしまったものが周辺にはたくさんありました。

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↑ それでも、まだたくさん花をつけています。この森にある4本のウメのうち、写真のウメは毎年小ぶりな花をつけます。小さな花が散りばめられ、逆光に輝いている様子がとてもきれいでした。Nikon D700、Tamron SP AF90mm F/2.8 Diで撮影。ISO200、1/400、F/8、ノートリミングです。この写真、クリックすると大きくなります。この写真もウメの白と前景・背景の茶や緑が大きな輝度差を生み出していますが、ここは主役のウメの白色を引き立たせるために、露出をかなりマイナスに補正して手前の木の幹や背景の色をつぶしています。

春はまだしばらく一進一退のようですね。

                                       MARU

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