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2011年2月19日 (土)

ヒレンジャクを探して

先日見つけたヒレンジャクの群れは、他のスタッフも見たようで、しばらくは森にいてくれそうです。今日は室内での仕事を午前中に片付け、午後一番にヒレンジャクを求めて森に出ました。

ヒレンジャクはヒヨドリを少し短くして太らせたような大きさで、しかも群れで動くので簡単に見つかるかと思うのですが、そうはいきません。辛抱強い鳥なのか、群れでいても動かずにじっとしていることが多く「動き」を頼りに探そうとしても森の中ではなかなか見つからないのです。ヒレンジャクという野鳥を初めて知った数年前は、「ヒィーヒィー」という独特の鳴き声を頼りに探していましたが、いつも鳴いているわけではありません。しかし、毎年見ていると何となく「感じ」が分かるようになります。今日はおそらくこの辺にいるだろうな、というところにそっと近づいてみると…

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↑ いました!運良く、2羽見つけました。

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↑ 目が慣れてくると、周辺にいるヒレンジャクたちも見えるようになってきました。アップで撮影すると結構派手な鳥なのですが、遠目にはかなり地味な色しか見えないので、動かないと本当に分かりにくいのです。しかも、飛ぶときにまったくと言ってよいほど羽ばたきの音がしません。カメラのファインダーからちょっと目を離したら、もういなくなっていてどこに行ったのか分からないということが何度もありました。

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↑ 今日見つけた群れは10羽前後。こちらも負けずに我慢強くカメラを構えて待っていると、時折数羽が地面付近まで降り立ちます。地面付近まで降りると、周辺を警戒するためか写真のように首を伸ばして周囲を見渡すので、同じ鳥とは思えないくらいスマートに見えます。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ ところで地面に降りて何をしているのでしょうか。それはこちら、リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の青い実を食べに降りているのですね。

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↑ それにしても見事なアイラインです。歌舞伎の隈取りのようにも見えます。

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↑ 最後に群れの写真を。こうやって群れでとまっていても、なかなか気づかないものです。以前は群れの中にキレンジャクが混じっているのを見たこともありますが、今日見たのはすべてヒレンジャクでした。尾の先が赤い(「緋」色)こと、腹が黄色いことなどがヒレンジャクの特徴です。この写真、クリックすると大きくなります。

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↑ おまけと言ってはジョウビタキに失礼ですが、最後に彼の写真を。スタッフの間では「タッキー」と呼ばれています。現在、ネイチャーセンターの事務室のすぐ裏に、伐採したばかりの丸太が積んであり、徐々に薪割りをしているところです。薪を割れば早速タッキーが中の虫を食べに来ています。薪までの距離は窓からわずか3mほど。頻繁にやってくるので、今日は望遠レンズを据えて彼が来るのを待って撮影しました。近くで撮影したので、彼の毛並みもよく写っていますよ。Nikon D700、Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-EDで撮影。ISO250、1/500、F5.6、トリミングありです。

この写真、デスクトップの背景に設定できるように撮影しました。この写真をクリックすると大きくなりますので、その画像の上で右クリックし、「背景に設定」ボタンを押してください。画像が変に拡大されたりするようなら、「画面のプロパティ」を開いて「表示位置」を「中央に表示」に変更してください。

ちなみに本日ヒレンジャクを撮影した時間帯は13:15から14:00まで。この間、同じ場所にずっとこの群れはいました。こちらは動くのを最小限にして、辛抱強く撮影。野鳥を撮影する時にはできるだけ驚かさないようにするとともに、野鳥の方が逃げていってしまうまで近づかないようにし、彼らがまだその場所にいるうちにそっと退散するようにしています。そうしていれば、今度出会った時にもしばらくいてくれるかもしれませんからね。今日もヒレンジャクたちは、14時を過ぎて引き返す時も、まだそこにいました。結構長居するんですね。

明日も天気は良さそうです。

                                    MARU

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