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2010年4月

2010年4月29日 (木)

ゴールデンウィークはじまりました!!

20100429 昨日の天気予報では、あまり良い天気なんじゃないかと言われていた今日ですが、クイズラリーが始まる10時にはこんなにいい天気になりました。 

午前中は、常連組がクイズに挑戦ですhappy01 常連組は、ただクイズを解くだけではありません!!

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クイズを解いている最中に森で繭を見つけてきました。なのでこの繭の中身を分解してみました。この中には、サナギから羽化したときの抜け殻が入っていました。

20100429318 先ほどの繭は、ウスタビガというヤママユガの仲間の繭です。これは、今年の3月18日に撮影したものです。葉っぱが落ちた森の中で一際目立つ鮮やかな黄緑色で、カマス形なのが特徴です。よく、冬の時期に見つけるのですが、もうこの繭の中には誰もいません。6~7月上旬に繭を作り、その中でサナギになります。そして晩秋に羽化するようです。私はこの繭を見たことはありますが、成虫の姿は見たことがありません。(蛾をあまり注目して見たことがないのですが・・・) ちなみに、この繭の下には雨水の排出用の小さな穴があいているんですよ。見つけたら下も見てみてくださいねflair

201004291森をまわるクイズラリーでは、10問中7問以上でプレゼントがありますsign01今回のプレゼントはこの「?ボックス」に入っていますwink さぁ何が入ってるんでしょうねぇ~

そして、その後挑戦できる上級編ですが、15問中7問クリアしたら殿堂入りなのですが、午前中に(クイズ開始約2時間)もうすでに一番乗りがでましたshine 201004293  上級編の問題の中には、森の写真が載っていて、この場所はどこだ??という問題があるのですが、写真を見るなり、「春休みから、上級編の問題になりそうやと目をつけていたところやsign03」と言われてしまいました。完全に読まれてしまったスタッフ・・・ でも、そんな風に森を見ながらまわっているのかぁ~と勉強になりました。夏休みは「えっ??ここどこ??」と思わせるような問題を出してね。Iさんhappy01

午後からは、常連さんや、初めての人、もちろん市内の子どもたちが多いんですが、米原や甲賀、そして今日いちばん遠くから来てくれたのは奈良の天理から来てくれた人たちで大賑わいでした。 5月からはゴールデンウィークも本番??をむかえ、よい天気になりそうなので、引き続き大賑わいの日々が続くはずですsun

さて、昨日の遊林会の後少し森を歩くと、いろいろな花が咲き出していました。その時はカメラを持っていなかったので、今日はお昼休みに少し写真を撮りに森にでかけました。

20100429_2昨日の記事で話しにあがっていたクチナシグサです。とっても小さくかわいらしい花なのですが、地面のすぐ近くで咲くので、気づかずに踏んでしまいそうになってしまいます。  あわいピンクがかなりかわいらしさをアップしているように思いますcute

201004291_2 こちらも、かわいいなぁ~と思うサルトリイバラの花です。サルトリイバラは赤い実や、葉っぱが有名だと思うのですが、花ってあまり注目されない気がしています。確かに花の色は黄緑色であまり目立たないのですが、花びらが光に当たると、光が透き通って光っているようにも見えるんです。

20100429_3 こちらも、サルトリイバラの花です。緑がたくさんの森の中では見つけにくいかもしれませんが、今の時期にたくさん咲いています。サルトリイバラはつる植物なので、葉柄の部分に巻きひげがついています。巻きひげも今年出たてでフレッシュですよgood

20100429_4ヤマツツジは、まだつぼみです。5月に入ると次々に咲き出すかな。

201004291_3 今日はまだ2、3個しか咲いている花が見られませんでした。来月は遊林会の作業日が8日なので、ちょうど満開で真っ赤に染まった森を観察会で紹介できそうです。

さぁ、ゴールデンウィークは始まったばっかりですclover どこに行こうかなぁ~と迷っているのならば、ぜひ遊びに来てくださいねsmile (明日の30日は休館です)

bun

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2010年4月28日 (水)

第4水曜活動日

本日は実に春らしい天気です。森の中を歩くことはもちろん、そよ風に揺れる鮮やかな新緑の木々を眺めているだけでも、すがすがしい気持ちになります。そんな森の中で、今日は遊林会の定例活動を行いました。

朝から小雨が降っていたこともあって人の出足がにぶく、スタッフをのぞくと野外作業班はわずか4人。しかし今日は、以前からの懸案事項であったナラ枯れで枯れてしまった木を2本伐採することにしていたので、スタッフ合わせて計7人で伐採作業をすることにしました。

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↑ 伐採作業中は、ただでさえ人手不足の上に、本日は難しい伐採だったので写真を撮っている暇はありませんでした。とにかく午前中に無事に2本とも伐採を終え、玉伐りをして枝をさばき終えることができました。これは午後からの作業の様子。新緑の森の中、気持ちの良い作業が続きましたが、午後からは急に気温が上がりバテました。

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↑ 第4水曜日名物?超豪華食事。今日は特に豪華でした。

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↑ 中でも今日の「華」はこちら。ちらし寿司です。みんな食事を前に、「今日はまるでお祭りだね~」の声があちこちであがっていました。

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↑ 今日は野外作業班が7人、調理班が7人の計14名が参加したのですが、お昼前に京都大学大学院からこの森に生えているクチナシグサの調査に3人が来訪し、急遽お食事にお誘いしました。目の前に並んだ豪華食事を前に、「ここで作られたんですか!?」と驚いておられました。

クチナシグサの調査は大学院生の方のテーマなのですが、その担当教授も付いてこられました。その人は、何と2001年度にこの森で行っていた7人の先生による多様な里山の講座「里山七彩」の講師のお一人で、「里山と竹を考える」というテーマで竹林の拡大等についてお話いただいた先生だったのです。

私が、「かつて森をご案内した時はすごい勢いで生えていた竹林ですが、今は細い竹しか生えてこないんですよ。根を切ってしまえばまた太い竹が生えるという話があるんですが、どうでしょうか?」とたずねてみると、「どうでしょうね~そのままでも大丈夫だと思うんですが」とのことでした。

これは余談ですが、その先生、私の持っていたカメラを見るなり「マニアですね?」とニヤッとされました。カメラはニコンのデジタル一眼レフカメラD700なんですが、付けていたレンズがAi Nikkor 35mm f/1.4Sという、確かにマニアックな15年以上前に買ったマニュアルフォーカスのレンズでした。今日はすべての写真をそのレンズで撮影したのですが、レンズの味とかどうとかいう以前に、単に最新式のレンズを買うお金がないから使っているのですが…でもこのレンズはとてもお気に入りで、15年以上経った今でも立派に現役です。ちなみに先生はC社の85mmf/1.4をお持ちとのこと。先生も「マニア」だったようです。

さあ、明日から世間はいよいよゴールデンウィーク。5月5日までの間、森は4/30と5/3のみお休みですが、あとは毎日開館し、クイズラリーをしていますよ!大人の方はぜひのんびりと新緑の森を楽しみにおいでください。

                                     MARU

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2010年4月27日 (火)

イベント情報を電波にのせて~

今日は、一日中雨でしたねrain 予定していた学校の来訪も今日は中止になりました。さすがに風もきつかったですもんね。今日の雨と風で森のサクラも散ってしまっているでしょうか?明日は天気が回復するようですね。明日は遊林会の活動日なので、さわやかな青空の下でいい汗がかけたらいいですねぇflair

さて、仕事をはじめてから今日は初めてラジオ(FM815 Radio Sweetさん)取材をうけましたshine 

内容としては、5月に行うイベントの告知です。GWのクイズラリーや、5月15日に行う絵本イベント春の室内楽コンサートについてスタッフの出海・bunが少しですが話させていただいています。 

明日28日の朝8:10~『News! マイタウン』でその様子が流れるようなので、通勤途中やお家におられる方で、東近江市付近にお住まいの方はぜひ耳をかたむけてみてくださいねear

またイベント情報や取材の様子などを、ラジオスウィートさんのブログ(Radio Sweet 81.5 Information Blog)にものせていただけるみたいなので、こちらもご覧になってみて下さい。

bun

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2010年4月24日 (土)

天気が良すぎて静かな森

今朝は寒く、再び冬のマウンテンパーカーを着て出勤です。しかし昼間は真っ青な空が広がる絶好の天気となり、あまりに天気が良すぎてみなさん遠出しているのか、森には思ったほど人が訪れませんでした。こんな日に森に来られている方は、根っからの森好きの方が多いようで、新緑の森の中で誰か倒れている!かと思いきや、はいつくばって植物の写真を撮られている方や、ベビーカーでゆっくりと散策されている方などの姿が見えました。

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↑ 先日のフォトログでも紹介したカスミザクラの大木。一昨日の大雨で散ったかと思いましたが、その後枝先の花が咲いたようで、今日は満開でした。それにしても無茶苦茶多い花つきです。木が弱っている証拠なのか…

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↑ 「モミジの林」ではイロハモミジの花が咲いています。とても小さなかわいい花です。

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↑ 高林管理(背の低い樹木を切って高木を残す管理)をしているところでは、ドングリの実生からたくさんの芽が出ていますが、上層を高木が覆っているために十分な日照が届かず、残念ながらこの芽が大きなドングリの木に育つ確率は非常に低いものです。

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↑ その上層の様子。鮮やかな新緑がとてもきれいです。結構、太陽の光が入る隙間があるように見えますが、あとひと月もするとすっかり葉で覆われてしまいます。

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↑ 上層がある程度覆われていてもしっかり育つ植物もありますが、シャガはそのひとつです。今、竹林の林床できれいに咲いています。

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↑ 毎年5月の連休頃に見頃をむかえるヤマツツジ。この森では高さ3mを超える大きなヤマツツジが一株あり、紅色の花が咲くと実に見事です。昨年は花つきがイマイチだったのですが、今年はつぼみがたくさんついているので楽しみです。

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↑ 生き物の姿もよく見かけるようになってきました。こちら水辺で見かけたイトトンボの仲間。成虫のまま越冬するホソミオツネントンボによく似ています。けれど、ホソミオツネントンボなら昨年のこの時期には既に本来の鮮やかな水色の体に変わっていました(昨年4月18日のフォトログに掲載)。う~ん、何のトンボでしょうか?

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↑ 小さなバッタ、すなわちバッタの幼体も出ています。こちらはキリギリスの幼体。体長は5~6mmほどですが、結構勢いよくジャンプしていきます。クリックすると大きくなります。

明日も朝は寒いですが、昼は絶好の天気のようですよ。ふらっと森のお散歩でもいかがですか?

                                         MARU

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2010年4月23日 (金)

森林環境学習「やまのこ」スタート

滋賀県は個人や企業から森林税を徴収し、その財源をもとに森林に関わる様々な事業を実施していますが、そのうちのひとつに県内小学校4年生の子どもたちに森林環境学習を行う「やまのこ」事業があります。

河辺いきものの森はその「やまのこ」事業を実施する施設のひとつに指定されています。やまのこ事業が始まって今年で4年目ですが、毎年、新年度に入って県下最初の「やまのこ」事業をこの森で実施しており、本日その最初の「やまのこ」を実施しました。

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↑ 一日中、4年生の子どもたちと森の中で楽しく過ごすのですが、森歩きの写真などはなかなか撮れません。午後からの竹工作になってやっと、少しだけ写真を撮れました。こちら切り出しナイフを使って竹箸を作っているところ。今の時代、初めてナイフを持つ子どもたちがほとんどですが、15分もたてばみんなそこそこ使えるようになります。ちなみにこの森の切り出しナイフは毎回砥石で研いでいます。

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↑ さあ、出来映えはどうかな?みんな納得いくまで削ったあとは、いろいろな竹工作に挑戦します。2時間の予定時間はあっという間に経ってしまいます。本日は工作の写真しか紹介していませんが、もちろん午前中に森を歩いたり探検したりという体験をするからこそ、この工作の時間にも意味が出てくるのです。

今年この森では4月から12月中旬まで、23校940人を受け入れします。来訪時期や学校ごとにいろいろなプログラムがあり、いずれも子どもたちには好評だと自負しています。今日も帰り際に子どもがボソッと「もう1回来たいな…」とつぶやいていたのが嬉しかったです。

ところで昨日は、淡路島にある兵庫県立大学大学院(旧・淡路景観園芸学校)から学生15人が校外授業で訪れました。森が正式オープンする前の2001年4月以降、毎年淡路島から日帰りで来訪してくれていて今年で10回目の来訪でした。昨日は一日中大雨が降っていましたが、さすがに熱心な学生さん揃いですから、雨中の午後からの2時間半にもおよぶ野外案内もたっぷりと楽しんでくださったようです。雨がひどかったのでその様子を写真に撮れませんでしたが、しっとり濡れた新緑の森は何とも言えない美しさがあり、最後に林冠トレイルの上から見た森の様子があまりにもきれいだったので、16時に学生さんが帰って16時半から次の学校との打ち合わせがある合間に、林冠トレイルから数枚写真を撮りました。

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↑ 今、本当にいろいろな「色」が見られます。しかも見られる色はその日だけ。今日はまた違う色になっているわけです。クリックすると大きくなります。

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↑ アラカシの新芽の赤さも実に鮮やかです。その後ろには、たくさんの花をつけたウワミズザクラが揺れていました。

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↑ 昨日、いちばん心を奪われたのがこの新緑の様子。背景の常緑樹林のなかに浮かび上がるように生えているクヌギの老木から、眼にしみるほど鮮やかな緑がたくさん出ていて、大きな絵画を見ているようでとても印象的でした。この写真、クリックすると大きくなります。

今日は寒い一日でしたが、森は子どもたちの声で賑やかでした。これから12月半ばまで、賑やかな利用が続きます。

                                           MARU

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2010年4月21日 (水)

うるわしき季節

今日は久しぶりの青空です。森の木々は「何百色もの緑色」になっていて、青空とのコントラストに目がくらみます。地面では、冬の間ねむっていたオオバギボウシやオニユリ、あるいはホウチャクソウなどの新しい葉が次々と開いています。

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↑ 背の高いドングリの木々が多い「交流広場」の様子。明日はまた、今日より少し緑が濃くなるはずです。この写真、クリックすると大きくなるので拡大して新緑の雰囲気をお楽しみ下さい。

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↑ 交流広場の地面には、昨年の秋に落ちたドングリから芽が吹き始めています。まだほんの数センチの高さしかありませんが、なぜか力強さを感じます。

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↑ 近くでは、ヤマブキがきれいに咲きそろいました。鮮やかな黄色の花が、ゆらゆらと風に揺れています。

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↑ ムラサキシキブの新葉は、その芽の出方にどことなくリズムが感じられ、逆光で見ると音符が並んでいるように見えるから不思議です。

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↑ ヤマザクラが終わり、次いでカスミザクラ、そしてこのウワミズザクラが咲き始めました。ウワミズザクラは一般的なサクラの花のイメージとは異なりますが、同じバラ科サクラ属の木です。この花には小さな虫がたくさん訪れます。

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↑ こちらカスミザクラ。この森にはヤマザクラよりもカスミザクラの方がたくさん生えています。どのサクラにしても、植生遷移が進み常緑樹林化しつつあった森の中で、太陽が当たるわずかな上空の隙間を目指して伸びていたサクラだけがかろうじて生き残っていた…という状況です。したがって、この森で「お花見」をするには首が痛くなるほど上を見ながらすることになります。

上の写真、クリックすると大きくなります。写真のカスミザクラは今までスタッフの間でもあまり知られていなかったカスミザクラの巨樹で、ざっと見たところ直径40cm、高さ20mほどありそうです。去る4月17日、一人で森のあちこちを歩いている時に、スタッフさえほとんど入らない常緑樹のアラカシやヤダケなどで覆われた森の区域にゴソゴソと入っていくと、突然このサクラの木と出会いました。その時はまだ花は数輪程度咲いていただけだったのですが、今日見に行くとほぼ満開の咲きっぷりでした。

この木は子どもたちとよく歩く散策路からそれほど遠い位置に生えているわけではありませんが、何しろその周囲がうっそうとしているために、私を含めスタッフも今まで気づかなかったようです。立派なカスミザクラなのですが、前述のように花見をするには首が痛くなるほどで、林冠のわずかなギャップをねらってかろうじて花をつけているという状況です。しかも、木そのものがずいぶんと弱っているようにも見えます。

このサクラを17日に発見した時、その木のそばで10分以上考え込みました。それは、これだけの大きなサクラの木があるにも関わらず誰にも知られていないこと、そして周りがうっそうとしているためこの木の子どもがまったく育っていないという状況を見て「周囲のヤダケや常緑樹を切ってサクラの周囲を明るくするべきか?」ということに対して、この木の周辺は今まで人があまり入っていなかったからノウサギやキツネなど野生動物の退避場所や休息場所に使われているかもしれないからこのまま放置してうっそうとさせておくべきか」という悩みがあったのです。

その後スタッフとも相談した結果、このカスミザクラの南側だけを切って明るくすることで子孫のサクラの実生が芽吹いてくる余地を作り、木の北側はそのまま放置して野生動物の利用場所にしてはどうか、ということになりました。

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↑ このカスミザクラの花です。300mmの望遠で撮ってやっとこの大きさです。クリックすると大きくなります。残念ながら、明日からの雨で散ってしまうかもしれませんが、花が散る前に見せてもらうことができて良かったです。

この森に関わって11年になりますが、わずか15haの森の中でも、いまだに新しい発見をすることがあるのは楽しいことです。

                                         MARU

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2010年4月18日 (日)

東近江じまん 家庭料理大集合!~春の味~

昨日は、愛東マーガレットステーションで行われた「東近江じまん 家庭料理大集合! 春の味」に遊林会も自慢の春料理を出品してきました。
この「東近江じまん 家庭料理大集合!」は、2009年の冬にはじまり、夏、そして今回の2010年春、秋と行われます。(2009年冬の出品の様子はこちら

さて、今回は春の味ということで、どのような料理がふるまれたかというと・・・
201004189 遊林会の料理隊長さんの自慢の筍の炊き込みご飯。 おうちの山で取れた筍が使われています。
森の筍はハチクなので、5月下旬からしか食べることはできません・・・
今食べられている筍はモウソウチクですよね。やはり今が旬とあって、筍を使った料理はたくさんいただくことができました。

201004186 こちらは、切り干し大根の煮物です。こちらも料理隊長さんの作品です。切り干し大根って細ぎりのものしかイメージがなかったのですが、もとは大根ですもんね。シジミと一緒にたかれています。

201004188 次は、山菜のあえものです。 ヤブカンゾウの酢味噌からし和えとノビルの酢味噌和えです。朝に採ったフレッシュ山菜です!!

201004187 そして、これはかなり多くの方が関心をもたれていた遊林会の春の定番料理、山菜のてんぷらです。
特に椿の花のてんぷらはみなさん初めて見たようで、これは食べなくちゃ!と言って多くの方が食べてくださいました。
椿の花の味はというと・・・ どうだったんでしょうか?? 私の感想としては、塩をつけて食べるので、塩の味ですね。
ほかにも、タラの芽・ヨモギ・オオバギボウシの新葉(茎はウルイといいますが)・ミツバ・ノビルのてんぷらを用意しました。
実はこのてんぷら私も揚げるの手伝ったんですが、多くの方に「冷めてもさくさくでおいしいわ~」と褒められました。嬉しいなぁ。

20100418 今回は、料理のお皿のよこに河辺いきものの森のモリモリ図鑑をおいて、植物の説明なんかもしました。

全体の写真を撮り忘れてしまったのですが、今回もどの料理もおいしく、ちょっとずつの試食でしたが、かなりおなかいっぱいになりました。
そうそう!! 全体の料理の中でとってもみんなびっくりされていたのが、「くさぎと金時豆の煮物」です。
くさぎの葉っぱを昨年の5月に採り湯がいて、天気のよい日に2日間天日干しにして
乾燥くさぎを作って保存しておくそうです。その乾燥くさぎをもどして、金時豆と煮てありました。(写真をこちらも撮っていないので申し訳ないのです)
くさぎって・・・ そう森にもある、クサギです。
おそるおそる口に入れてみると、なんとまぁおいしい!! 参加者みんなびっくりしていました!!
その参加者の方に森の図鑑でもクサギを紹介しているので、こんな花が咲く木なんですよと図鑑片手に説明していました。
スタッフで、クサギ食べてみる?? なんて話もあがったのでもしかすると遊林会でも出される時がくるかも!?です。

お手伝いいただいた方、どうもありがとうございました。 bun

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2010年4月16日 (金)

GOGO!ゴールデンウィーク

4月も後半戦に入りましたね。

さてさて、4月の後半から始まるゴールデンウィークのイベント紹介です。

河辺いきものの森 ゴールデンウィーク スペシャルクイズラリー

 ■場所:河辺いきものの森 (滋賀県東近江市建部北町531)

 ■期間:4月29日、5月1日、2日、4日、5日(月曜日は休館日です)

 ■時間:10:00~15:30(12:00~13:00はお昼休みです)

 ■参加申し込み:不要 *当日ネイチャーセンター前で受付をしています

 ■参加費:無料

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森の中に貼ってある10問の問題にチャレンジ!! 10問中7問以上正解ならばプレゼントがあります(プレゼントは森オリジナル *内容は来てからのお楽しみ)!!

さらに、7問以上正解したら今度は上級編にすすめます! 上級編は、大人気のどんぐり鉄砲の的あてや、タケドミノ、地図の場所を探しに行く・・・など、全部で15問!!(*問題の内容は変更する可能性があります) 

ちょうどゴールデンウィークに見ごろをむかえるヤマツツジをはじめ、たくさんの花が咲きほこり、新緑がまぶしいこの季節、クイズラリーに挑戦して森で1日遊んでみませんか??

日差しがきつくなってきますので、帽子やタオルを持ってこられた方がいいです。また森には自動販売機はありませんので、お茶など水分補給できるものも持ってきてくださいね。

では、多くの方が来てくださることを楽しみにしていますnote  bun

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春の雨

今日は午後から冷たい春の雨が降っています。植物がどんどん水を吸い上げるこの時期、森の木々や草花たちはきっと雨を喜んでいることでしょう。雨が降る前に、森を歩いてみました。

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↑ スッポンタケが出ました。久しぶりに見た感があります。いつも同じ場所に発生しますが、いつ見てもギョッとしてしまいます。→その後、森のスタッフF氏からの指摘により、これはトガリアミガサタケではないかとのこと。改めて調べてみると発生時期や形態からそのようです。ということで、これはトガリアミガサタケです。

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↑ コアジサイの芽吹きです。先週の保全作業の時、森に一株だけのこのコアジサイが生えている一角で、切るべき木・残すべき木を見分けながらの作業を行ったのですが、特に残すべき木にマークをしていませんでした。昨日、スタッフが「コアジサイを探したけど見つからなかった」と言っていたので、「もしや切られたのでは…!?」と思い慌てて見に行くと、写真のようにひっそりと残されていました。良かった…私がこの森の中でいちばん好きな花を咲かせる木です。出たばかりの若葉に、同じ色をしたワカバグモがとまっていました。

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↑ 近くにはウワミズザクラの木が多いのですが、そのうちの1本の木には、既に花のつぼみがついていました。この森ではヤマザクラが咲いた後、カスミザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラと続きます。

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↑ 今、森ではいろいろな芽吹きが見られますが、いつ見ても豪快なのがこちらハリギリ。タラノキに似ていますが、トゲの鋭さはタラノキを上回り、葉の出方もニョキッ!という感じで勢いがあります。

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↑ 森に1本だけ生えているイタヤカエデの大木から、たくさんの種子が落ち、周辺で実生苗がたくさん育っています。イタヤカエデの芽吹きは左右対称の美しさがあります。

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↑ この時期、いろいろな種類の芽吹きが見られてとても楽しいです。好きな芽吹きもいくつかありますが、そのひとつがこのコナラ。出始めの頃は細かい毛がびっしり生えていて、光沢感のある葉がとてもきれいです。

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↑ 芽吹きの中でもかなりお気に入りなのがこのシロダモの新葉。黄金色の毛に覆われていて、手触りも抜群?です。個人的には「ウサギの耳」と名づけています。この写真、クリックすると大きくなります。

今日の写真、トガリアミガサタケをのぞいてはすべて森の1箇所(30m四方くらい)だけで撮影できました。少し立ち止まって見ると、いろいろな発見があって楽しいですよ。

                                        MARU

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2010年4月14日 (水)

花咲く森

春も進みましたが、今日はまたずいぶんと寒い一日になりました。しかし緑が日に日に鮮やかになっていくこの季節は、森に出るたびに様子がかわる楽しさがあります。今日は久しぶりに森に出られたので、いろいろな花を探してみました。

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↑ まずはイチリンソウ。今ちょうど見頃で、たくさん花をつけていますよ。この森には2つの群落がありますが、こちら川沿いにある大きな方の群落。陽当たりが良いせいか、花付きも良いようです。イチリンソウの花びら(正確にはガク)は5枚が多いですが、写真中央のものは珍しく6枚あります。

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↑ 栽培植物でもないのに、森の中でイチリンソウのように大きな花をつける植物は少ないです。それだけに、「絵」になる植物ですね。

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↑ タチツボスミレが森のあちこちに咲いていますが、同じような紫の花「キランソウ」も咲いています。この植物の別名「ジゴクノカマノフタ」は、『野草の名前 春』(山と渓谷社)によると「咳、解熱などに、薬効があり、病魔に冒され地獄へ行くはずだった人が、キランソウを煎じて飲むと、病気が治まり、地獄の釜の蓋が閉まって、死ななくなる、という意味でつけられた」とあります。なぜ「生き返り草」とか「病知らず」などの名前にはならなかったんでしょうね?

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↑ 森では先日ヤマザクラが咲きましたが、少し遅れてこのサクラも咲き始めました。この木はスタッフの間ではヤマザクラということになっているのですが、毎年、ヤマザクラにしては咲くのが遅いし、カスミザクラにしては咲くのが早いし…今年はきちんと調べてみようかな。覚えていれば…

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↑ イタヤカエデの花が咲き始めました。早速、ハエかアブの仲間が来ていました。

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↑ 今日、「マムシグサはもう出ていますか」とたずねてこられた方があったのですが、もう少し遅いはずなので「まだでしょうね」とお答えしました。そのあと昨年生えていたところに行ってみると、確かにまだ見頃にはほど遠い状態のマムシグサがあったのですが、その横にはこの写真のように既に伸びているものもありました。せっかくたずねて来てくださった方には申し訳ないことをしました。フォトログをご覧になっていれば、ぜひまたおいでください。

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↑ こちらまだ開花していませんが、ヤマブキももうすぐ咲きそうです。のヤマブキの株は今まで比較的ブッシュ状の林の中でひっそりと咲いていたのですが、この冬に周りの林床整備をして明るくしたので、これから木の勢いが良くなっていくかもしれません。

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↑ あちこちで見られるシュンランは既に盛りを過ぎていますが、やや日陰のところに生えている株はまだきれいに花をつけています。こちら竹林の中に咲いているもの。背景の林床を見ると、他にあまり植物が生えない程度の日照条件だということが分かります。

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↑ 最後に本日の「森の落とし物」鳥の巣です。左はハチクの林の中で私が拾った物、右はハチクの林の付近の道でスタッフK君が拾った物です。『日本の野鳥 巣と卵図鑑』(世界文化社)で調べてみると、左の巣はきっとメジロのもの、右の巣はおそらくカワラヒワのものかな?メジロの巣の周囲にはびっしりとクモの巣がついていました。カワラヒワの巣には綿のような羊毛のような毛が使われているほか、羽毛や樹皮などが使われています。両者ともシュロの毛をメインに使用している他、微量ですがナイロンテープも使われていました。ここ数日の強風で落ちたのか、あるいは他の鳥などに襲われたのか…いずれにしても見事な造形です。この写真、クリックすると大きくなりますので、どんな巣材が使われているか見てみてください。

森にほぼ毎日野鳥を撮影に来ている人によれば、数日前までヒレンジャクが20羽程度来ていたそうですが、もう移動して森にはいないとのこと。今年は一度も見られずに残念でした。

寒さが戻ったためなのか、今年少し森の様子でおかしいことは、クサギカメムシの多くがいまだに十分動けずセンターにとどまっていること。そして、いつもならそろそろ見かけるオオスズメバチをはじめとしたスズメバチ類の女王バチをまだ一度も見ていないことです。森の外では、ソメイヨシノが散り始めているのにコブシが満開になったりと、今年は不安定な気候のせいでいろいろと違うことが起こっているようです。

                                        MARU

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2010年4月 8日 (木)

春休み終了!!

サクラ咲く、今日は入学式ですねcherryblossom

昨日まで森は春休みイベントを行っていたので、子どもたちでにぎやかだったんですが、今日からは少しの間、鳥たちのさえずりがよ~く聞こえる森になります。

昨日は、とっても寒かったのですが、クイズラリー最終日ということで、多くの子どもたちでにぎわいました。

春休みには、毎日行っていたクイズラリーと、イベントを5つ計9回行いました。春休みが始まる前に、クイズラリーの殿堂入りボードを紹介したのですが、その後このボードはというと・・・20100408多くの子どもたちの写真で、タンポポとチョウがわからないくらい埋め尽くされましたhappy01

20100408_7 クイズラリー参加者は、147名shine そのうち、上級編への参加は78名。そしてその78名中、上の殿堂入りボードに写真が載っている(殿堂入りした)のは、52名sign03 上級編15問、全問制覇したのは20名でしたsign03

上級編15問制覇すると、今回は「もりのとりずかん」が完成するんですchick

20100408_2全問制覇した子どもに、きれいに色もぬってもらい写真撮影させてもらいましたcamera 15種類の鳥はシールになっていて、上級編を1問解くごとにシールが増えていきます。ちなみに全てこの森で見られる鳥たちです。

クイズラリーは、ゴールデンウィークでも行います。クイズ、景品、シールなどまた子どもたちに楽しんでもらえるように考えなくっちゃgood

イベントの様子は、MARUさんの写真からも子どもたちがとっても楽しんで、そしてがんばっている姿がわかると思います。本当に子どもたちのさまざまな表情を見ることができた春休みでしたwink

まだ紹介していなかったイベントの様子です。 

たき火にちょうせん!20100408_8

マッチをすったことのない子は初めての経験!! みんなでマッチの練習をした後は、たきぎを拾いに森の中へ。 たくさん拾った枝や葉っぱでがんばって火をつけましたshine 火がついたら、その火を使っておいしいご褒美smile 午前と午後、2回行いましたが両方とも子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきました。

森のげいじゅつか!!

20100408_9 午前中は新1年生~4年生。ボードに思い思いに枝や木、葉っぱを貼って、ステキな作品ができましたnotes 午後からは新5年生~新中1年生。スプーンづくりに挑戦しましたsign01糸鋸や、ナイフ、彫刻刀などいろいろなものを使って作ったスプーン。手が痛くなりながらもがんばって仕上げたね。家でも大事に使ってくれると嬉しいなconfident

森のワクワクたんけん隊!!20100408_10  3才~6才対象のイベント。少し肌寒い日だったけど、いろいろないきものに出会えたね。ザリガニやカナヘビ、カエルにバッタsign01 他にもキノコやドングリもたくさん見つけましたhappy01最後は、森の演奏会note 竹で作った楽器で、カエルの歌を演奏しましたsun

春休みに遊びに来てくれたみなさん、ぜひゴールデンウィークにも遊びに来てくださいね。木には若葉が芽吹き、たくさんの花が見られると思いますbud いきものもこれからたくさん活動し始めますしねsnail

bun

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サクラサク

つい数日前まで、この地域のサクラのつぼみはまだかたかったように思うのですが、ホントにここ数日の間にソメイヨシノは一気に咲きました。この森にソメイヨシノは生えていませんが、山のサクラであるヤマザクラ、カスミザクラ、ウワミズザクラ、そしてイヌザクラの4種類のサクラが自生しています。

通勤途中に見かけるソメイヨシノがあまりに急に咲いたので、まだまだ咲かないだろうと思っていた森のヤマザクラを見に行ってみると、何ともう咲いていました。

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↑ 普通のヤマザクラの花色に比べるとこのサクラは真っ白に見えます。うっそうとした林の中でかろうじて樹高を伸ばし、枝の上の方でやっと花を咲かせている状況ですので、この森では世間一般に言う「お花見」はできません。自然のサクラを愛でる、という感じです。

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↑ レンズを向けていると、普段は警戒心が強いヒヨドリが頻繁にやってきました。何をしているのかとレンズを向けてみると、一生懸命花びらを食べていました。

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↑ これは他の花も咲いているか…と思い見に行くと、イチリンソウが咲き始めたようです。キクザキイチゲとはまた違う趣のあるきれいな花です。

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↑ イチリンソウは、そのつぼみがまた色っぽい。暗い林の中で、ほんのり薄紅色をしているそのつぼみに陽が当たると、はっとするような美しさがあります。

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↑ ところで昨日捕獲したアカネズミ。今日は森に逃がしてあげることにしたのですが、昨日は汚れたプラスチック越しにしか写真を撮れなかったので、逃がす前にじかに撮りました。今日もドングリを入れてあげると、大きなクヌギのドングリにはとりあえず近寄って調べてみるのですが、ドングリ虫が脱出していたせいか、すぐに関心を失ってしまいました。そこで、今の時期でもまだ比較的きれいなアラカシのドングリを入れてやると、早速かじりはじめました。この写真をクリックすると大きくなりますが、大きな口を開いてアラカシのドングリをかじっている様子がわかると思います。

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↑ 見ていると、バリバリとまず外側の殻からむき始めました。このあと、中の部分をポリポリと食べました。この写真もクリックすると大きくなります。

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↑ こちら途中で放棄しましたが、その食べ痕。

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↑ それにしてもアカネズミはかわいいですね。大きな目、体の色、そして何より両手を使って器用にドングリを抱える仕草なんか、とってもかわいいです。この写真もクリックすると大きくなります。

この後、森に返してあげました。この森にはこんなヤツがたくさんすんでいるんですね。

                                        MARU

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2010年4月 7日 (水)

河辺捕り物帳

今朝、ネイチャーセンターの展示ホール内を歩いていると「カサカサ、ゴソゴソ」とナイロン袋をこする大きな音が…。竹炭を入れた袋が積んであるあたりから聞こえてきます。虫のたぐいが出すような小さな音ではないので、これは何かいるぞ、と思いスタッフに言って虫捕り網を持って集合。4人で取り囲み、竹炭入ったカゴを、ひとつずつそ~っとどけていくと…

ネズミです!ネズミくらい放っておいたらいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、職員帰宅後センターは自動警備装置が働くので、センサーが反応すると毎回警備会社が急行することになります。迷惑をかけないためにも、捕獲することにしました。捕獲中の様子は撮影している暇がありませんでしたが、大捕物の結果、見事捕獲に成功!

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↑ こちら捕獲して虫カゴに入れたところ。カゴの側面があまりきれいでないのですっきりした写真ではありませんが、かわいいでしょう?調べてみると、森の代表的な野ネズミである「アカネズミ」でした。本日の写真もネズミの画像に関してはすべてクリックすると大きくなります。

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↑ アカネズミはいわゆる「ネズミ色」ではなく、茶色っぽい(赤っぽい)色をしていて、しかも真っ黒な大きな目をしているのでとってもかわいいです。学名はApodemus speciosusですが、「speciosus」は「美しい」という意味があるそうです。

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↑ アカネズミはドングリを食べることで知られていますので、近くに落ちていたクヌギのドングリを入れてみたら、食べこそしなかったのですがさっそくキュッと抱えました。アカネズミは秋の間にせっせと貯めたドングリを冬に食べるのですが、食べられなかったドングリが春になると芽を出し、条件が良ければそこで生育してドングリの木になるので、ドングリの運び屋として知られています。それにしてもこんな大きなクヌギやアベマキのドングリをどうやって運んでいくのでしょうか。小さなアラカシのドングリなら分かるのですが…何冊かの図鑑を調べても、「ドングリを食べる」と記されているのみでどの種類のドングリを食べるかまでは書いていませんでした。

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↑ か、かわいい…森のネズミを主人公にした いわむら かずお さんの絵本「14ひきの…」シリーズを思わせる顔をしていますが、あのシリーズのネズミは、アカネズミにとてもよく似たヒメネズミの家族だそうです。ヒメネズミとアカネズミがエサの奪い合いをすると後ろ足が大きくジャンプ力に優れるアカネズミが勝つそうですが、アカネズミは木登りが下手なのに比べて、ヒメネズミはとても木登りが上手とのこと。つまり、ヒメネズミはまだ地面に落ちていない樹上のドングリを食べることができるということですね。うまく棲み分けしているようです。

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↑ 今日は冬に戻ったかと思うような寒さだったので、アカネズミの入った虫カゴに落ち葉でも入れてあげようと思ったら…すかさず脱走しました!ちょうどそこへ、春休み最終日のクイズラリーをしにきてくれた常連の子どもたちがやってきたので、「捕まえるの手伝って~!」と大捕物が始まりました。

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↑ ほら、そこそこ! あっ、こっち来た! ちがう、そっちや! さすがにすばしっこいです。屋外なのでもうそのまま逃がしてやっても良かったのですが、こうなるとやっぱり子どもたちにも見せてあげたい!

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↑ 結局、昨日も森に来てくれていた子どもが見事つかんでくれました。「あ~つかまっちゃった…」という顔かな? 森でネズミをつかむなんて経験は私もしたことありません。子どもたちも大喜びでした。かわいいしね。

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↑ この後は落ち葉のふとんに隠れてひっそりとしていました。もちろん、森に逃がしてあげるからね。

アカネズミはいわゆる「ねずみ算」式に大発生するタイプのネズミではなく、『森の野生動物に学ぶ101のヒント』(社団法人日本林業技術協会編 東京書籍)によれば、1ヘクタール当たり「通常10頭ぐらい(多くても40頭ぐらい、最高記録は194頭)」だそうです。この計算によると15ヘクタールのこの森には150頭以上が生息していることになりそうです。

しかし、最大の天敵フクロウもこの森にやってきます。『森の新聞1 野ネズミの森』(今泉吉晴 フレーベル館)によると、フクロウは野ネズミを「少なくとも一晩に10ぴき」「野ネズミがたくさんいると、20ぴきちかくつかまえることもある」とありますから、森に逃がしてやっても厳しい試練が待っています。

ですが、それも自然。この森にとってはフクロウも大切な生き物だし、アカネズミも大切な生き物ですからね。

                                         MARU

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2010年4月 6日 (火)

大きな木と遊ぼう!

春休みも明日で終わり。そんな中、好天に恵まれた本日の森には1日中子どもたちの声が響いていました。多くの子どもたちは、明日で終わるクイズラリーの上級編に挑戦しにきているのですが、今日はもうひとつ、春休み最後のイベント「大きな木で遊ぼう!」を午前と午後の2回実施したので、イベントに参加した子どもたちの声もにぎやかでした。

このイベントは3月25日に実施する予定だったのですが、当日は大雨でやむなく中止になってしまいました。しかし、このイベントは人気のため安易に中止してしまうのは子どもたちにとっても気の毒なので、急遽延期日を設定。参加申し込みのあった方に連絡し、延期日でも参加可能という人を対象に実施したものです。

「大きな木と遊ぼう!」とは、大きな木が何本も生えている森の、ある場所を遊び場に設定し、ロープなどを使って冒険的な遊びをしようというものです。午前中は小学校4年生から中学校1年生まで、午後は小学校1年生から3年生までを対象に実施しました。

ちなみに本日の画像はすべて、子どもたちの楽しさを伝えるためにクリックすると大きくなります。

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↑ 午前中に高学年の子どもたちを対象にしているのは理由があります。それは、遊び場自身も子どもたちの手で作ろうという目的があるからで、高学年が準備した遊び場を使って、午後から低学年の子どもたちが遊べるように企画しています。いくつかのグループにわかれて準備をしましたが、こちらはタケを使った遊びのグループで、使用するタケを伐採するところから始めました。

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↑ 切ったタケの使い道のひとつがこれ。タケの綱?わたりです。他にも割ったタケを使った平均台のようなものも作りました。

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↑ お、お、おちる~!! それほど高くないところに設置しているのですが、それでもスリル満点。たったこれだけのものでも、子どもたちは飽きずに何回も挑戦していました。

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↑ こちらはロープを使った綱わたり。これは午後に低学年が挑戦している様子ですが、このロープを張ったのは午前中に来ていた高学年グループです。

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↑ こちらその高学年たちが挑戦しているところ。このアトラクションは単純なんですが、結構おもしろいんです。

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↑ いろいろなアトラクションの中でも、人気なのはブランコです。大きな木の高い枝から長いロープを垂らして作るので、揺れる弧の大きさが半端ではありません。本日は一人乗りのブランコと二人乗りのブランコを作りました。こちら一人乗り。クルクルまわることもあるのでスリルがあります。

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↑ こちら二人乗り。お尻を乗せるところは森の保全作業で出た丸太を使っているだけですので座っても安定しません。それでも、恐さ半分、やってみたさ半分でみんな挑戦します。

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↑ 慣れてきた子どもたちは、さらにスリルを求めて「もっと強く押して!」となってきます。ロープが長いので、結構な高さまで弧を描き、スピードもあがってきてスリル満点です。

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↑ 空に向かって飛んでいく感じが気持ちいい!

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↑ 午後からの低学年の子どもたちも存分に楽しんでいました。

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↑ 本日はベストショットが2枚ありました。これがその1枚。木々の芽がようやくふくらみかけた春の森に、ブランコが気持ちよく弧を描きます。

ここから下は、ブランコの動きに合わせてカメラを動かしながらシャッターを切る「流し撮り」で撮影。

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↑ お尻を乗せる丸太は凸凹なのでお尻が痛く、しかも水平には結べていませんからとても不安定。それでも、おもしろい!

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↑ この種の遊びに、男の子も女の子も関係ありません。みんな挑戦し、楽しんでいました。

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↑ スピード感あふれるブランコに乗ると、みんな思わず笑顔になります。

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↑ 本日もう1枚のベストショット。風を切り、声が響きます。うぉ~たのしい~!!

それぞれの写真、ぜひクリックして拡大してご覧ください。「流し撮り」は初めて挑戦した撮り方なので大量の失敗写真ができましたが、こうした活動にはぴったりの撮り方です。ちなみに本日のレンズはマニュアルフォーカスの35mm F1.4のみでした。

明日で春休みも終わります。クイズラリーの最終日、ぜひ挑戦しに来てくださいね。

                                         MARU

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2010年4月 3日 (土)

新しい春を迎えて

年度末から年度当初にかけてはまったくといって良いほど森に出られず、ひたすら書類仕事をこなしていました。その間、パッとしない天気が続いていて、1日単位で季節が進んでいくこの時期に「あ~森に行かなきゃ」とソワソワする必要がなかったのは、私にとっては幸いというべきか…しかしこの間にも、森では少しずつですが確実に季節が進んでいました。

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↑ みずみずしく鮮やかな緑が特徴のウバユリの新葉。クルッと巻いた葉が何とも造形的です。

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↑ まだ小さいですが、オオバギボウシの新葉も出てきました。ここから50cmくらいの大きな葉っぱが開くのですから、驚きです。

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↑ 先に挙げた二つの植物は冬にすっかり葉を消す植物ですが、冬でも葉をつけているヤブランも、今の時期に新葉を出しつつあります。四方八方に葉を広げているように生えていますが、出る時はこんな風に出ているのですね。

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↑ 一方、樹木の方も知らぬ間に葉を広げかけています。こちらガマズミの葉。目をつぶって葉をさわってもガマズミだと分かるほど、新葉は独特の手触りをしています。

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↑ こちらウツギ。この森では気づけば残しておくという位置づけの樹木ですが、仮に間違って切ってしまっても、しぶとくまた生えてくる低木のひとつです。

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↑ ツル植物のミツバアケビも葉を出しました。アケビなんて今の子どもたちは食べたことないんだろうなあ。

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↑ まだ葉を開いているのは少数ですが、ムラサキシキブも開き始めています。かわいいですね。

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↑ 樹木の芽吹きの様子は、どんな樹木のものであっても「絵」になると思うのですが、いろいろな樹木の中でも私はこのアカシデのように鋸歯(葉っぱのギザギザ)がはっきりしている樹木の芽吹きが好きです。コナラとかクヌギとか、サクラの仲間など…

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↑ 森ではいろいろな生き物も動いています。今動いている昆虫は、成虫の姿のまま冬越ししたものです。こちらルリタテハ。ルリタテハの「ルリ」は瑠璃色のこと。林の中を素早く飛び回るチョウですが、切り株やベンチの上でたっぷりと日光浴をすることがあります。森のどこかで厳しい冬を越し、今は喜びあふれて飛び回っていることでしょう。

明日の朝も厳しい寒さのようですが、日中の気温はもうあまり下がりそうにないですね。森の外にあるソメイヨシノも、少し花をつけてきました。

新年度に入り、河辺いきものの森に常駐する市役所の体制も大きく変わりました。森に利用者を迎えるという点においては、明らかに負の方向に変わったと言えます。そして、その方向に変わったという認識を持っている人がいそうにないことが、大きな問題です…それでも、この森に来ることを楽しみにしてくれているたくさんの利用者のために、スタッフは今年も獅子奮迅の気持ちです。冷たい仕打ちになんか負けないぞ。

                                         MARU

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