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2008年6月

2008年6月26日 (木)

ルビー色の・・・

昨日のフォトログでふれた「ショウジョウトンボ」が撮れました。

目までルビー色の、美しいトンボです。

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図鑑によると、ショウジョウは「猩々」と書くらしく、これは中国の空想上の怪獣のことで、赤い髪をしているとのこと(今森光彦『水辺の昆虫』山と渓谷社より)。

猩々は人のような猿のような・・・といろいろな姿で語られ、オランウータンの和名は猩々というようです。いずれにしても猩々は、赤い髪をもち、酒好きの生き物。アルコールに寄ってくる目の赤いショウジョウバエも、この猩々をいうそうです(以上、Wikipedeiaより)。

赤い髪はともかく、遊林会にも酒好きの生き物はたくさんいますね・・・

                                               MARU

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2008年6月25日 (水)

水辺はにぎやか

6月ももう終わり。しっとりとした緑が美しい森ですが、その中を流れる水辺ビオトープも華やかな季節です。

まずは、バイカモが咲き始めました。昨年は見事な大群落を見せ、写真を撮りに来る人もたくさんいました。今年もまずまず、というところだと思いますが、川べりに茂っているドグダミなどが川面を覆っているので、少し見にくいかも。それでも、やはりバイカモはきれいです。

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バイカモといえばハリヨ。バイカモを巣材にして子育てをするこの魚は、今はまだ非常に小さく、なかなか見つけるのが困難ですが、今日はなぜかたくさん目に入りました。

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地味なところで、イチョウウキゴケ。水に浮くコケです。水田に普通に見られていたものが、最近は少なくなってきており、環境省のレッドデータブックには準絶滅危惧種に指定されています。しかし、滋賀県のRDBではその名すら出てこず、まだ普通に見られるようで、この森でも増えています。

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それから、トンボがにぎやかです。イトトンボの仲間やシオカラトンボ、ハグロトンボなどの「常連」に加え、オニヤンマ、ギンヤンマ、ウチワヤンマなども飛んでいます。

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↑ シオカラトンボより青みが濃いオオシオカラトンボ。

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↑ ハグロトンボ。今はまだ森の中に多くいますが、成熟してくると水辺に出てきます。

アメリカザリガニがたくさんヤゴを食べるというので、2年前の夏からザリガニつかみ大会をしていますが、その成果が出てきているのか、今年は昨年見られなかったショウジョウトンボやコシアキトンボも見られるようになりました(写真は撮れず・・・)。

トンボはどこか人を夢中にさせるところをもっていますね。

                                            MARU

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2008年6月21日 (土)

梅雨の森

昨晩は激しい雨が降りましたが、今日の昼間はわずかに晴れ間も見え、野洲から訪れた団体さんを何とかご案内することができました。

そうかと思うと、また雨が降ってきてなかなか外に出られなかったのですが、団体さんを案内していると、写真を撮るべきものがたくさんあることに気づいたので、いざ森へ。

まずはムラサキシキブ。きれいに咲き始めています。遠目には地味な花ですが、近くでみると上品な色と形の花です。

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次にツチアケビ。今年は比較的たくさん出て、なかなか見応えがあります。

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ツチアケビにも花が咲き始めました。じっくり見たのは初めてです。

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最後はホタルブクロ。ホタルブクロは既出ですが、花は普通茶色になってしぼみ腐っていきますが、どうやらたくさん雨が降った時に腐り始めた花は、脱色して透明になるようです。

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これほど形よく残っているのは稀です。まるでガラス細工のようです。

                                        MARU

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2008年6月14日 (土)

定例活動日丸10年

本日は遊林会定例活動日。実は今回の活動で、丸10年を迎えたという記念すべき活動日だったのですが、名より実を取る遊林会は本日もいつもと変わらぬ活動を行い、記念の会はまた次にでも・・・ということになりました。

作業前の恒例の観察会は、約1時間じっくりと森を楽しみましたが、最初に観察した子どものハリヨの小さかったこと!結構、たくさんすんでいそうでホットしました。

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↑ 上にいるのがハリヨ、下がメダカです。こんな小さなハリヨを、通称カッパ氏は水草の中から見つけ出すのですからたいしたものです。

本日の観察会では脇役でしたが、今年たくさん出たオニノヤガラを、京都大学の学生さんが調査目的のために採取しにこられました。きれいに根塊から採取されたので、写真を撮らせてもらいました。

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↑ 長さは150cmくらいだったでしょうか。葉緑体を持たずにナラ菌に寄生して栄養をとっています。菌類に寄生して生きているこの植物に、もぐり込んで栄養をとっている虫がいるらしく、その調査のために採取されました。そもそも菌類も何かに寄生しているのですから、寄生している菌類に寄生している植物に寄生する虫…ということになります。上には上がいるものです。

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↑ 根の部分。根は立派なイモのようです(細根などは無い)。この根でどうやって菌類から栄養をとっているのでしょうか?不思議な植物です。

最後に本日のお気に入りの1枚。じっくり火を見ていただいたお陰で、おいしいご飯が炊きあがりました。

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                                            MARU

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2008年6月 8日 (日)

よく似ていますが

ホタルブクロのような花らしい花もあれば、地面にひっそりと咲く地味な花もあります。

このイチヤクソウは、特徴的なぶ厚い葉っぱの間から姿勢良くすっと伸びる茎の先に、可愛らしい花を下向きにつけ、やや日陰の林内にひっそりと咲いています。

今ちょうど見頃なのですが、普通に歩いていて咲いていることに気がつかなくても、一度目にすると「あ、あそこにも。あれ、こんなところにも・・・」と、結構目に入ってくるから不思議なものです。

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次はウメガサソウ。イチヤクソウを小さく縮めたような感じですが、それもそのはず、同じ「イチヤクソウ科」です。この森ではイチヤクソウとよく似た環境に生育しています。ウメガサソウは生育地が限られた植物で、この森でも一角にしか見られません。

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ウメガサソウは、葉っぱがよく似たテイカカズラに囲まれて生えているので、花が咲いていないとなかなか区別ができません。でも、よ~く見ると違いがわかります。

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右がウメガサソウの葉、左がテイカカズラの葉です。ウメガサソウの葉には細かく鋭い鋸歯がありますね。ちなみにウメガサソウは常緑小低木とのこと。草じゃなくて木!同じくらいの小ささでよく似た環境に生えるヤブコウジも常緑小低木です。

                                               MARU

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2008年6月 4日 (水)

花と生きものと

今日はカメラを手にする時間が少しあったので、森へ。

ホタルブクロが咲いていました。この森のホタルブクロは白色ですが、ごくわずかに、写真のような紫がかった個体が咲きます。白色の個体はまだほとんど咲いていません。

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カラスザンショウの木にアゲハの幼虫が。人間にはとてもくさい木なんですが、アゲハの仲間はこの木が大好きですね。アゲハの幼虫は愛嬌のある姿です。

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↑ このトゲどうやって乗り越えよっかな~coldsweats02

最後はカナヘビ。木を垂直によじ登っていました。こちらを見つけたので本来なら飛び降りて逃げるところですが、結構高いところまで登っていたので、飛び降りることもできず・・・しばらくかたまっていました。

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↑ み、みるなよ・・・早くむこう行けよsign03

森は楽しいです。                            MARU

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2008年6月 3日 (火)

この花だけは・・・

最近、団体対応や準備で忙しく、毎日重さ10kgのカメラ機材を持ってきているにも関わらず、カメラをバッグから出す暇もなく、「あ~今日も撮れなかった!」という日々が続いていました。

今日も1日「やまのこ」事業で小学校4年生のお相手をしたあと、今度来る幼稚園とたっぷり1時間打ち合わせ。そして明日の団体の準備・・・とカメラを出す暇がなかったのですが、この時期どうしても撮りたい花がありました。

それはコアジサイ。

既にcaoさんが写真をアップしていますが、この花の咲く姿は、その色とともに本当に美しく、しかも森に1株しかないので、時期を逃すと撮れません。

さっき、愛子さんの「コアジサイきれいに咲いてるよ!」との声を聞き、いてもたってもいられず、夕方5時半過ぎ光線の具合はよくなかったのですが、何とか撮ってきました。

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華やかですが、どこか清楚。鮮やかですが、どこか落ち着いている。そんな花です。

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写真にしてしまうとどうとこいうことはないのですが、レンズを通してこの花のアップを見ると、小宇宙をのぞいている気分になります。

森の中に、自然にこんな花が咲いている様子は、まるで奇跡のようです。

                                          MARU

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