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2011年1月22日 (土)

植物は眠らない

冬になると、落葉樹は葉を落とし休眠すると言われます。しかし、人も眠っているからといって死んでいるわけではないように、植物も活動を停止しているわけではありません。それどころか、私には植物たちは寒い中でも必死に活動しているように思えます。

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↑ 昨日のフォトログでフキノトウのふくらみをお伝えしましたが、3月下旬から咲き始めるシュンランも、花芽を少しずつふくらませていました。シュンランは常緑の葉をつけているので当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、積もった落ち葉の中でよくぞ育っているなあと感心します。

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↑ 高木にクヌギなどのドングリが多い林の下では、ドングリの実生苗がたくさん生えていますが、まだ雪が解けない中でもこうしてきちんと育っています。春には葉を展開させるため、こうしている間にも少しずつ冬芽をふくらませています。

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↑ 2009年の秋、イタヤカエデの大木の周りに生えていたアラカシやネズミモチなどの常緑樹を伐採しました。以降、日当たりの良くなったこの場所にはたくさんの実生が育っています。もともとは、この森に1本しか自生していないイタヤカエデが落とす種が、発芽して育っていくようにと周囲の常緑樹を伐採したのですが、植物たちも必死ですからイタヤカエデよりも、他の多くの樹木の実生が芽を出しています。こちらの写真の中央に写っているのはマルバアオダモの実生ですが、この実生がかなり多いです。ライバルが多い中、少しでも大きくなろうと必死です。

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↑ さて、本日もアカゲラを撮影できました。独特の鳴き声があるので、姿は見えなくともその鳴き声を追って森中歩き回り、やっと出会えました。樹冠の間をぬって撮影したので、昨日よりは近づけたようです。この写真クリックすると大きくなるのですが、くちばしのところをよく見てください。淡いピンク色の長い舌が出ています。つついてはがした樹皮の間に下を差し入れて餌をとっているようですね。

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↑ こちら本日のベストショット。ジョウビタキのように瞳が真っ黒な鳥はかわいく見え、このアカゲラも瞳が黒いのですが、私には顔の模様がなぜが骸骨を連想させます。この写真も、クリックすると大きくなります。

今日は数組の家族連れの姿がありましたが、その他は一日中、静かなひっそりとした森でした。来週はまた小学校がやってきます。

                                    MARU

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