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2009年6月

2009年6月28日 (日)

静かな日曜日

平日は、子どもたちのはしゃぎ声でにぎわっている森も、日曜日はとっても静かです。

そんな静かな森に、来訪者がhappy01 キノコ博士です。真っ白のキノコを見つけたと教えていただきました。

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同じ、キノコなんですがちょっとピントの合ってる場所が違うので2枚載せました。

まだ、出たばかりのキノコなので同定はむずかしいようです。もう少し様子を観察していきたいと思いますdelicious

もうひとり、来訪者の方が。この森のことも詳しく、他の山などにも詳しい、I先生が来られて、

「小指の爪ぐらいのサイズの糞がおちていたんやけど・・・

ウサギより、小さい気が・・・ ムササビとかはこの森にはいないの?」

って聞かれ、「いやぁ・・・ 聞かないですねweep」と答えました。そのあと図鑑で調べてみると、ウサギもムササビも、草食で、糞は繊維質だそうです。なので、ムササビがもしいるのなら、糞だけでもいいから見たい!!と思い、糞が落ちていただいたいの場所を教えてもらったので、探しにいってみました。

しかし、森は広く、糞は小さい。 

結局見つけられませんでしたcrying お話しを聞いたとき、場所まで連れて行ってもらえばよかった。ウサギの糞だとしても、見たことないと思うので、ちょっと見たかったなと、少し心残りです。

20090628 トンボがとまっているのは、オニノヤガラです。もう花も終わってしまいました。

20090628_2 こちらも、花の見頃が少し過ぎたように思えますが、まだまだしっぽのような、オカトラノオです。

午後からは、太陽もさしはじめ、暑さがさらにましてきましたsun そんな暑さをさらに暑く感じさせる、セミの声が・・・ あぁ、夏ですね。まだ梅雨はあけませんが。

そんな中、今が一番キレイなのはこの花です。

200906281_2 ネムノキです。なんだ、この花って毎年思います(笑)

200906282_2 上から見ると、花火のようです。

20090628_3 まだ、つぼみもたくさん見られるので、もうしばらくネムノキの見頃は続きそうですhappy01  bun

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2009年6月26日 (金)

もう夏です

今日も暑かった。初夏という気候ではなく、もうすっかり夏ですね。そんな中でも、今日も子どもたちと元気に丸一日森で過ごしました。

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↑ ツユクサが咲いていました。見た限りでは咲いていたのはこの一輪だけですが、ツユクサと言えばもうすっかり夏の花です。小さな虫がたくさんきていました。

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↑ 森の第2駐車場の近くに、よくわからない大木があって前から気になっていたのですが、その木に花が咲きました。ムクロジかなと思っていたのですが、花の色が少し違います。結局、今日も何の木かわかりませんでした。

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↑ 水辺でトンボを撮ろうと待っていたら、シマヘビが泳いでいきました。動きが速くてちゃんと写真は撮れませんでしたが、ケースに入っていないヘビを写真に撮ったのは初めてです。

今日、すっかり夏だと思った理由のひとつはタマムシが飛んでいたからです。例年は7月に入ってからだと思うのですが、まあ、来週はもう7月ですしね。ちょうど子どもたちと活動をしている時に、ブ~ンと飛んでいきました。産まれて初めてタマムシを見たという子どもが大半でした。

                                         MARU

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2009年6月24日 (水)

蒸し暑い午前

今日は午後からスカッと快晴になりましたが、午前中はすごい蒸し暑さ。定例作業日のため朝からずっと下草刈りや細竹切りを行っていましたが、大量の汗をかいてあまりの不快さに2回も着替えました。

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↑ ツチアケビの花が咲いています。早いなあと思っていましたが、昨年のブログでは6月21日に花の咲いた様子を写真に撮っていましたので、それほど変わりません。

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↑ でも、これは早いのでは?ネムノキがもう咲いています。しかし、昨年のブログでは7月2日にネムノキを紹介しましたが、その時には既にたくさん花が咲いていましたから、案外早くないのかも?

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↑ 昨日のブログで、カルガモの卵が水没していたということを書きましたが、今日もその付近を歩いていると、石の上に羽が落ちていました。この石の上でよくカルガモが休んでいるのですが、他にも数枚、付近に同じような羽が落ちていました。この状況から推察するに、「石で休んでいた今にも卵を産みそうなカルガモの近くに、急に人か敵がやってきてびっくりして卵を産んでしまい、水の中に落ちた」説! まあ、そんなことはないか…

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↑ 同じ水辺には今トンボがたくさん飛んでいます。シオカラトンボ、コシアキトンボ、ギンヤンマ、コオニヤンマ…こちらはクロイトトンボ。左のメスが産卵しているところです。右のオス(たぶん)はひとりぼっちで寂しそうでした。この写真、クリックすると大きくなります。

明日からまた森は小学生で賑わいます。

                                       MARU

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2009年6月23日 (火)

発見ふたつ

今日は梅雨の隙間の蒸し暑い晴れた日となりましたが、おかげで今日の子どもたちは濡れずにすみました。蒸し暑い中、いろいろと森を探検したら、昼休みの間に探検していた子どもが、こんなものを発見しました。

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↑ 見ての通り、卵です。大きさはニワトリの卵より少し小さく、色はうすいベージュというかグレーというか…どこで見つけたのかと聞くと、ネイチャーセンターの裏の川の中に水没していたとのこと。もちろん、誰かが持ってきたゆで卵を落としていったわけではありません。どうやら、カルガモの卵のようです。

この森にカルガモがやってきて数年経ちますが、卵は初めて見つかりました。しかしキツネやヘビ、場合によってはノラネコなどの敵が多い森の水辺に巣は作らないだろうと思っていたのですが、卵を産んだところを見ると、やはり巣を作っていたのでしょうか。

水没していた周辺の陸地を捜索してみましたが、巣らしいところはなし。卵が水没していたのは岸から少し離れた川の中だし、なぜ水没していたのかも分かりません。残念ながら、卵には少しヒビが入っていました。もし、センターの裏にカルガモ親子が登場することになれば、子どもたちの人気者になっていたことでしょう。

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↑ 昼間、子どもたちと森を歩いていてドングリの実生を見つけました。4,5年前に伐採したドングリの切り株からにょっきりと生えていました。切り株は萌芽することなく死んでしまっているので、今頃実生が生えてくるのはおかしいし、そもそも切り株のまん中からひこばえが出ることはないはずです。

タネを明かせば、切り株の中央に大きな穴があいていて、おそらくそこにドングリが落ちたか、子どもがドングリを入れ、それが芽吹いたようです。一種の倒木更新かな?

明日は遊林会活動日。明日も蒸し暑い日になりそうです。

                                    MARU

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2009年6月21日 (日)

梅雨らしい天気

今日はとても蒸し暑く、少し動いただけでじっとりと汗をかくほどでした。昨晩の雨で森はまたみずみずしくなり、緑色がとてもきれいです。

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↑ クマノミズキが咲いています。この森には、愛知川の堤防沿いに生えているほかにはそれほどたくさんなかった木ですが、保全作業をした結果、クマノミズキの若木が林内のあちこちに見られるようになってきました。それらの若木に花が咲き出したのはつい最近のことです。

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↑ 昨晩の雨のせいもあって、花がたくさん落ちました。この白いのはネズミモチの花。落下したところにクモの巣があると、こうやってたくさん花がひっかかり、結構きれいです。

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↑ こちらはムラサキシキブの花。いずれも、巣を水平に張るタイプのクモの巣にたくさんひっかかっています。私たちが見ればきれいだなと思うのですが、巣をはっているクモにとってはえらい迷惑なことでしょうね。

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↑ 写真を撮っていると、「ブ~ン!」とすごい音をたてて森の中をスズメバチが飛んでいきます。カメラやレンズが黒いせいか、結構カメラのまわりにもやってきます。もちろん、何もさからわずにじっとしていますから、しばらく私のまわりを飛び回った後、ハチはどこかへ去っていきます。慣れているとはいえ、あおの音と姿は迫力満点!何回遭遇してもこわいものです。このスズメバチはオオスズメバチだと思うのですが、樹液をなめにやってきていました。

今日のタイトルバナーはカナヘビです。オニユリがたくさん生えている草はらの中で、目を閉じて、のんびりしていました。

                                           MARU

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2009年6月20日 (土)

初夏の花々

本日は地元・湖東信用金庫さんの里山保全作業がありました。2001年からおいでいただいていて、50人もの社員さんが毎年伐採などの作業にきてくださっていますが、近年はますます参加人数が増えて、今日は100人にせまろうかという人数!

作業は、草刈り機持参の方もあって暑い中たくさん汗をかいていただきました。作業だけでもありがたいのですが、さらにありがたいことに、毎年遊林会にご寄付まで頂いているのです。このご寄付を活用して、毎年冬にクリスマスコンサートを開催できています。湖東信用金庫さま、本日も作業&ご寄付、たいへんありがとうございました。

今日は初夏というか、もう夏といっても良い気候でしたが、今の時期の花が見頃です。

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↑ オカトラノオがきれいです。しかし、数年前に草はら広場に一面咲き乱れた様子はもはや見られません。そこには今はススキなどが占拠するようになってきました。オカトラノオは森のあちこちにポツポツと咲いていますが、この写真の場所は森で一番まとまって咲いている場所。この程度になってしまいました。

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↑ ひとつの穂にたくさん花をつけるオカトラノオ。下の方から先に向かって順番に花を咲かせていきます。咲く時期をずらせながらたくさん花をつけて虫を呼ぶ作戦ですね。セセリチョウの仲間が吸蜜に来ていました。

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↑ オカトラノオを真上から見たところ。一体いくつ花が咲くのでしょうね。軽く100は超えていますが、今度暇があったら数えてみよう。

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↑ 斜め後ろから。よく見ると、雌しべの一部が赤色をしているんですね。アリがたくさん来ていました。

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↑ オカトラノオの群落があるすぐ近くに、一昨年苗畑を作りました。愛知川河辺林の特徴的な木でありながら、この森にはあまり少ない「ナラガシワ」というドングリの木の苗畑です。ナラガシワのドングリを拾って実生を育て、昨年芽生えた苗をこの竹で囲んだ一角に植え替えたのですが、今日久しぶりに行ってみると、なんと一面ホタルブクロ畑になっていました!ナラガシワを植える時に丁寧にササ刈りしたり地面を掘ったりしたためのようです。ナラガシワの苗も無事に育っているのですが、植物の適地生存の力はすごいですね。

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↑ 川の中の白い花、バイカモがたくさん咲きました。今日は湖東信用金庫さんの作業と並行して、大津から来た約30人の子どもたちにも対応しました。その付添で来られた大人の方がこのバイカモを見て「毎年、米原にバイカモを見に行っているけど、ここの森の方が近くでゆっくり見られるしいいね」と言って下さいました。2年前には本当にびっくりするくらい川面一面にバイカモが咲いたのですが、昨年は激減、今年はやや復活してこんな感じです。

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↑ 群れて咲く花を、近寄って撮影するのは案外難しいものです。バイカモもそのひとつ。でも、緑と白と少しの黄色が、きれいなコントラストを見せてくれます。

明日はキャンプリーダーの研修会をします。でも、そろそろ梅雨空になりそうですね。

                                        MARU

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2009年6月19日 (金)

暑くても子どもたちで賑やかな森

今日はとても暑い一日でした。そんな中、午前は小学校4年生の来訪、午後は保育園4歳児の来訪と、森は賑やかでした。

両方の校・園とも、今年複数回来訪予定です。4年生は今日で既に4回目、4歳児は今日が1回目でした。4年生の方は、複数回来訪する学校ならではのプログラムとして、森の中を自由に歩いていろいろな16種類の探し物をするということをしたのですが、今日はその探し物のひとつに「MARU(私)を探せ」を入れました。

要するに、「MARUが森の中に入って花や生きものの写真を撮っているのでそれを見つけだしたらクリア!ただしみんなの声や足音が聞こえたらMARUは姿を消す」というルールです。「花や生きものの写真を撮っている」というのもヒントになっていて、つまりそういうものがたくさんある場所(常緑樹林よりも落葉樹林や草はら、水辺など)を探せば良いということです。4回目だから子どもたちはみんな私の顔を知っているし、森のどこを歩けばどんなところに出るかも知っています。だからこそできたプログラムです。

そうは言っても森は15haの広さ。私も見つからないように歩いています。時間は約60分。開始後20分程度は見つかると格好付かないかと思い、たくみに姿を消しました。その間、ちゃんと写真も撮っていたので、その写真をいくつか…

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↑ ムラサキシキブが咲き始めました。とても印象的な名前の木ですが、花も実も上品な紫色できれいです。とは言え、どちらかと言えばムラサキシキブは紫の実の方が有名ですね。

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↑ ホタルブクロは今が盛り。道沿いにたくさん咲いています。今日はこの花を見つけることも子どもたちのお題のひとつでした。

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↑ ヒメコウゾの実もでき始めました。甘くておいしいのですが、針状のものが舌に当たって口当たりは良いとは言えません。子どもたちも後で食べていましたが、やはり後味が悪かったようです。

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↑ 夏の森の中をヒラヒラと飛ぶハグロトンボも飛び始めました。金属光沢がとても美しい。森を歩くと優雅に飛び立ちます。たまに、アゴを開けるのですがこの写真はちょうどアゴを開けたところです。

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↑ 暑い中、アマガエルはご休憩です。水辺にはツチガエルがピョンピョンいますが、やはりアマガエルは森のカエルですね。

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↑ 最後にネズミモチの花が空中に浮いている様子。今、咲き終えたネズミモチの花がたくさん落下していますが、たまにこうしてクモの糸にひっかかって漂っています。妙に心に残る不思議な情景です。

さて、「MARUを探せ」はどうなったか。こちらの目論見通り、20分を過ぎた辺りから私を見つける子どもが現れ始め、最終的に75人ほどのうち20~30人ほどがクリアしました。それほどサービスはしなかったのですが、さすが常連の子どもたち!

この子どもたちは今年度中に少なくともあと9回は森に来ます。もちろん、これに放課後や夏休みに個人的に来る回数を加えると、この1年で子どもたちがどれだけ森のことを心に刻むかが分かろうというものです。

                                        MARU

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2009年6月18日 (木)

森イロ スニーカー②

なんだかかんだで忙しい毎日、なかなか草木染めをのんびりしている暇がありませんaries

なのですが、今日は中学校の作業が始まる前に前回染めたスニーカーの重ね染めを試みましたcatface

といっても前回残しておいたコチニールの液を再度沸騰させて、そこにスニーカーを

浸しただけですbleah

作業の間中浸しておいたので、もとの色にもどりましたnote

前回ブログで紹介して10日もたたないうちに色があせてしまったんですsad

色あせを防ぐ方法をご存じの方があったらご伝授いただきたいのですが・・・aries

あなたの仕事でしょsign03っていわれそうですねcoldsweats01

とりあえず今回は靴用の防水スプレーをしてみます。

今日、紹介したいのはbunちゃんが染めたスニーカーboutique

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どちらもシロツメクサで染めてはりましたdog

手前が鉄媒染。奥がミョウバン媒染ですconfident

鉄の鶸色(ひわいろ)もミョウバンの菜の花色も素敵ですねhappy01shine

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2009年6月17日 (水)

多忙につき…

今週はとても忙しく、写真を撮りに森を歩く時間もありません。火曜に小学校4年生、水曜に中学校3年生その後打ち合わせと会議、木曜も中学校3年生、金曜は小学校4年生と保育園その後打ち合わせ、土曜は企業ボランティア100人!と公民館事業、日曜はキャンプリーダー研修…これと並行して、来週も毎日来る学校のプログラム準備をするなど、なかなかの忙しさです。

そんな中、朝に駐車場から森に向かう道で、こんな出会いがありました。

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↑ 道の上を、のっそのっそと歩いていたセミの幼虫です。生きているセミの幼虫を見るといつも思うのですが、このオレンジ色の眼は外界を観ることができるのでしょうか?それとも光を感じるだけ?まだ森でセミは鳴いていませんが、そろそろ出てくるのかな?それとも昨日の激しい雷雨が関係しているのか?いずれにせよ、誰かに踏まれそうな場所を歩いていたので、そ~っと近くの木の根元に移しました。地面の中で何年も過ごしたのに、成虫になる前に人に踏まれてしまったのではうかばれませんからね。

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↑ これは先日撮った写真ですが、今ノアザミのタネが実っています。タンポポのような綿毛で、それを二回りくらい大きくしたもの。しかしタンポポがパラシュートのように綿毛の下にタネをぶらさげているのに対して、ノアザミのタネは綿毛の中央に付いています。そっと息を吹きかけると、フワ~ッと飛んでいきました。

梅雨入り宣言以来、雨が降ったのは昨日の雷雨のみ。しばらくは降りそうにありませんね。

                                         MARU

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2009年6月13日 (土)

生きもののこといろいろ

本日は遊林会活動日でしたが、気温はそれほど高くないのにとても蒸し暑く、作業には酷な日でした。私たちはカシのひこばえやササ等を退治する作業をしていたのですが、ふと地面を見ると何かのかたまりが…

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↑ フクロウのペリットのようです。拾って帰って撮影しました。フクロウは獲物を丸のみするので、消化できないものをまとめて吐き出し、これをペリットと言います。このあとバラして見たのですが、鳥の頭蓋骨らしき部分が2羽分と、多数の骨、鳥の羽が含まれていました。何の鳥を食べたのかまではわかりません。

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↑ 15時に作業が終わって、また森へ行ってみました。樹液が出ている木の穴をのぞくと、コクワガタがいました。今年はまだカブトムシは見ていません。

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↑ 草はらの中では、脱皮を終えたばかりのクモがいました。脱皮して二回りくらい大きくなっていますね。

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↑ 葉っぱの上には、まだ産まれたばかりのカマキリがいました。カメラを向けると、一丁前にギロッ!とこちらをにらみます。このカマキリは脚や身体がまだら模様になっていますね。

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↑ 先日、手を入れずに放置している竹林の中に入ってみると、不思議な場所を見つけました。この竹林は竹が密生しているので地面に光があまり当たらず、また竹に占拠されていて他の植物も生えていません。したがって林床には竹以外の植物はほとんど育っていないのですが、写真のように、この場所だけ緑が集中して生えていたのです。

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↑ まだ芽が出たばかりなので、種のカラをかぶっていました。かなり大きなタネです。まずはこの上を見上げてみたのですが、こんなタネを落としそうな木はありません。鳥が食べてフンをしたのかと思いましたが、こんな大きなタネの入った植物を大量に食べていつも同じ場所にフンをしにくるとは思えません。ところで何のタネだ?とよ~く見てみると、これは…カキのタネです。

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↑ カキを食べる生きもので、いつも同じ場所にフンをする…タヌキだ!いわゆるタヌキの「溜め糞」というやつですね。あまり人が入らないこの竹藪で、こっそりといつもフンをしていたと思うと、ちょっと微笑ましくあります。しかしこのタヌキ、相当カキを食べましたね。

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↑ おまけ。今日の作業日には、お昼にドクダミの味噌和えが出ました。食べると、確かにドクダミだ…という味がしました。

ところで接写レンズを使っていろいろな植物や生きものを撮影すると、それなりに「絵」になることが多いのですが、標準レンズを使ってイメージ通りに森を撮ることは難しいなあと思っています。森を歩いていると、何気ない森の景色やどこにでもある花や木であっても、「ああ、きれいだなあ」と感じたり、妙に心に残る場面に出会ったりするのですが、そういう時の視点は接写レンズの視点ではなく、多くの場合標準レンズの視点なわけです。だから標準レンズを使えば、その時の様子を撮影できるはずなのですが、それが難しい…写真の腕がまだまだということなのでしょう。

そんなことを考えながら森を歩いているとき、一面に咲くドクダミを見て単純に「きれいだなあ」と感じ、標準レンズの35mmレンズで撮ったのがさっきのドクダミの写真です。ちなみに撮影データはNikon D700 Ai Nikkor 35mm F1.4S 1/640 F2 ISO200 露出補正-0.7 WB晴天 補正・トリミングなしリサイズのみ。今回は結構イメージ通りに撮れたお気に入りの写真になりました。 

                                     MARU

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2009年6月12日 (金)

暑い一日でした

梅雨に入り、昨日、一昨日は雨降りでしたが、今日はとってもいい天気sun

暑い一日になりましたhappy01

今日は、カメラを持って森に、ということはしていないんですが、何気なく森を見ていると、多くのいきものを発見しましたwink 

20090612 あの鮮やかなチョウチョはsign03 ヒオドシチョウだぁsmile 

去年、ネイチャーセンターの壁にサナギを発見し、サナギから出てくるところをばっちり見ようと思い、ちょっと目を離した小一時間の間に羽化していたヒオドシチョウ。

今年も森で見ることができましたshine

200906122 ハネを閉じていると、地味なんだけど・・・

200906123 ハネを開くと、鮮やかで縁に水色の斑がnotes 

このヒオドシチョウは、6月末に羽化して、来年の5月まで生きます。しかし、活動するのは羽化直後の6~7月と、越冬後の3~5月だけだそうです。今日出会えたのは、ラッキーだったのかなhappy01

20090612_2 ネイチャーセンターのデッキには、日なたぼっこしにトカゲがでてきます。この写真のトカゲは、子どものようです。大人のトカゲも今日は見かけたんですが、写真は撮れませんでしたcoldsweats01

20090612_3  この後ろ姿、だれかわかりますか?

鳴き声は「ホーホケキョ」

20090612_4 ウグイスを肉眼で初めて見ましたsign01 とてもいい声で鳴いていたのですが、相手が見つからないのかな?それとも浮気相手を探しているの? ウグイスはオス、メスとも1人の相手という風には決めないみたいですね。 

明日は、遊林会の活動日です。天気はどうなのかな?? 曇りのようですcloud この時間にして、明日の観察会担当のIさんは、大忙しのようです。どんな観察会になるのかな~cloverでは、明日も多くの方の参加、お待ちしていますflair bun

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2009年6月10日 (水)

森イロ スニーカー

コンサートnoteや緑のつどいbudで、今まで染めてきた色見本のスカーフを手放してから

今度は何をしようかなぁと考えていたんですが、、、aries

そんなとき、知り合いの染色家さんが森に遊びに来てくださってheart02

やってみたかったスニーカー染めを相談してみましたhappy01

今回は手始めに、コチニールでピンク色にしてみましたaries

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こんなかんじになりましたaries

かわいいなぁと思って、さっそく職場ではき始めましたboutique

これから梅雨rainなので、色落ちの具合なんかもしっかりチェックしてみようと思っています。

黄色や緑のスニーカーを紹介できる日も近いかも。。。winkshine

caoaries

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2009年6月 9日 (火)

花も実もある

一般的な植物図鑑では、ホタルブクロといえば紫色の花が紹介されていますが、この森のホタルブクロのほとんどは白色です。しかし、毎年紫色の花をつける株が少しだけあり、今年も花をつけてくれました。

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↑ 白を見慣れた私たちにとっては、白いホタルブクロのほうが可愛らしく思えますが、これはこれで上品ですね。

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↑ ネズミモチの花も咲き出しました。この森では問答無用で伐採することが多いネズミモチですが、香りのよい花を咲かせ、虫がたくさんやってきます。

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↑ 上の写真に来ている2匹の虫のうち、上部にいるのはアブなのですが、アップで撮ると黒と青のシマシマのすごい眼をしていました。

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↑ そろそろツチアケビが出ているのですが、昨年発生した場所から少しずれて発生することが多く、今年も昨年の場所とは違うところに出ています。花はまだこれからです。

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↑ 歩いている途中、ふとヤマウルシの幼木が目にとまりました。真上からのぞいてみると、10枚の葉が重ならないよう、測ったように葉を展開している様子がわかりました。すごいですね!

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↑ イロハモミジの種ができていました。まさにプロペラのようできれいです。

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↑ 種にプロペラ状のものがつく植物はよくありますが、こちら変わったところでシナノキ。まだ種は未熟なものしかできていませんが、種がついている軸に、薄緑色の大きなハネのようなものがついていますね。総包葉と言うそうです。この総包葉は秋に実が熟すまで残り、種が軸ごと落下するときに、少しでも遠くに散布できるようついているそうです。いろいろと考えていますね。

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↑ 以前、ブログでシュンランの種子を紹介しましたが、シュンランの種子を見ることは非常に少ないとも書きました。ダメもとで、今年はどうかなと見に行くと、昨年種子ができていたのと同じ株のシュンランから、また新しい種子のさやが伸びていました。たくさんの他のシュンランも見てみましたが、今のところこの株からだけ伸びていました。この株は多産ですね。

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↑ 最後にカナヘビを。森を歩くとあちこちで出会います。これはフキの葉の上で日なたぼっこをしていました。カナヘビは子どもたちの人気者です。

明日は久しぶりに大人の団体さんのご案内です。今は見どころが多いですよ。

                                        MARU

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2009年6月 6日 (土)

さわやかな一日

今、森ではドクダミの白い花がきれいに咲いています。その名前やにおいから、子どもたちには不人気なドクダミですが、ハート型の葉っぱや、白くてかわいい花、お茶にして飲めるし、いろいろな薬効があることから十薬と呼ばれることなどを話すと、ドクダミのことを改めて見直す子どももいます。

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↑ おもしろいのは、そうやってドクダミのことを見直した子どもたちは、その葉のにおいを「くさい」と表現しなくなることです。子どもによっては「いいにおいだと思う!」と言い直す子どもも出てきます。私は、「どれがいいにおいで、どれがくさいかにおいかは人によって違うからね」と言います。知識だけの先入観というのは、かくももろく崩れ去るということです。

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↑ ドクダミの「十薬」が咲く一方、「一薬」になるといわれるイチヤクソウが咲き始めました。林内のあちこちで、少数ずつかたまって咲いています。

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↑ イチヤクソウは背の低い草で、おまけに花を下向きに咲かせるので、その花をじっくり見ることは難しいです。今日はカメラを地面においてマクロレンズで上に見上げながらはいつくばって撮ってみました。こんな花になっているのですね。ちょうど、アリが訪れていました。

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↑ 春にたくさん小さな白い花をつけたクチナシグサ。実が木のクチナシの実に似ているからこう名づけられたとか。それを確かめに行きました。そう言われると、形が似ている気がします。

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↑ ちょうど、弾けているクチナシグサの実がありました。アップで撮ると、小さな種がぎっしり入っていました。

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↑ そろそろウメガサソウも花をつける頃かな、と見に行くと、まだ小さなつぼみでした。つぼみはピンク色ですが、花は白い花を下向きに咲かせます。こちらはイチヤクソウよりも低い位置に花を咲かせるので、イチヤクソウのように撮影するのは難しそうだ…葉っぱの上にコメツキムシの仲間がいました。

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↑ こちらはまだ咲かないだろうと思いつつ、念のためオカトラノオを見に行きました。ぼつぼつ白いつぼみがふくらんできています。色はともかく、虎の尾とはよく名づけたものです。

これから初夏の花がたくさん咲きそうですよ。

                                        MARU

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2009年6月 4日 (木)

夏の花へと2

夏の花といえば、この森ではオニユリやヤブカンゾウのオレンジ色の花を思い浮かべますが、初夏の花は昨日紹介したホタルブクロや、これから咲くオカトラノオ、オオバギボウシなど涼しげなものも多くあります。

その涼しげな花の代表ともいえる花が、本日咲きました。

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↑ バイカモです。川の流れに咲く白い花はとても風情があります。この森では整備当初から、絶滅が危惧されているハリヨを復活させようという狙いもあったので、まずはハリヨの巣材として使われるバイカモを増やそうという計画がありました。そこで、同じ愛知川流域の河川からバイカモを分けていただきました。2年前のバイカモはそれは見事な咲きっぷりを見せましたが、昨年はかなり勢いが衰えました。今年は昨年よりはマシかな…という様子です。

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↑ 川の中に花を咲かせるなんて、本当に生態系の隙間をねらった植物ですね。たくさん咲く様子もきれいですが、ひとつひとつの花もきれいです。

とりあえず今日はバイカモ速報のみ。たくさん咲くといいですね。

                                         MARU

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2009年6月 3日 (水)

夏の花へと

昨年のブログでは6月4日に紹介したホタルブクロですが、今年は本日初めて咲きました。とはいっても、まだ一輪のみです。

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↑ 例年なら、林冠トレイル下の薄紫色の個体から咲き始めるのですが、今年は作業小屋の裏のこの白色の個体が一輪だけ咲き始めました。他のつぼみはまだかたいままです。

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↑ 今日は15時頃まで小学生と過ごしましたが、クイズラリーをしている途中にベンチの上で緑色の幼虫を見かけました。夕方、さすがにもういないかなと思いつつ気になってもう一度見に行くと、移動こそしていましたが、まだ同じベンチの上にいました。どうやらコムラサキの幼虫のようです。コムラサキの幼虫はヤナギ類の葉を食べるのですが、このベンチの近くにはヤナギの木があります。昨年、コムラサキの成虫が目撃されているので、今年も現れてくれるといいなあ。

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↑ ケヤキ広場にあるウメの木に、実ができていました。昨年このウメの木のまわりのカシやササを切ってすっきりしたせいか、今年は昨年より実つきが良いように思います。

そろそろ梅雨入りという声も聞こえてきていますね。今日、森では朝からホトトギスが鳴きはじめました。夏も近い…

                                         MARU

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2009年6月 2日 (火)

祭りが終わり、花も散る

5月31日(日)は大凧まつり&みどりのつどいがありました。朝は雨模様でしたが、その後徐々に回復し、イベントは無事に終了しました。大凧も久しぶりに20分以上飛翔し、森の中からもよく見えました。

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↑ 百畳敷きの大凧が揚がった様子。左の方に曳き綱が伸びており、右側に見えているヒモのような物は「尻尾」です。なかなか写真ではその大きさは伝わりません。

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↑ 祭りは無事に終わりましたが、コアジサイの見頃もそろそろ終わりです。見頃はあっという間に過ぎていきました。青い雄しべの軸や、薄青色の花びらが散り、後には白い星形のガク部分が残っています。それは星のようで、これはこれでまたきれいです。

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↑ コアジサイが散る一方、オニノヤガラが咲き始めました。何度見ても不思議な植物です。

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↑ 花は下から順番に咲き始めます。ひとつの花をアップで撮ってみました。花にはいろいろな種類の小さな虫が訪れています。写っている小さな黒い虫も、このあと袋状の花の中に入っていきました。

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↑ これから咲く花もたくさんありますが、こちらはきれいな薄紫の花をつけるオオバギボウシ。つぼみがずいぶんふくらんできました。

しかしここで、ふと疑問が。オオバギボウシの花はたくさんの花が茎に沿って咲くことで、ひとつの大きな花のように見えます。

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↑ こんな風に咲きますね。これは昨年の6月17日に撮影したオオバギボウシです。ということは、先ほどの写真、いかにも大きなつぼみが一つ付いているように見えますが、実はたくさんのつぼみが集まっているということ。

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↑ これがその正体でした。さや状のものに包まれている薄紫色のものが、ひとつの花のつぼみです。先ほどの写真は、これからまだ上にどんどん軸が伸びていく途中の様子で、この写真のようにつぼみ同士が離れて一つずつ咲いていくというわけです。

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↑ 花もおもしろいですが、今は草はらがとても面白い。実にたくさんの昆虫たちが暮らしています。いずれもミニサイズですから、じっ~と目を凝らさないといけませんが、慣れてくるとたくさんの虫たちを発見できます。こちらはクズのツルの汁を吸うと言われているオジロアシナガゾウムシ。クズの茎の中に産卵もするそうです。すっごいマッチョな身体をしています。

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↑ 産まれて間もないカマキリ。羽はまだ生えておらず、葉から葉へとピョンピョンジャンプして移動していました。こんなに小さくても、自らのカマを使ってエサをとらないと生きていけないのですね。当たり前のことですが、すごいなあと感嘆しきりです。

こちらも負けずに明日からもがんばろう。

                                           MARU

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